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公開番号2024084497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198801
出願日2022-12-13
発明の名称情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20240618BHJP(計算;計数)
要約【課題】データ収集の対象となる地理的領域の管理をより好適な態様で実現する情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システムにおいて、圃場情報登録部204は、圃場や区画に関する情報の入力を受け付ける。地域情報登録部203は、位置情報に紐付けて画像ファイルを収集する収集手段による、当該画像ファイルの収集対象とする圃場や区画に関する条件の指定を受け付ける。圃場情報登録部204は、情報の入力を受け付けた上記圃場や上記区画を対象とした画像ファイルの収集に関する処理の可否を制御する。また、処理部208は、上記圃場や上記区画を対象として収集された画像ファイルを対象とした処理の実行の可否を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の地理的領域の指定を受け付ける第1の受付手段と、
位置情報に紐付けてデータを収集する収集手段による、当該データの収集対象とする前記第1の地理的領域に関する条件の指定を受け付ける第2の受付手段と、
前記第1の受付手段が指定を受け付けた前記第1の地理的領域を対象とした前記データの収集に関する処理、及び当該第1の地理的領域を対象として収集された前記データを対象とした処理のうちの少なくともいずれかの実行の可否を、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき制御する制御手段と、
を有することを特徴とする、情報処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第2の受付手段は、前記条件として第2の地理的領域を特定するための条件の指定を受け付け、
前記制御手段は、前記第1の受付手段が指定を受け付けた前記第1の地理的領域と、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき特定される前記第2の地理的領域と、の間の包含関係に基づき、当該第1の地理的領域を対象とした前記データの収集に関する処理、及び当該第1の地理的領域を対象として収集された前記データを対象とした処理のうちの少なくともいずれかの実行の可否を制御する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき特定される前記第2の地理的領域に、前記第1の受付手段が指定を受け付けた前記第1の地理的領域が含まれる場合に、当該第1の地理的領域を対象とした前記データの収集に関する処理、及び当該第1の地理的領域を対象として収集された前記データを対象とした処理のうちの少なくともいずれかの実行を許可することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第2の受付手段は、前記条件として、前記収集手段による前記データの収集対象として登録可能な前記第1の地理的領域の数の条件の指定を受け付け、
前記制御手段は、前記収集手段による前記データの収集対象として登録された前記第1の地理的領域の数と、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき特定される数と、に基づき、前記第1の受付手段が指定を受け付けた前記第1の地理的領域を対象とした前記データの収集に関する処理、及び当該第1の地理的領域を対象として収集された前記データを対象とした処理のうちの少なくともいずれかの実行の可否を制御する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第2の受付手段は、前記条件として、前記収集手段による前記データの収集対象として登録可能な前記第1の地理的領域の総面積の条件の指定を受け付け、
前記制御手段は、前記収集手段による前記データの収集対象として登録された前記第1の地理的領域の総面積と、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき特定される総面積と、に基づき、前記第1の受付手段が指定を受け付けた前記第1の地理的領域を対象とした前記データの収集に関する処理、及び当該第1の地理的領域を対象として収集された前記データを対象とした処理のうちの少なくともいずれかの実行の可否を制御する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記第1の地理的領域は、管理対象となる圃場に対応する領域であり、
前記収集手段は、前記圃場内の作物または設備に関するデータを収集する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記収集手段は、前記データとして、対象となる前記第1の地理的領域内の少なくとも一部を被写体とした撮像結果に基づく画像を収集することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記制御手段は、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき、前記収集手段により収集された前記画像中の被写体を構成する領域から、所定の条件を満たす部分領域を抽出する処理の適用の可否を制御することを特徴とする、請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき、前記収集手段により収集される画像の撮像の可否を制御することを特徴とする、請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項10】
情報処理システムの制御方法であって、
第1の地理的領域の指定を受け付ける第1の受付ステップと、
位置情報に紐付けてデータを収集する収集手段による、当該データの収集対象とする前記第1の地理的領域に関する条件の指定を受け付ける第2の受付ステップと、
前記第1の受付ステップにおいて指定が受け付けられた前記第1の地理的領域を対象とした前記データの収集に関する処理、及び当該第1の地理的領域を対象として収集された前記データを対象とした処理のうちの少なくともいずれかの実行の可否を、前記第2の受付ステップにおいて指定が受け付けられた前記条件に基づき制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とする、情報処理システムの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
正規のシステム利用者に対して地理的領域を関連付けて管理することで、対象となるシステム利用者に対して、関連付けられた地理的領域の範囲内でシステムの利用を許可する技術が知られている。例えば、農業の分野においては、圃場内で作物の画像等のデータの収集を行い、当該データに対して種々の解析処理を施すことで得られる情報を、圃場の管理等に利用する技術が各種提案されている。このような状況下では、ビジネス上の観点から、地理的領域の単位でシステムの利用制限を可能とする技術の実現が求められる。特許文献1には、地理的領域を端末装置と関連付けて管理することで、地理的領域と端末装置の位置との包含関係に基づき、当該端末装置によるデータ収集を制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-120530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、システム利用者がデータ収集の対象となる地理的領域(例えば、農業分野における圃場等)を管理するような状況も想定され得る。このような状況下では、システム利用者ごとに地理的領域の登録がなされると、システム利用者の増加に伴い、地理的領域の登録に伴うシステム提供者への負担が増大する場合がある。
【0005】
本発明は上記の問題を鑑み、データ収集の対象となる地理的領域の管理をより好適な態様で実現可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理システムは、第1の地理的領域の指定を受け付ける第1の受付手段と、位置情報に紐付けてデータを収集する収集手段による、当該データの収集対象とする前記第1の地理的領域に関する条件の指定を受け付ける第2の受付手段と、前記第1の受付手段が指定を受け付けた前記第1の地理的領域を対象とした前記データの収集に関する処理、及び当該第1の地理的領域を対象として収集された前記データを対象とした処理のうちの少なくともいずれかの実行の可否を、前記第2の受付手段が指定を受け付けた前記条件に基づき制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、データ収集の対象となる地理的領域の管理をより好適な態様で実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理システムのハードウェア構成の一例を示した図である。
情報処理システムの機能構成の一例を示した図である。
組織情報テーブルの一例を示した図である。
ユーザ情報テーブルの一例を示した図である。
地域情報テーブルの一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
圃場情報テーブルの一例を示した図である。
区画情報テーブルの一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
クライアントを介して提示される画面の一例を示した図である。
画像情報テーブルの一例を示した図である。
集計情報テーブルの一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの機能構成の一例を示した図である。
クライアントを介して提示される画面の一例を示した図である。
情報処理システムの機能構成の一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0010】
<第1の実施形態>
本開示の第1の実施形態について以下に説明する。なお、本実施形態では、情報処理システムを農業分野で利用する場合に着目して、当該情報処理システムの構成や処理の一例について説明するものとする。具体的には、本実施形態に係る情報処理システムでは、システム提供者が管理対象となる地域を示す地域情報を登録し、システム利用者が地域情報により示される範囲内で、自身が管理する圃場に関する圃場情報や、当該圃場内の区画を示す区画情報の登録を行う。そのうえで、圃場情報や区画情報に基づき圃場内で撮像された画像に対して種々の解析処理を施すことで得られる情報を利用して、作物の生育状態の観察や、病害虫等の検出、圃場内の設備の状態の監視等が行われるものとする。
すなわち、本実施形態では、管理対象となる圃場や区画の内部の少なくとも一部を被写体とした撮像結果に応じた画像ファイルが、当該撮像が行われた位置を示す位置情報に紐付けられて収集されるものとする。また、収集された画像ファイルが示す画像に対して画像解析等の種々の解析処理が施された結果が、作物の生育状態の観察、病害虫等の検出、圃場内の設備の状態の判定等のような、種々の判定や各種分析に利用されるものとする。なお、この場合には、画像ファイルの生成元となる画像を撮像する撮像部を備えた機器が、対象となるデータ(すなわち、画像ファイル)を収集する収集手段の一例に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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