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公開番号2024086477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201621
出願日2022-12-16
発明の名称温度推定システム、温度推定方法及び温度推定プログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A01G 7/00 20060101AFI20240620BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】温室の外部に対して温室内の温度を報知することができると共に、このための設備投資の増加を抑制することができる温度推定システム、温度推定方法及び温度推定プログラムを得る。
【解決手段】温度推定システム10は、ビニールハウス18の近傍に駐車された車両22の車室22A内の温度を測定する車室内温度計14と、車室22A内の温度とビニールハウス18内の温度との相関に基づく温度推定モデルを備え、車室内温度計14から取得した温度情報を温度推定モデルに入力することでビニールハウス18内の推定温度情報を出力可能な温室内温度推定部36とを有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
温室の近傍に駐車された車両の車室内の温度を測定する温度測定部と、
前記車室内の温度と前記温室内の温度との相関に基づく温度推定モデルを備え、前記温度測定部から取得した温度情報を当該温度推定モデルに入力することで当該温室内の推定温度情報を出力可能な温室内温度推定部と、
を有する温度推定システム。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
気象予報情報を取得可能な気象予報情報取得部をさらに備え、
前記温室内温度推定部は、前記気象予報情報から得られた所定時刻における予想気温を前記車室内の温度として前記温度推定モデルに入力することで前記温室内の温度が所定の温度となる予定時刻を予測して前記推定温度情報として出力する、
請求項1に記載の温度推定システム。
【請求項3】
前記車両に設けられると共に前記温度測定部で取得された前記車室内の温度情報を携帯端末に送信可能な通信部をさらに備え、
前記温室内温度推定部が前記携帯端末に設けられている、
請求項1又は請求項2に記載の温度推定システム。
【請求項4】
前記温室内温度推定部が前記車両に設けられ、
前記車両に設けられると共に前記推定温度情報を携帯端末に送信可能な通信部をさらに備えている、
請求項1又は請求項2に記載の温度推定システム。
【請求項5】
温室の近傍に駐車する車両の車室内の温度を測定し、
前記車室内の温度と前記温室内の温度との相関に基づく温度推定モデルに前記車室内の温度情報を入力することで当該温室内の温度を推定する、
温度推定方法。
【請求項6】
少なくとも1つのプロセッサに、
温室の近傍に駐車する車両の車室内の温度を測定させ、
前記車室内の温度と前記温室内の温度との相関に基づく温度推定モデルに前記車室内の温度情報を入力させることで当該温室内の温度を推定させる、
処理をコンピュータに実行させる温度推定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温度推定システム、温度推定方法及び温度推定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、体感温度制御システムに関する発明が開示されている。この体感温度制御システムでは、温度計で測定された温室内部の温度等に基づいて温度調整装置を制御し、温室内の温度を調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2016-508366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された先行技術では、上述したように、温度調整装置で温室内の温度を調整しているが、これには大規模な設備投資が必要となる。
【0005】
この点、温度調整装置を用いることなく温室の戸口の開閉を人力で行うこと等によって設備投資の増加を抑制することも考えられる。しかしながら、この場合には、温室内の温度を調整するタイミングを計るのに温室内の温度を作業者に対して報知する装置が必要となり、このための設備投資が必要となる。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、温室の外部に対して温室内の温度を報知することができると共に、このための設備投資の増加を抑制することができる温度推定システム、温度推定方法及び温度推定プログラムを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の本発明に係る温度推定システムは、温室の近傍に駐車された車両の車室内の温度を測定する温度測定部と、前記車室内の温度と前記温室内の温度との相関に基づく温度推定モデルを備え、前記温度測定部から取得した温度情報を当該温度推定モデルに入力することで当該温室内の推定温度情報を出力可能な温室内温度推定部と、を有している。
【0008】
請求項1に記載の本発明によれば、温室の近傍に駐車された車両の車室内の温度が温度測定部で測定される。そして、温室内温度推定部は、車室内の温度と温室内の温度との相関に基づく温度推定モデルに温度測定部から取得した温度情報を入力することで温室内の推定温度情報を出力する。
【0009】
このため、本発明では、温室側に設備を追加することなく、温室内温度推定部から種々の装置に対して温室内の推定温度情報を出力することができる。
【0010】
請求項2に記載の本発明に係る温度推定システムは、請求項1に記載の発明において、気象予報情報を取得可能な気象予報情報取得部をさらに備え、前記温室内温度推定部は、前記気象予報情報から得られた所定時刻における予想気温を前記車室内の温度として前記温度推定モデルに入力することで前記温室内の温度が所定の温度となる予定時刻を予測して前記推定温度情報として出力する。
(【0011】以降は省略されています)

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