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公開番号2024073194
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184283
出願日2022-11-17
発明の名称更新補助デバイス、更新補助方法、および、更新補助プログラム、ならびに、フィールド機器
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G05B 19/042 20060101AFI20240522BHJP(制御;調整)
要約【課題】更新補助デバイスを提供する。
【解決手段】対象デバイスで実行される対象ソフトウェアを更新するための更新用ソフトウェアを記憶する更新用ソフトウェア記憶部と、各ブロックが前記対象ソフトウェアを更新する作業領域として用いられる作業用メモリの空き容量以下となるように、前記更新用ソフトウェアを複数のブロックに分割する分割部と、前記更新用ソフトウェアをブロック単位で前記作業用メモリに供給する供給部と、を備える、更新補助デバイスを提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
対象デバイスで実行される対象ソフトウェアを更新するための更新用ソフトウェアを記憶する更新用ソフトウェア記憶部と、
各ブロックが前記対象ソフトウェアを更新する作業領域として用いられる作業用メモリの空き容量以下となるように、前記更新用ソフトウェアを複数のブロックに分割する分割部と、
前記更新用ソフトウェアをブロック単位で前記作業用メモリに供給する供給部と、
を備える、更新補助デバイス。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数のブロックのうちの更新対象ブロックを用いた前記対象ソフトウェアの部分的な更新が完了したか否かを判定する判定部を更に備え、
前記供給部は、前記更新対象ブロックを用いた前記対象ソフトウェアの部分的な更新が完了したと判定された場合に、前記複数のブロックのうちの次の更新対象ブロックを前記作業用メモリに供給する、請求項1に記載の更新補助デバイス。
【請求項3】
前記作業用メモリの空き容量を示す容量情報を取得する容量情報取得部を更に備え、
前記分割部は、前記容量情報に基づいて前記更新用ソフトウェアを前記複数のブロックに分割する、請求項1に記載の更新補助デバイス。
【請求項4】
前記対象デバイスは、前記対象ソフトウェアを記憶する不揮発性メモリと、前記作業用メモリと、前記対象ソフトウェアの更新処理を実行するCPUと、を備えるものであり、
前記対象デバイスの前記CPUに対して、前記対象ソフトウェアを部分的に更新することを指示する指示部を更に備える、請求項1に記載の更新補助デバイス。
【請求項5】
前記指示部は、前記対象デバイスの前記CPUに対して、更新対象ブロックを前記作業用メモリに書き込むことを指示する、請求項4に記載の更新補助デバイス。
【請求項6】
前記指示部は、前記対象デバイスの前記CPUに対して、前記作業用メモリに供給された更新対象ブロックを用いて前記対象ソフトウェアを更新することを指示する、請求項4に記載の更新補助デバイス。
【請求項7】
前記更新用ソフトウェアは、互いに異なる複数の作業用メモリを作業領域としてそれぞれ更新される複数の対象ソフトウェアを更新するためのものであり、
前記分割部は、各ブロックが前記複数の作業用メモリのうちの対応する作業用メモリの空き容量以下となるように、前記更新用ソフトウェアを前記複数のブロックに分割し、
前記供給部は、前記更新用ソフトウェアをブロック単位で前記対応する作業用メモリにそれぞれ供給する、請求項1に記載の更新補助デバイス。
【請求項8】
更新前の前記対象ソフトウェアを示す更新前ソフトウェアを前記対象デバイスから取得する更新前ソフトウェア取得部と、
前記更新前ソフトウェアを記憶する更新前ソフトウェア記憶部と、
前記更新用ソフトウェアを用いた前記対象ソフトウェアの更新が成功しなかった場合に、前記更新前ソフトウェアを前記対象デバイスに返送する返送部と、
を更に備える、請求項1に記載の更新補助デバイス。
【請求項9】
コンピュータネットワークを介して前記更新用ソフトウェアを取得する更新用ソフトウェア取得部を更に備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の更新補助デバイス。
【請求項10】
前記更新用ソフトウェア記憶部の機能が、着脱可能なストレージデバイスにより提供される、請求項1から8のいずれか一項に記載の更新補助デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、更新補助デバイス、更新補助方法、および、更新補助プログラム、ならびに、フィールド機器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「最小単位レビジョン・ナンバーを設定する」と記載されている。特許文献2には、「フィールド機器の全てがメモリ更新の準備中でないときに…更新データの転送を開始する」と記載されている。特許文献3には、「全てのフィールド機器がメモリ更新の準備中でないことを検出したときに…更新データを転送する」と記載されている。特許文献4には、「プログラムの配置変更をCPUがアクセスしていない分割領域毎に実施」すると記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2004-295299
[特許文献2] 特開2005-135223
[特許文献3] 特開2005-173747
[特許文献4] 特開2005-182106
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、更新補助デバイスを提供する。前記更新補助デバイスは、対象デバイスで実行される対象ソフトウェアを更新するための更新用ソフトウェアを記憶する更新用ソフトウェア記憶部と、各ブロックが前記対象ソフトウェアを更新する作業領域として用いられる作業用メモリの空き容量以下となるように、前記更新用ソフトウェアを複数のブロックに分割する分割部と、前記更新用ソフトウェアをブロック単位で前記作業用メモリに供給する供給部と、を備える。
【0004】
前記更新補助デバイスは、前記複数のブロックのうちの更新対象ブロックを用いた前記対象ソフトウェアの部分的な更新が完了したか否かを判定する判定部を更に備え、前記供給部は、前記更新対象ブロックを用いた前記対象ソフトウェアの部分的な更新が完了したと判定された場合に、前記複数のブロックのうちの次の更新対象ブロックを前記作業用メモリに供給してもよい。
【0005】
前記更新補助デバイスのいずれかは、前記作業用メモリの空き容量を示す容量情報を取得する容量情報取得部を更に備え、前記分割部は、前記容量情報に基づいて前記更新用ソフトウェアを前記複数のブロックに分割してもよい。
【0006】
前記対象デバイスは、前記対象ソフトウェアを記憶する不揮発性メモリと、前記作業用メモリと、前記対象ソフトウェアの更新処理を実行するCPUと、を備えるものであり、前記更新補助デバイスのいずれかは、前記対象デバイスの前記CPUに対して、前記対象ソフトウェアを部分的に更新することを指示する指示部を更に備えてもよい。
【0007】
前記更新補助デバイスのいずれかにおいて、前記指示部は、前記対象デバイスの前記CPUに対して、更新対象ブロックを前記作業用メモリに書き込むことを指示してもよい。
【0008】
前記更新補助デバイスのいずれかにおいて、前記指示部は、前記対象デバイスの前記CPUに対して、前記作業用メモリに供給された更新対象ブロックを用いて前記対象ソフトウェアを更新することを指示してもよい。
【0009】
前記更新用ソフトウェアは、互いに異なる複数の作業用メモリを作業領域としてそれぞれ更新される複数の対象ソフトウェアを更新するためのものであり、前記更新補助デバイスのいずれかにおいて、前記分割部は、各ブロックが前記複数の作業用メモリのうちの対応する作業用メモリの空き容量以下となるように、前記更新用ソフトウェアを前記複数のブロックに分割し、前記供給部は、前記更新用ソフトウェアをブロック単位で前記対応する作業用メモリにそれぞれ供給してもよい。
【0010】
前記更新補助デバイスのいずれかは、更新前の前記対象ソフトウェアを示す更新前ソフトウェアを前記対象デバイスから取得する更新前ソフトウェア取得部と、前記更新前ソフトウェアを記憶する更新前ソフトウェア記憶部と、前記更新用ソフトウェアを用いた前記対象ソフトウェアの更新が成功しなかった場合に、前記更新前ソフトウェアを前記対象デバイスに返送する返送部と、を更に備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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