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公開番号2024089381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204715
出願日2022-12-21
発明の名称情報処理方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20240626BHJP(計算;計数)
要約【課題】給電元車両のバッテリにとって優しい給電が行われることを促す。
【解決手段】情報処理装置1による情報処理方法であって、給電先車両の車両データを収集して、給電先車両のバッテリの状態を評価することと、評価結果から、バッテリの充電に必要な期間及び費用の少なくとも一方を算出することと、給電先車両に対し給電を行う給電元車両を決定することと、給電先車両のユーザによる充電方法が、給電元車両のバッテリの劣化を低減させる充電方法であると判定すると、給電先車両のユーザにインセンティブを付与することと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置による情報処理方法であって、
給電先車両の車両データを収集して、前記給電先車両のバッテリの状態を評価することと、
評価結果から、前記バッテリの充電に必要な期間及び費用の少なくとも一方を算出することと、
前記給電先車両に対し給電を行う給電元車両を決定することと、
前記給電先車両のユーザによる充電方法が、前記給電元車両のバッテリの劣化を低減させる充電方法であると判定すると、前記給電先車両のユーザにインセンティブを付与することと、
を含む、情報処理方法。
続きを表示（約 580 文字）【請求項２】
請求項１に記載の情報処理方法において、
充電方法の複数の選択肢を前記ユーザに提示して、１つの選択肢に対する選択を受け付けることと、
前記ユーザによって選択された充電方法が、前記給電元車両のバッテリの劣化を低減させる充電方法であるか否かを判定することと、
前記選択された充電方法が、前記給電元車両のバッテリの劣化を低減させる充電方法であると判定すると、前記ユーザにインセンティブを付与することと、
を含む情報処理方法。
【請求項３】
請求項２に記載の情報処理方法において、
前記充電方法の複数の選択肢は、急速充電及び通常充電を含み、
前記給電元車両のバッテリの劣化を低減させる方法は前記通常充電である、
情報処理方法。
【請求項４】
請求項１に記載の情報処理方法において、
前記インセンティブは、電気代の割引、レンタカー代の割引、リース代の割引、又は、ポイントを含む、情報処理方法。
【請求項５】
請求項１に記載の情報処理方法において、
前記給電先車両の位置に、第２のユーザにより運転される第２の給電先車両が到着したと判定すると、前記第２のユーザにインセンティブを付与すること、
を含む、情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理方法に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、自車両への給電要求をアプリ上で行うと、給電車両が駆け付けて自車両へ給電を行うサービスが知られている（例えば非特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
NIO LIMITED、“NIO Power”、［online］、令和４年、［令和４年１２月１４日検索］、インターネット＜URL：https://www.nio.com/nio-power＞
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記背景技術では、給電元車両のバッテリにとって優しい給電が行われないことがある。
【０００５】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、給電元車両のバッテリにとって優しい給電が行われることを促すことにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、
情報処理装置による情報処理方法であって、
給電先車両の車両データを収集して、前記給電先車両のバッテリの状態を評価することと、
評価結果から、前記バッテリの充電に必要な期間及び費用の少なくとも一方を算出することと、
前記給電先車両に対し給電を行う給電元車両を決定することと、
前記給電先車両のユーザによる充電方法が、前記給電元車両のバッテリの劣化を低減させる充電方法であると判定すると、前記給電先車両のユーザにインセンティブを付与することと、
を含む。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一実施形態によれば、給電元車両のバッテリにとって優しい給電が行われることを促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報処理システムの概略図である。
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
ユーザ端末及び作業者端末のそれぞれの構成を示すブロック図である。
車両ＤＢ(database)のデータ構造を示す図である。
ユーザ端末に提示される画面例を示す図である。
情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、本実施形態の情報処理システムＳの概略図である。情報処理システムＳは、ネットワークＮＷを介して互いに通信可能な情報処理装置１とユーザ端末２と作業者端末３とを含む。ネットワークＮＷは、例えば移動体通信網、固定通信網、又はインターネットを含む。
【００１０】
ユーザ端末２はユーザＰによって操作される。ユーザＰは給電先車両ＳＶを運転し、又は給電先車両ＳＶに乗車する。作業者端末３は作業者Ｗによって操作される。作業者Ｗは給電元車両ＭＶを運転し、又は給電元車両ＭＶに乗車する。給電元車両ＭＶは、ユーザＰからの給電要求に応じて、方向Ａのように給電先車両ＳＶの位置に移動する。この移動は例えば、駆け付けと称される。給電元車両ＭＶは、給電元車両ＭＶから給電先車両ＳＶへ電力を供給する。
（【００１１】以降は省略されています）

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