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公開番号2024081354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022194916
出願日2022-12-06
発明の名称建設機械のキャブマウント構造
出願人株式会社加藤製作所
代理人弁理士法人山田特許事務所
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240611BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】フレームと走行装置との干渉を避けつつ、建設機械の車高を低く抑え得る建設機械のキャブマウント構造を提供する。
【解決手段】車体を構成するフレーム12と、フレーム12に接続され、キャブ15の前部がマウントされる前マウント部24と、フレーム12に接続され、キャブ15の後部がマウントされる後マウント部25とを備え、前マウント部24と後マウント部25は、キャブ15の下面がフレーム12の上面より下に位置する高さでキャブ15を支持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体を構成するフレームと、
前記フレームに接続され、キャブの前部がマウントされる前マウント部と、
前記フレームに接続され、前記キャブの後部がマウントされる後マウント部とを備え、
前記前マウント部と前記後マウント部は、前記キャブの下面が前記フレームの上面より下に位置する高さで前記キャブを支持するよう構成されていること
を特徴とする建設機械のキャブマウント構造。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記前マウント部は、前記フレームの下方に設けられる走行装置の前端よりも前方の位置に、前記フレームよりも低い高さで設けられること
を特徴とする請求項1に記載の建設機械のキャブマウント構造。
【請求項3】
前記後マウント部は、前記キャブの後面に設けられた繋留部をマウントするよう構成されること
を特徴とする請求項1に記載の建設機械のキャブマウント構造。
【請求項4】
前記後マウント部は、前記キャブの後面に設けられた繋留部を前記フレームの上面よりも高い位置でマウントするよう構成された後マウントフレームを備え、
該後マウントフレームは、該後マウントフレームを前後に貫通する貫通孔を備えること
を特徴とする請求項3に記載の建設機械のキャブマウント構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械においてキャブを車体にマウントするための構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
図7は建設機械の一例としてクローラキャリアを示している。クローラキャリア1の車体を構成するフレーム2は、走行装置であるクローラ3の上に旋回輪4を介して旋回可能に取り付けられており、フレーム2上の前部にはキャブ5が設置されている。キャブ5の後方には、荷台6が起伏可能に取り付けられている。
【0003】
フレーム2は、車体の前後方向に沿って設けられた2本のサイドメンバと、該2本のサイドメンバに交差するよう左右方向に沿って設けられた複数のクロスメンバを備えて構成され、それらの上にキャブ5や荷台6が支持されている。
【0004】
この種の建設機械におけるフレームの構造に関連する技術を開示した先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-343638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の如き建設機械においては一般に、なるべく車高を低く抑えたいという要求がある。クローラキャリア1のような建設機械は、運搬車に積載されて公道を運搬されることが多く、その際、積載された建設機械の車高が高いほど全体の車高が高くなり、道によっては車高制限をクリアできない可能性が高まるのである。また、建設機械が稼働する建設現場等においても、様々な障害物を躱すために建設機械の車高を低くすることが有効な局面は想定できる。
【0007】
一方で、建設機械1においては、フレーム2や、該フレーム2に取り付けられた各種の機器や構造物と、走行装置(クローラ)3とが干渉することを避ける必要がある。このためには、フレーム2を走行装置3より上に支持すると共に、フレーム2の上にキャブ5や荷台6を配置することが有効であるが、そのようにすると建設機械1の車高はある程度高くならざるを得ない。特に、上述のように旋回輪4を備えた旋回式の建設機械にあっては、フレーム2の走行装置3に対する旋回を考慮しつつ、フレーム2と走行装置3との干渉を避けなくてはならない。つまり、建設機械の車高を低くしようとしても、フレームと走行装置との干渉を避ける必要がある以上、そこには自ずと限界があった。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、フレームと走行装置との干渉を避けつつ、建設機械の車高を低く抑え得る建設機械のキャブマウント構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、車体を構成するフレームと、前記フレームに接続され、キャブの前部がマウントされる前マウント部と、前記フレームに接続され、前記キャブの後部がマウントされる後マウント部とを備え、前記前マウント部と前記後マウント部は、前記キャブの下面が前記フレームの上面より下に位置する高さで前記キャブを支持するよう構成されていることを特徴とする建設機械のキャブマウント構造にかかるものである。
【0010】
本発明の建設機械のキャブマウント構造において、前記前マウント部は、前記フレームの下方に設けられる走行装置の前端よりも前方の位置に、前記フレームよりも低い高さで設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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