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公開番号2024089396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204736
出願日2022-12-21
発明の名称情報処理装置及び情報処理プログラム
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240626BHJP(制御;調整)
要約【課題】より効果的に、二酸化炭素の排出量に関する情報を把握することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを得る。
【解決手段】情報処理装置10は、同一の建設現場で用いられる複数の建設機械による二酸化炭素の排出量の算定に用いる算定情報を取得する取得部11Aと、取得部11Aによって取得された算定情報を用いて、上記複数の建設機械によって排出される二酸化炭素の総量に関する総量情報を導出する導出部11Bと、導出部11Bによって導出された総量情報を提示する提示部11Dと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
同一の建設現場で用いられる複数の建設機械による二酸化炭素の排出量の算定に用いる算定情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記算定情報を用いて、前記複数の建設機械によって排出される前記二酸化炭素の総量に関する総量情報を導出する導出部と、
前記導出部によって導出された前記総量情報を提示する提示部と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記算定情報は、対応する前記建設機械における、稼働によって二酸化炭素が排出される部位の稼働期間を示す情報である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記部位の不要な稼働を検出する検出部を更に備え、
前記提示部は、前記検出部による検出結果を更に提示する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、異なる複数の建設現場から前記算定情報を取得し、
前記導出部は、前記取得部によって取得された前記建設現場の各々毎の前記算定情報を用いて、当該建設現場の各々毎の前記総量情報を導出し、
前記提示部は、前記建設現場の各々毎の前記総量情報を比較可能に提示する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記導出部は、前記算定情報を含む情報を入力情報とし、前記総量情報を出力情報として予め機械学習された人工知能によるモデルを用いて、前記総量情報を導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記入力情報は、前記建設現場における建設物に関する情報を含む前記算定情報であり、
前記出力情報は、新たな建設現場における建設に伴う前記総量情報、又は建設が終了した建設現場における前記総量情報である、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
同一の建設現場で用いられる複数の建設機械による二酸化炭素の排出量の算定に用いる算定情報を取得し、
取得した前記算定情報を用いて、前記複数の建設機械によって排出される前記二酸化炭素の総量に関する総量情報を導出し、
導出した前記総量情報を提示する、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、建築生産における脱炭素に向けた活動は社会的責務とされており、建設現場におけるCO

排出量の把握及び具体的な削減活動が強く求められている。
【0003】
従来、建設現場におけるCO

排出量の把握は、サンプリングした建設現場を対象として調査シートを配付し、手作業で入力を行っている。そのため、入力及び集計作業に多大な労力がかかる割には、精度が非常に粗いものとなっており、現状把握ができてないことから、CO

削減活動に繋げられていない。
【0004】
従来、この問題を解決するために適用することができる技術として、以下の技術があった。
【0005】
特許文献1には、各事業者の排出する二酸化炭素量をタイムラグなしに容易に算出することを目的とした二酸化炭素排出量算出方法が開示されている。
【0006】
この二酸化炭素排出量算出方法は、二酸化炭素排出を伴う事業を実施する一又は複数の事業者の排出する二酸化炭素量を算出する二酸化炭素排出量算出方法において、前記一又は複数の事業者それぞれの二酸化炭素排出に係わる少なくとも一つのエネルギーの使用量又はそれに対応する量を計測するステップと、前記使用量又はそれに対応する量を通信回線を介してサーバに定期的に送信するステップと、前記サーバにおいて、前記使用量又はそれに対応する量に基づいて二酸化炭素排出量を算出するステップと、を備える。
【0007】
また、特許文献2には、工事の二酸化炭素排出量を簡便に推定することを目的とした二酸化炭素排出量推定システムが開示されている。
【0008】
この二酸化炭素排出量推定システムは、工事の二酸化炭素排出量推定システムであって、要素と二酸化炭素排出係数とを関連付けた二酸化炭素排出係数マスターテーブルと、工事および工事に関連する各要素の単位数量あたりの標準数値からなる積算マスターテーブルとを格納する記憶部と、少なくとも1つの工事名称およびその数値を含む対象工事情報を取得する取得部と、を備える。また、この二酸化炭素排出量推定システムは、前記対象工事情報に基づき、前記積算マスターテーブルを参照して、少なくとも1つの要素およびその数量を含む工事詳細データを作成する作成部と、前記作成した工事詳細データに含まれる少なくとも1つの要素およびその数量に基づき、前記記憶部に格納される二酸化炭素排出係数マスターテーブルを参照して、二酸化炭素排出推定値を算出する算出部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2001-183186号公報
特開2010-204740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示されている技術は、同一の建設現場における二酸化炭素の排出量の総量に関する総量情報を得るものではないため、必ずしも効果的に、二酸化炭素の排出量に関する情報を把握することができるとは限らない、という問題点があった。
(【0011】以降は省略されています)

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