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公開番号2024082075
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195791
出願日2022-12-07
発明の名称コネクタ、コネクタ実装基板、及びペグ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 12/57 20110101AFI20240612BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタに外力が加わった場合であっても、コネクタと基板との固定状態を維持する。
【解決手段】基板300に実装される基板用コネクタ200は、側壁を有する基板用コネクタハウジング201と、基板用コネクタハウジング201を基板300に固定するための金属製のペグ210と、を備える。ペグ210は、側壁に沿って配置され、基板用コネクタハウジング201に保持される平板状のペグ本体と、ペグ本体から、側壁と交わる第1方向に延びて、基板300上に配置される第1部分と、ペグ本体から、第1方向と反対方向に延びて、第1部分を含む平面上に到達する切り起こし片と、を有し、第1部分及び切り起こし片が、基板300に対して半田接合される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板に実装されるコネクタであって、
側壁を有するハウジングと、
前記ハウジングを前記基板に固定するための金属製のペグと、を備え、
前記ペグは、
前記側壁に沿って配置され、前記ハウジングに保持される平板状のペグ本体と、
前記ペグ本体から、前記側壁と交わる第1方向に延びて、前記基板上に配置される第1部分と、
前記ペグ本体から、前記第1方向と反対方向に延びて、前記第1部分を含む平面上に到達する第2部分と、を有し、
前記第1部分及び前記第2部分が、前記基板に対して半田接合される、
コネクタ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ハウジングは、
前記側壁に連接された支持壁と、
前記側壁と前記支持壁との間に設けられたスリットと、を有し、
前記ペグは、
前記スリットに圧入される突出片を有する、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第2部分は、前記ペグ本体の一部を湾曲させた切り起こし片である、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ペグは、前記ペグ本体の一側部において、互いの間にスペースを空けて配置された一対の前記第1部分を有し、前記第2部分が、前記スペースに設けられた、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタと、
前記基板と、を備え、
前記コネクタと前記基板とが、前記第1部分及び前記第2部分と、前記基板とに亘って半田接合された、コネクタ実装基板。
【請求項6】
コネクタのハウジングであって側壁を有するハウジングを、基板に固定するための金属製のペグであって、
前記側壁に沿って配置され、前記ハウジングに保持される平板状のペグ本体と、
前記ペグ本体から、前記側壁と交わる第1方向に延びて、前記基板上に配置される第1部分と、
前記ペグ本体から、前記第1方向と反対方向に延びて、前記第1部分を含む平面上に到達する第2部分と、を有する、
ペグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、コネクタ実装基板、及びペグに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
基板に実装され半田等により固定されるタイプの基板用コネクタがある。例えば特許文献1は、プリント回路基板に対する高い保持力を確保することができる基板用コネクタを開示している。この基板用コネクタは、コネクタハウジングと金属製の固定部材とを備える。固定部材は、コネクタハウジングの側面に取り付けられるハウジング取付部と、基板の表面に半田付けにより取り付けられる基板取付部と、基板取付部及びハウジング取付部の間にあって双方に湾曲状に連結される連結部とからなる。連結部の曲げの少なくとも外側面に、半田が進入する半田進入部が開口して形成され、基板取付部の先端が、半田進入部が開口しない閉止端とされている。
【0003】
また、特許文献2は、ペグの圧入位置の適正化を図ることにより、アース接続を行う場合の信頼性の向上を図ったペグ圧入構造を開示する。このペグ圧入構造は、基板用コネクタのオスハウジングのペグ取付スロットに金属板製のペグを先端から圧入することで、ペグをオスハウジングに取り付ける。このペグ圧入構造において、ペグの、ペグ取付スロットに対する圧入部よりも基端側に、ペグ取付スロットの入口が開口するオスハウジングの端壁に突き当たることで、ペグの圧入位置を規制する圧入位置規制突起を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-008646号公報
特開2014-154501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
基板用コネクタにはあらゆる方向から外力が加わるおそれがあり、このような外力が加わると、基板用コネクタと基板の固定状態を、維持できなくなるおそれがある。
【0006】
本発明は、コネクタに外力が加わった場合であっても、コネクタと基板との固定状態を維持できるコネクタ、コネクタ実装基板、及びペグを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
基板に実装されるコネクタであって、
側壁を有するハウジングと、
前記ハウジングを前記基板に固定するための金属製のペグと、を備え、
前記ペグは、
前記側壁に沿って配置され、前記ハウジングに保持される平板状のペグ本体と、
前記ペグ本体から、前記側壁と交わる第1方向に延びて、前記基板上に配置される第1部分と、
前記ペグ本体から、前記第1方向と反対方向に延びて、前記第1部分を含む平面上に到達する第2部分と、を有し、
前記第1部分及び前記第2部分が、前記基板に対して半田接合される、
コネクタ。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ペグの第1部分及び第2部分が基板に対して半田接合されるため、コネクタに、上下方向、左右方向、軸方向の外力が加わった場合であっても、コネクタと基板との固定状態を維持できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る基板用コネクタと相手側コネクタが嵌合した嵌合コネクタの斜視図である。
図2は、基板用コネクタの斜視図である。
図3は、ペグの斜視図である。
図4は、図1のIV-IV線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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