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公開番号2024077194
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189114
出願日2022-11-28
発明の名称アンテナ補正システム
出願人耀登科技股ふん有限公司
代理人個人
主分類H01Q 3/26 20060101AFI20240531BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数のアンテナ信号の位相及び振幅等のパラメータを目標値に設定するためのアンテナ補正システムを提供する。
【解決手段】アンテナ補正システムは、複数のアンテナユニットによってそれぞれ発信または受信されるアンテナ信号の振幅を互いに比較し、そのうちの1つの振幅を目標振幅として選択し、目標振幅に応じて、各アンテナ信号の振幅を補正する。その結果、アンテナ信号の振幅は、互いに同じか、または互いに近似したものとなる。さらに、アンテナ信号の振幅が補正された後、アンテナ補正システムは、アンテナ信号の位相を互いに比較し、そのうちの1つを目標位相として選択し、目標位相に従って、各アンテナ信号の位相を補正する。その結果、アンテナ信号の位相は、互いに同じになるか、または互いに近似したものになる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアンテナユニットのそれぞれによるアンテナ信号を測定し、前記アンテナ信号のパラメータをそれぞれ取得するように構成された信号測定器と、
前記信号測定器に接続され、前記アンテナ信号のパラメータを互いに比較して、前記アンテナ信号のパラメータのうちの1つを目標値として選択するように構成される、目標値決定部と、
前記目標値決定部に接続され、前記アンテナ信号のパラメータと前記目標値との間の差がパラメータ差閾値より小さいかまたはパラメータ差閾値範囲内に入るように、前記目標値に従って前記アンテナ信号のパラメータをそれぞれ補正することで、前記アンテナ信号のパラメータ同士の差が、前記パラメータ差閾値より小さいまたは前記パラメータ差閾値範囲内に入るようにする、パラメータ補正部と、
を具備する、ことを特徴とする、
アンテナ補正システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記信号測定器は、前記複数のアンテナユニットによる周波数が同じのアンテナ信号をそれぞれ測定し、前記測定は複数回行って、毎回で設定する周波数は相違であり、
前記目標値決定部は、前記同じ周波数を有するアンテナ信号による前記アンテナ信号のパラメータのうちの1つを、同じ周波数を有する前記アンテナ信号の前記目標値として取り扱う、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
【請求項3】
前記複数のアンテナユニットは、前記複数のアンテナ信号をそれぞれ発信するように構成された複数の信号発信器を含む、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
【請求項4】
前記複数のアンテナユニットは、前記複数のアンテナ信号をそれぞれ受信するように構成された複数の信号受信器を含む、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
【請求項5】
前記複数のアンテナユニットは、複数の信号発信器と複数の信号受信器とを含み、前記複数の信号発信器は複数のアンテナ発信信号を発信し、前記複数の信号受信器が複数のアンテナ受信信号を受信し、前記複数のアンテナ信号は前記複数のアンテナ発信信号と前記複数のアンテナ受信信号を含む、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
【請求項6】
前記目標値決定部は、前記複数のアンテナ信号の複数のパラメータを互いに比較して、前記複数のパラメータのうち最も頻繁に現れる値を前記目標値として選択する、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
【請求項7】
前記目標値決定部は、複数のパラメータ基準範囲を設定し、前記目標値決定部は、前記複数のパラメータ基準範囲のうち、最も多い前記複数のパラメータが入るものを目標範囲として選択し、前記目標範囲内に入る前記パラメータを前記目標値として取得する、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
【請求項8】
前記目標値決定部は、前記目標範囲に入る全てのパラメータの平均値を前記目標値とする、
請求項7に記載のアンテナ補正システム。
【請求項9】
前記信号測定器によって取得された複数の前記パラメータは、前記アンテナ信号の振幅および位相を含み、前記目標値決定部は、前記複数のアンテナ信号の振幅のうちの1つを目標振幅として、前記複数のアンテナ信号の位相のうちの1つを目標位相として選択し、前記パラメータ補正部は、各前記アンテナ信号の振幅を前記目標振幅に従って補正した後、各前記複数のアンテナ信号の位相を前記目標位相に従って補正する、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
【請求項10】
前記信号測定器は、前記複数のアンテナ信号の位相をそれぞれ測定し、前記複数のアンテナ信号同士の位相差を測定し、前記信号測定器が測定するパラメータは、前記アンテナ信号のそれぞれの位相および前記アンテナ信号同士の位相差を含む、
請求項1に記載のアンテナ補正システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナに関し、特に、アンテナ補正システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
アンテナは、通信システムにおいて必要不可欠な部品である。複数のアンテナユニットが同一基板上にアレイ状に配置されている場合がある。アレイ状に配置されたアンテナユニットは、互いに独立したアンテナユニットである。複数のアンテナユニットによってそれぞれ発信または受信される複数の信号は、異なる振幅および異なる位相などのパラメータを有する場合がある。このような条件下では、複数のアンテナユニットの複数の信号が互いに同一または近似するように、複数のアンテナユニットの複数の信号の振幅および位相などのパラメータを補正する必要がある。
【発明の概要】
【0003】
上記技術的不備に対応するため、本発明は、アンテナ補正システムを提供する。複数のアンテナユニットのそれぞれによるアンテナ信号を測定し、前記アンテナ信号のパラメータをそれぞれ取得するように構成された信号測定器と、前記信号測定器に接続され、前記アンテナ信号のパラメータを互いに比較して、前記アンテナ信号のパラメータのうちの1つを目標値として選択するように構成される、目標値決定部と、前記目標値決定部に接続され、前記アンテナ信号のパラメータと前記目標値との間の差がパラメータ差閾値より小さいかまたはパラメータ差閾値範囲内に入るように、前記目標値に従って前記アンテナ信号のパラメータをそれぞれ補正することで、前記アンテナ信号のパラメータ同士の差が、前記パラメータ差閾値より小さいまたは前記パラメータ差閾値範囲内に入るようにする、パラメータ補正部と、を具備する。
【0004】
特定の実施形態では、前記信号測定器は、前記複数のアンテナユニットによる周波数が同じのアンテナ信号をそれぞれ測定し、前記測定は複数回行って、毎回で設定する周波数は相違であり、前記目標値決定部は、前記同じ周波数を有するアンテナ信号による前記アンテナ信号のパラメータのうちの1つを、同じ周波数を有する前記アンテナ信号の前記目標値として取り扱う。
【0005】
特定の実施形態では、前記複数のアンテナユニットは、前記複数のアンテナ信号をそれぞれ発信するように構成された複数の信号発信器を含む。
【0006】
特定の実施形態では、前記複数のアンテナユニットは、前記複数のアンテナ信号をそれぞれ受信するように構成された複数の信号受信器を含む。
【0007】
特定の実施形態において、前記複数のアンテナユニットは、複数の信号発信器と複数の信号受信器とを含み、前記複数の信号発信器は複数のアンテナ発信信号を発信し、前記複数の信号受信器が複数のアンテナ受信信号を受信し、前記複数のアンテナ信号は前記複数のアンテナ発信信号と前記複数のアンテナ受信信号を含む。
【0008】
特定の実施形態において、前記目標値決定部は、前記複数のアンテナ信号の複数のパラメータを互いに比較して、前記複数のパラメータのうち最も頻繁に現れる値を前記目標値として選択する。
【0009】
特定の実施形態では、前記目標値決定部は、複数のパラメータ基準範囲を設定し、前記目標値決定部は、前記複数のパラメータ基準範囲のうち、最も多い前記複数のパラメータが入るものを目標範囲として選択し、前記目標範囲内に入る前記パラメータを前記目標値として取得する。
【0010】
特定の実施形態では、前記目標値決定部は、前記目標範囲に入る全てのパラメータの平均値を前記目標値とする。
(【0011】以降は省略されています)

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