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公開番号2024081900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195445
出願日2022-12-07
発明の名称カード管理装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20240612BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間において配布したアバターカードを配布元のユーザが管理できるようにする。
【解決手段】仮想空間サーバ10は、第1テーブルTBL1、第2テーブルTBL2、及び管理部130cを有する。第1テーブルTBL1には、仮想空間においてユーザを表すアバターと当該ユーザに関する事項とを表示するカードを表すカードデータが記憶される。第2テーブルTBL2には、仮想空間においてユーザが他のユーザに配布したカードを表すデータが他のユーザ毎に記憶される。管理部130cは、配布済のカードをアバターの更新に同期させて更新することがユーザにより許可された場合には第2テーブルTBL2に記憶されたデータをアバターの更新に同期させて更新する一方、消去を指示されたデータを第2テーブルTBL2から消去する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1仮想空間において第1ユーザを表すアバターと前記第1ユーザに関する事項とを表示するカードを表す第1データが記憶される第1記憶部と、
前記第1仮想空間において前記第1ユーザが他のユーザに配布したカードを表す第2データが他のユーザ毎に記憶される第2記憶部と、
配布済のカードを前記第1データの更新に同期させて更新することが前記第1ユーザにより許可された場合には前記第2データを前記第1データの更新に同期させて更新する一方、前記第1ユーザにより消去を指示された前記第2データを前記第2記憶部から消去する管理部と、
を有するカード管理装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第2記憶部には、前記第1ユーザが他のユーザから受け取った、前記他のユーザに関する事項を表示するカードを表す第3データが記憶され、
前記第1仮想空間において前記第1ユーザを表すアバターと前記第1ユーザとは異なる第2ユーザを表すアバターとの間の距離が所定の閾値未満となった場合に、前記第2ユーザに関する事項を表示するカードを表すデータが前記第2記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
前記第2ユーザに関する事項を表示するカードを表すデータが前記第2記憶部に記憶されていると前記判定部により判定され場合、前記第2ユーザとは初対面ではないことを前記第1ユーザに通知する通知部と、
を有する請求項1に記載のカード管理装置。
【請求項3】
前記第3データには、前記他のユーザを表すアバターに関するデータが含まれ、
前記判定部は、前記第3データの表すアバターと前記第2ユーザを表すアバターとを比較することによって、前記第2ユーザに関する事項を表示するカードを表すデータが前記第2記憶部に記憶されているか否かを判定する、
請求項2に記載のカード管理装置。
【請求項4】
前記第1データには、前記第1ユーザに関連し且つ前記第1仮想空間とは異なる第2仮想空間に関するデータと、前記第1ユーザにより創作された創作物に関するデータと、の少なくとも一方が含まれる、請求項1に記載のカード管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、カード管理装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
現実空間では、商談等の開始に先立って名刺の交換が行われる場合がある。名刺を用いる者は、自分の名刺に個性を持たせることもできるし、交換して受け取った相手方の名刺をコレクションのように保管することもあった。現実空間における名刺には、当該名刺の配布元の顔写真等が印刷される場合がある。メタバース等の仮想空間では、アバターを用いてユーザ間の会話等のコミュニケーションが実現される。アバターとは、仮想空間においてユーザの分身として使用されるキャラクターである。仮想空間においても、現実空間と同様に、ユーザのアバターを表示するカード、及びカード交換の概念を導入することが考えられる(例えば、特許文献1及び特許文献2)。以下では、仮想空間においてユーザのアバターを表示するカードはアバターカードと称される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-203009号公報
特許第6791530号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アバターカードについては、現実空間における名刺とは異なり、表示内容の変更が容易であるため、他者に配布済のアバターカードについても、配布元のユーザが表示内容の変更等の管理を行えると便利であるが、このような管理を実現する技術は無かった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の好適な態様に係るカード管理装置は、第1記憶部、第2記憶部、及び管理部を有する。第1記憶部には、第1仮想空間において第1ユーザを表すアバターと前記第1ユーザに関する事項とを表示するカードを表す第1データが記憶される。第2記憶部には、前記第1仮想空間において前記第1ユーザが他のユーザに配布したカードを表す第2データが他のユーザ毎に記憶される。管理部は、配布済のカードを前記第1データの更新に同期させて更新することが前記第1ユーザにより許可された場合には前記第2データを前記第1データの更新に同期させて更新する。また、管理部は、前記第1ユーザにより消去を指示された前記第2データを前記第2記憶部から消去する。
【発明の効果】
【0006】
本開示のカード管理装置によれば、他のユーザに配布済のカードを表す第2データが第2記憶部に記憶されているため、第2データの同期更新或いは削除により、配布済のカードの同期更新及び消去といった管理をカードの配布元のユーザが行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態による仮想空間サーバ10を含む仮想空間システム1の構成例を示すブロック図である。
仮想空間におけるアバターカードの受け渡しの様子を示す説明図である。
アバターカードCA1の一例を示す図である。
仮想空間サーバ10の構成例を示すブロック図である。
仮想空間サーバ10の記憶装置120に記憶される第1テーブルTBL1、第2テーブルTBL2、及び第3テーブルTBL3の格納内容の一例を示す図である。
第3テーブルTBL3の更新例を示す図である。
第2テーブルTBL2及び第3テーブルTBL3の更新例を示す図である。
アバターの更新例を示す図である。
第1テーブルTBL1及び第2テーブルTBL2の更新例を示す図である。
アバターカードCAXの一例を示す図である。
初対面ではないユーザと再会したときに為される通知の一例を示す図である。
仮想空間サーバ10の処理装置130がプログラムPR1に従って実行する状態更新方法における処理の流れを示すフローチャートである。
処理装置130がプログラムPR1に従って実行するカード更新方法における処理の流れを示すフローチャートである。
処理装置130がプログラムPR1に従って実行する通知方法における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(A.実施形態)
図1は、本開示の一実施形態による仮想空間サーバ10を含む仮想空間システム1の構成例を示すブロック図である。図1に示されるように、仮想空間システム1は、仮想空間サーバ10及びユーザ装置20-1、20-2、…20-k、…20-jを備える。kは1以上j以下の任意の整数である。jは2以上の任意の整数であり、本実施形態ではjは4である。ユーザ装置20-1、20-2、…20-k、…20-jは、ユーザU[1]、U[2]、…U[k]、…U[j]によって使用される。仮想空間サーバ10は、通信網NWを介して、ユーザ装置20-1、20-2、…20-jと互いに通信可能に接続される。
【0009】
ユーザ装置20-kは、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、又はヘッドマウントディスプレイ等の画像を表示する機能を備えた情報処理装置によって構成される。ユーザ装置20-kは、タブレット端末又はスマートフォンとヘッドマウントディスプレイとを組み合わせて構成されてもよい。
【0010】
ユーザ装置20-kがヘッドマウントディスプレイを含む場合、ユーザ装置20-kは3次元の仮想空間の一部を示す画像をユーザU[k]に提供する。ユーザ装置20-kがヘッドマウントディスプレイを含まない場合、ユーザ装置20-kは2次元の仮想空間の一部を示す画像をユーザU[k]に提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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