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公開番号2024084224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198383
出願日2022-12-13
発明の名称供給装置及び供給方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 13/02 20060101AFI20240618BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】キャリアテープを部品供給ユニットに挿入する作業の簡素化が可能な供給装置などを提供する。
【解決手段】キャリアテープ83を部品供給ユニット31に供給する供給装置(第一格納装置61及び第二格納装置65)であって、本体部(第一本体部63及び第二本体部67)と、テープ送り部(第一テープ送り部93及び第二テープ送り部293)と、進出位置と前記進出位置から後退した後退位置との間で移動自在に本体部に設けられた状態で、テープ送り部を保持する保持部(第一保持部94及び第二保持部294)と、を備え、テープ送り部は、保持部が進出位置から後退する動作に伴って、キャリアテープ83の先端部を部品供給ユニット31へ送る。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
キャリアテープを部品供給ユニットに供給する供給装置であって、
本体部と、
テープ送り部と、
進出位置と前記進出位置から後退した後退位置との間で移動自在に前記本体部に設けられた状態で、前記テープ送り部を保持する保持部と、を備え、
前記テープ送り部は、前記保持部が進出位置から後退する動作に伴って、前記キャリアテープの先端部を前記部品供給ユニットへ送る
供給装置。
続きを表示（約 860 文字）【請求項２】
前記保持部が前記進出位置に位置するとき、前記保持部は前記本体部から突出している
請求項１に記載の供給装置。
【請求項３】
前記後退位置は、前前記部品供給ユニットによって引き込まれる前記キャリアテープに対し、前記テープ送り部と前記保持部とが干渉しない位置である
請求項１に記載の供給装置。
【請求項４】
前記本体部は、前記後退位置において前記保持部の少なくとも一部を収容する収容部を有する
請求項３に記載の供給装置。
【請求項５】
前記保持部は、前記キャリアテープの送り出し方向にスライド自在、揺動自在、または伸縮自在であり、
前記保持部は、当該保持部の一部が前記部品供給ユニットに押し付けられることで前記進出位置から後退する
請求項１に記載の供給装置。
【請求項６】
前記保持部は、前記送り出し方向に付勢されている
請求項５に記載の供給装置。
【請求項７】
前記テープ送り部は、前記キャリアテープの送り孔に係合する係合部を有し、
前記係合部が前記送り孔に係合した状態で前記テープ送り部が前記保持部に対してスライドすることで前記キャリアテープの前記先端部が前記部品供給ユニットへと送り出される
請求項６に記載の供給装置。
【請求項８】
前記係合部が前記保持部に対して斜め下から斜め上に向かってスライドすることで前記キャリアテープの前記先端部が前記部品供給ユニットへと送り出される
請求項７に記載の供給装置。
【請求項９】
前記保持部の前記一部は、前記保持部の先端部である、
請求項５に記載の供給装置。
【請求項１０】
前記保持部の前記先端部は、前記部品供給ユニットに接触することで位置決めされる接触部を有する
請求項９に記載の供給装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、供給装置及び供給方法に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、キャリアテープを収納する収納体を保持するためのエンドエフェクタを有する供給装置が開示されている。この供給装置では、収納体ストッカに格納されている収納体をエンドエフェクタで交換することで、収納体ストッカに収納体を供給できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０２０／０７９７３７号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、上記した従来の供給装置では、収納体からキャリアテープをエンドエフェクタで引き出すことができず、キャリアテープを後段の装置（部品供給ユニット）に挿入する作業が煩雑となっていた。
【０００５】
このため、本発明の課題は、キャリアテープを部品供給ユニットに挿入する作業の簡素化が可能な供給装置などを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（１）本発明の一態様に係る供給装置は、キャリアテープを部品供給ユニットに供給する供給装置であって、本体部と、テープ送り部と、進出位置と前記進出位置から後退した後退位置との間で移動自在に前記本体部に設けられた状態で、前記テープ送り部を保持する保持部と、を備え、前記テープ送り部は、前記保持部が進出位置から後退する動作に伴って、前記キャリアテープの先端部を前記部品供給ユニットへ送る。
【０００７】
これによれば、保持部が進出位置から後退する動作に伴って、テープ送り部がキャリアテープの先端部を部品供給ユニットへ送るので、保持部の後退動作に連動させてキャリアテープを部品供給ユニットへ送ることができる。したがって、キャリアテープを部品供給ユニットへ挿入する作業を簡素化することができる。
【０００８】
（２）上記（１）に記載の供給装置において、前記保持部が前記進出位置に位置するとき、前記保持部は前記本体部から突出している、としてもよい。
【０００９】
これによれば、進出位置に位置する保持部が本体部から突出しているので、保持部を後退位置まで後退させる際の外力を保持部に作用させやすい。したがって、後退動作をスムーズに行うことができるので、当該後退動作に連動するキャリアテープの挿入作業をより簡素化することが可能である。
【００１０】
（３）上記（１）または（２）に記載の供給装置において、前記後退位置は、前記部品供給ユニットによって引き込まれる前記キャリアテープに対し、前記テープ送り部と前記保持部とが干渉しない位置である、としてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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