TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024078752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191275
出願日2022-11-30
発明の名称加熱調理器
出願人リンナイ株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H05B 6/12 20060101AFI20240604BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】誘導加熱部に付随して設けられる冷却ファンの動作が、燃焼加熱部の燃焼に影響を及ぼすことを抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】加熱調理器の少なくとも1つのコンロ加熱部または少なくとも1つの加熱室加熱部は、燃焼加熱部を含んでおり、少なくとも1つのコンロ加熱部は、誘導加熱部を含んでいる。加熱調理器は、本体の内部に設けられており燃料を噴射する噴射ノズルと、本体の内部に設けられており噴射ノズルから噴射された燃料とともに一次空気を取り入れる取入口を有する混合管と、本体の内部に設けられており誘導加熱部に供給される電力を制御する電力制御基板と、本体の内部に設けられており電力制御基板を冷却する冷却ファンを備える。加熱調理器を上方から平面視した時に、左右方向に関して、取入口が加熱室よりも一方側に配置されており、電力制御基板と冷却ファンが加熱室よりも他方側に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
加熱調理器であって、
ユーザに対向する前面を有する本体と、
前記本体の上部に設けられた天板と、
前記天板に設けられた少なくとも1つのコンロ加熱部と、
前記本体の内部に設けられた加熱室と、
前記加熱室に設けられた少なくとも1つの加熱室加熱部を備えており、
前記少なくとも1つのコンロ加熱部または前記少なくとも1つの加熱室加熱部が、燃焼加熱部を含んでおり、
前記少なくとも1つのコンロ加熱部が、誘導加熱部を含んでおり、
前記加熱調理器はさらに、
前記本体の内部に設けられており、燃料を噴射する噴射ノズルと、
前記本体の内部に設けられており、前記噴射ノズルから噴射された前記燃料とともに一次空気を取り入れる取入口を有しており、前記燃料と前記一次空気が混合された混合ガスを前記燃焼加熱部に供給する混合管と、
前記本体の内部に設けられており、前記誘導加熱部に供給される電力を制御する電力制御基板と、
前記本体の内部に設けられており、前記電力制御基板を冷却する冷却ファンを備えており、
前記加熱調理器を上方から平面視した時に、左右方向に関して、前記取入口が前記加熱室よりも一方側に配置されており、前記電力制御基板と前記冷却ファンが前記加熱室よりも他方側に配置されている、加熱調理器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記噴射ノズルから前記取入口への前記燃料の噴射方向が、前記冷却ファンから前記取入口に向かう方向とは異なる、請求項1の加熱調理器。
【請求項3】
前記少なくとも1つの加熱室加熱部が、前記燃焼加熱部を含む、請求項1の加熱調理器。
【請求項4】
前記少なくとも1つのコンロ加熱部が、前記燃焼加熱部を含む、請求項1の加熱調理器。
【請求項5】
前記加熱調理器を上方から平面視した時に、左右方向に関して、前記誘導加熱部が前記加熱室よりも前記他方側に配置されている、請求項1の加熱調理器。
【請求項6】
前記少なくとも1つのコンロ加熱部が、別の誘導加熱部をさらに含んでおり、
前記加熱調理器を上方から平面視した時に、左右方向に関して、前記別の誘導加熱部も前記加熱室よりも前記他方側に配置されている、請求項5の加熱調理器。
【請求項7】
前記本体の内部に設けられており、前記冷却ファンと前記加熱室の間を遮蔽する遮蔽板をさらに備える、請求項1の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加熱調理器が開示されている。前記加熱調理器は、ユーザに対向する前面を有する本体と、前記本体の上部に設けられた天板と、前記天板に設けられた少なくとも1つのコンロ加熱部と、前記本体の内部に設けられた加熱室と、前記加熱室に設けられた少なくとも1つの加熱室加熱部を備えている。前記少なくとも1つのコンロ加熱部は、誘導加熱部を含んでいる。前記加熱調理器はさらに、前記本体の内部に設けられており、前記誘導加熱部に供給される電力を制御する電力制御基板と、前記本体の内部に設けられており、前記電力制御基板を冷却する冷却ファンを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-355878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高い加熱能力で調理を行うことができるように、少なくとも1つのコンロ加熱部および少なくとも1つの加熱室加熱部のうちの何れかに、燃焼加熱部を含ませたい場合がある。この場合、本体の内部に、燃料を噴射する噴射ノズルと、噴射ノズルから噴射された燃料とともに一次空気を取り入れる取入口を有しており、燃料と一次空気が混合された混合ガスを燃焼加熱部に供給する混合管を設けることになる。
【0005】
上記のような、燃焼加熱部と誘導加熱部の両方を備える加熱調理器では、燃焼加熱部が燃焼しているときに、冷却ファンが駆動する場合がある。この場合、冷却ファンの駆動によって、取入口における一次空気の流入量が変動してしまうと、燃焼加熱部の燃焼に影響を及ぼすおそれがある。本明細書では、誘導加熱部に付随して設けられる冷却ファンの動作が、燃焼加熱部の燃焼に影響を及ぼすことを抑制することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、加熱調理器は、ユーザに対向する前面を有する本体と、前記本体の上部に設けられた天板と、前記天板に設けられた少なくとも1つのコンロ加熱部と、前記本体の内部に設けられた加熱室と、前記加熱室に設けられた少なくとも1つの加熱室加熱部を備えていてもよい。前記少なくとも1つのコンロ加熱部または前記少なくとも1つの加熱室加熱部は、燃焼加熱部を含んでいてもよい。前記少なくとも1つのコンロ加熱部は、誘導加熱部を含んでいてもよい。前記加熱調理器はさらに、前記本体の内部に設けられており、燃料を噴射する噴射ノズルと、前記本体の内部に設けられており、前記噴射ノズルから噴射された前記燃料とともに一次空気を取り入れる取入口を有しており、前記燃料と前記一次空気が混合された混合ガスを前記燃焼加熱部に供給する混合管と、前記本体の内部に設けられており、前記誘導加熱部に供給される電力を制御する電力制御基板と、前記本体の内部に設けられており、前記電力制御基板を冷却する冷却ファンを備えていてもよい。前記加熱調理器を上方から平面視した時に、左右方向に関して、前記取入口が前記加熱室よりも一方側に配置されていてもよく、前記電力制御基板と前記冷却ファンが前記加熱室よりも他方側に配置されていてもよい。なお、本明細書において、左右方向に関して加熱室よりも一方側(右側または左側)とは、加熱室の左右方向の中心よりも一方側(右側または左側)にあることを意味しており、左右方向に関して加熱室よりも他方側(左側または右側)とは、加熱室の左右方向の中心よりも他方側(左側または右側)にあることを意味する。
【0007】
上記の構成では、本体の内部において、取入口と冷却ファンの間に加熱室が存在している。このため、冷却ファンの駆動によって、取入口の近傍で空気の流れを生じたり、取入口の近傍の空気の圧力が変動することを抑制することができ、取入口における一次空気の流入量が影響を受けることを抑制することができる。このような構成とすることによって、誘導加熱部に付随して設けられる冷却ファンの動作が、燃焼加熱部の燃焼に影響を及ぼすことを抑制することができる。
【0008】
第2の態様では、第1の態様の加熱調理器において、前記噴射ノズルから前記取入口への前記燃料の噴射方向が、前記冷却ファンから前記取入口に向かう方向とは異なっていてもよい。
【0009】
上記の構成によれば、取入口における燃料の噴射方向、すなわち取入口における一次空気の流入方向と、冷却ファンから取入口に向かう方向が異なっている。このため、冷却ファンが駆動した時に、取入口における一次空気の流入量が影響を受けることをより効果的に抑制することができる。
【0010】
第3の態様では、第1または第2の態様の加熱調理器において、前記少なくとも1つの加熱室加熱部が、前記燃焼加熱部を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
プリコート工法
2か月前
東レ株式会社
表面処理装置
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
13日前
イビデン株式会社
配線基板
14日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
個人
出力アップ 電磁調理器について
20日前
匠堂合同会社
電気設備の固定台
3日前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
2か月前
イビデン株式会社
配線基板
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
28日前
イビデン株式会社
プリント配線板
28日前
日本信号株式会社
通信装置
1か月前
オムロン株式会社
電子機器
1か月前
オムロン株式会社
電子機器
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
栗田工業株式会社
電子機器
1か月前
シャープ株式会社
照明装置
13日前
サンコール株式会社
バスバー
3日前
株式会社ダイヘン
高周波電力供給システム
2か月前
日産自動車株式会社
電子機器
2か月前
TDK株式会社
複合電子部品
1か月前
TDK株式会社
複合電子部品
1か月前
株式会社ダイヘン
高周波電力供給システム
2か月前
株式会社ダイヘン
高周波電力供給システム
2か月前
株式会社ダイヘン
高周波電力供給システム
2か月前
シャープ株式会社
発光駆動回路
1か月前
TDK株式会社
取付部材
2か月前
株式会社ダイヘン
緩み防止器具
2か月前
日東電工株式会社
集合体シート
2か月前
沖電気工業株式会社
物品保管ユニット
1か月前
株式会社クラベ
コード状ヒータと面状ヒータ
24日前
シャープ株式会社
加熱装置
2か月前
続きを見る