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公開番号2024074473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022185642
出願日2022-11-21
発明の名称有圧換気扇及び電動シャッターの有圧換気扇の施工方法
出願人東急建設株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F24F 7/013 20060101AFI20240524BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】工事区分が明確となり、施工が容易な有圧換気扇を提供する。
【解決手段】電動シャッターと組み合わせて用いる有圧換気扇であって、ベルマウスに、前記電動シャッターの電源コードを前後方向に挿通可能であり、前記電源コードの先端に設けたプラグを挿通可能な大きさの貫通孔である挿通孔を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電動シャッターと組み合わせて用いる有圧換気扇であって、
ベルマウスに、前記電動シャッターの電源コードを前後方向に挿通可能であり、前記電源コードの先端に設けたプラグを挿通可能な大きさの貫通孔である挿通孔を有する、
有圧換気扇。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
電動シャッターと組み合わせて用いる有圧換気扇であって、
ベルマウスに、前記電動シャッターの電源コードを前後方向に挿通可能であり、前記ベルマウスの端部で開放されているスリット状の挿通孔を有する、
有圧換気扇。
【請求項3】
電動シャッターと、請求項1又は2に記載の有圧換気扇の施工方法であって、
予め前記電動シャッターの電源コードの先端にプラグを設け、
前記電動シャッターを取り付け、
前記プラグの付いた前記電源コードを前記有圧換気扇の前記挿通孔に挿通し、
前記有圧換気扇を取り付け、
前記電動シャッターの前記プラグと、前記有圧換気扇のプラグとを、コンセントに差し込むことを特徴とする、
電動シャッターと有圧換気扇の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、有圧換気扇に関し、特に、電動シャッターと組み合わせて使用する有圧換気扇と、電動シャッターと有圧換気扇の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
建物内の空気を換気のための排気・給気ファンとして、有圧換気扇が用いられている(特許文献1)。
そして、有圧換気扇の屋外側には、有圧換気扇が停止している時に外気が建物内に入りこむことを防ぐために、シャッターを設ける。特に屋外の風が強い場所では、シャッターを電動式(電動シャッター)とし、有圧換気扇に連動して開閉を行う。
有圧換気扇は、外部の空気の影響をなくすために、プロペラの周囲をベルマウスで覆っている。
【0003】
有圧換気扇と電動シャッターは電源が別であるため、現場に設置する際にそれぞれ電源コードの先端に設けたプラグを現場近傍の屋内側に設けたコンセントに差し込む。
そして、電動シャッターは有圧換気扇の屋外側に有圧換気扇と一体に設けるため、電源コードはベルマウスを挿通して、屋内側に取り出す必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-250789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の有圧換気扇は、ベルマウスに電動シャッターの電源コードを挿通する孔(電源コード挿通孔)を有する(図4)が、ベルマウスは外部の空気の影響をなくすためのものであるため、孔は電源コードを挿通できる程度の大きさであり、プラグを挿通することができない。
つまり、現場において有圧換気扇を取り付ける際に、端部にプラグがない電源コードを挿通した後に、先端にプラグを取り付けてコンセントに差し込む必要がある。
【0006】
従来の電動シャッターと有圧換気扇の現場における施工手順は表1のとおりである。
まず、有圧換気扇/電動シャッター用のコンセントと、電動シャッター用のプラグの選定、手配は事前に電気協力会社により行う。
そして、空調設備工が有圧換気扇の取付枠の取付を行い、電気設備工が有圧換気扇/電動シャッター用コンセントの施工を行う。これらはいずれも高所作業となる。この後は、空調設備工の作業となり、電気設備工は一旦、他所に移動する。
引き続き、空調設備工は、電動シャッターの取付、有圧換気扇の仮取付を行い、有圧換気扇の電源コード挿通孔から電動シャッターの電源コードを取り出して、有圧換気扇の本取付を行う。
この後、再度、電気設備工により、電源コードの先端にプラグを取り付け、有圧換気扇と電動シャッターの電源ケーブルを整線した後、プラグをコンセントに差し込む。
【0007】
JPEG
2024074473000002.jpg
102
145
【0008】
従来の施工方法には以下のような問題がある。
(1)設計施工物件においても、プラグ取付工事の区分が不明確であり、図面及び見積上で抜けてしまうおそれがある。
(2)有圧換気扇は高所に設置されるため、プラグ取付作業も高所作業となる。
(3)プラグは細かな部材で構成されるため、高所での取付作業は品質不良の原因となるおそれがある。
(4)空調設備工が有圧換気扇と電動シャッターを取り付けた後に電気設備工が高所作業を行う必要があるため、高所作業車や養生の手配が必要となる。
(5)電気設備工と空調設備工とで詳細な工程調整が必要となる。
(6)多工種による施工となるため、品質責任区分が不明確となる。
【0009】
本発明は、工事区分が明確となり、施工が容易な有圧換気扇及び電動シャッターと有圧換気扇の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するためになされた本発明の有圧換気扇は、電動シャッターと組み合わせて用いる有圧換気扇であって、ベルマウスに、前記電動シャッターの電源コードを前後方向に挿通可能であり、前記電源コードの先端に設けたプラグを挿通可能な大きさの貫通孔である挿通孔を有する。
また、ベルマウスに、前記電動シャッターの電源コードを前後方向に挿通可能であり、前記ベルマウスの端部で開放されているスリット状の挿通孔を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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