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公開番号2024075312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186680
出願日2022-11-22
発明の名称ロボット管理システム
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G05D 1/43 20240101AFI20240527BHJP(制御;調整)
要約【課題】点検に利用可能なロボットを緊急時に適切に運用することを可能とする。
【解決手段】本開示に係るロボット管理システム10は、防爆対応ではない第1のロボット14と、防爆対応の第2のロボット15と、ロボット管理装置11と、を備える。ロボット管理装置11は、プラントの防爆エリアにある複数のエリアのうちの少なくとも1つのエリアに異常があったことを示すアラームを取得すると、プラントの非防爆エリアに第1のロボット14を出動させて、アラームが発生した少なくとも1つのエリアを第1のロボット14に撮影させ、第1のロボット14が撮影した画像データの解析結果に基づいて、少なくとも1つのエリアのそれぞれのエリアについて異常の程度を示す注目度を特定し、注目度が所定の閾値以上であるエリアを撮影するように、プラントの防爆エリアに第2のロボット15を出動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プラントの状況を点検可能なロボット管理システムであって、
防爆対応ではない第1のロボットと、
防爆対応の第2のロボットと、
前記第1のロボット及び前記第2のロボットを制御するロボット管理装置と、を備え、
前記ロボット管理装置は、
前記プラントの防爆エリアにある複数のエリアのうちの少なくとも1つのエリアに異常があったことを示すアラームを取得すると、
前記プラントの非防爆エリアに前記第1のロボットを出動させて、前記アラームが発生した前記少なくとも1つのエリアを前記第1のロボットに撮影させ、
前記第1のロボットが撮影した画像データの解析結果に基づいて、前記少なくとも1つのエリアのそれぞれのエリアについて異常の程度を示す注目度を特定し、
前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを撮影するように、前記プラントの防爆エリアに前記第2のロボットを出動させる、ロボット管理システム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
請求項1に記載のロボット管理システムにおいて、
前記ロボット管理装置は、
前記第2のロボットに前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを撮影させる際、通常のルートで前記第2のロボットを移動させ、
前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを通過する際は当該エリアを撮影させ、前記注目度が所定の閾値未満であるエリアを通過する際は当該エリアを撮影させない、ロボット管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載のロボット管理システムにおいて、
前記ロボット管理装置は、
前記第2のロボットに前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを撮影させる際、前記注目度が所定の閾値以上であるエリアのみを通過するルートを生成し、
生成した前記ルートに沿って前記第2のロボットを移動させて、前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを撮影させる、ロボット管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載のロボット管理システムにおいて、
前記ロボット管理装置は、前記注目度が所定の閾値以上であるエリアのみを通過するルートとして、前記注目度が高い順に移動するルートを生成する、ロボット管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載のロボット管理システムにおいて、
前記第1のロボットは、防爆対応ではないドローンであり、
前記第2のロボットは、防爆対応のドローンである、ロボット管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ロボット管理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、プラントなどの設備の点検を、人手で行うのではなくロボットで行うことが普及しつつある。この場合、ロボットとしてドローンが使用されている場合もある。
【0003】
特許文献1は、点検などに利用可能なドローンの予約を管理する予約管理装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6765732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ドローンは、災害などの緊急時において災害の様子を確認することに用いることができるため、有用である。
【0006】
特許文献1は、災害信号又は緊急避難信号を受信した場合に、既に受け付け済みのユーザからのドローンの予約リクエストをキャンセルすることを開示している。これにより、緊急の場合にドローンを活用することが可能となる。
【0007】
しかしながら、特許文献1は、緊急の場合にドローンをどのように活用するかは開示していない。
【0008】
そこで、本開示は、点検に利用可能なロボットを緊急時に適切に運用することを可能とするロボット管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
幾つかの実施形態に係るロボット管理システムは、プラントの状況を点検可能なロボット管理システムであって、防爆対応ではない第1のロボットと、防爆対応の第2のロボットと、前記第1のロボット及び前記第2のロボットを制御するロボット管理装置と、を備え、前記ロボット管理装置は、前記プラントの防爆エリアにある複数のエリアのうちの少なくとも1つのエリアに異常があったことを示すアラームを取得すると、前記プラントの非防爆エリアに前記第1のロボットを出動させて、前記アラームが発生した前記少なくとも1つのエリアを前記第1のロボットに撮影させ、前記第1のロボットが撮影した画像データの解析結果に基づいて、前記少なくとも1つのエリアのそれぞれのエリアについて異常の程度を示す注目度を特定し、前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを撮影するように、前記プラントの防爆エリアに前記第2のロボットを出動させる。このようなロボット管理システムによれば、点検に利用可能なロボットを緊急時に適切に運用することが可能である。
【0010】
一実施形態に係るロボット管理システムにおいて、前記ロボット管理装置は、前記第2のロボットに前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを撮影させる際、通常のルートで前記第2のロボットを移動させ、前記注目度が所定の閾値以上であるエリアを通過する際は当該エリアを撮影させ、前記注目度が所定の閾値未満であるエリアを通過する際は当該エリアを撮影させなくてもよい。これにより、正常に移動できることが定期点検などにおいて確認されているルートで移動することができ、緊急時においても安定した移動をすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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