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公開番号2024071128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181913
出願日2022-11-14
発明の名称継手固定装置
出願人前澤給装工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類E03C 1/02 20060101AFI20240517BHJP(上水;下水)
要約【課題】継手を容易に抱持することができる固定バンドを備えた継手固定装置を提供すること。
【解決手段】継手固定装置JDは、一端部側に配管Pが挿入される管挿入部1aを有し、他端部側の外周部に工具が係合される工具係合部1bを有する継手1と、継手1の外周部を抱持する継手固定部2aと、継手固定部2aの開放両端部にそれぞれ連設された一対のアーム部2bと、を有する固定バンド2と、一対のアーム部2b間に挿入されて連結具4によって固定バンド2に連結される連結部3bと、給水設備の内部、建造物の壁、天井裏、床等の被固定体6に固定するための台座部3aと、を有する脚材3と、を備えている。継手固定部2a内には、多角形状の工具係合部1bの外周面に係合される多角形状の係合部2cと、工具係合部1bの軸方向の端面1dが掛止する掛止部2dと、が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一端部側に配管が挿入される管挿入部を有し、他端部側の外周部に工具が係合される工具係合部を有する継手と、
前記継手の外周部を抱持する継手固定部と、前記継手固定部の開放両端部にそれぞれ連設された一対のアーム部と、を有する固定バンドと、
前記一対のアーム部間に挿入されて連結具によって前記固定バンドに連結される連結部と、給水設備の内部、建造物の壁、天井裏、床等の被固定体に固定するための台座部と、を有する脚材と、
を備えた継手固定装置であって、
前記継手固定部内には、
多角形状の前記工具係合部の外周面に係合される多角形状の係合部と、
前記工具係合部の軸方向の端面が掛止する掛止部と、
が形成されている、
継手固定装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記継手固定部の内面は、軸方向から視て略C字状に形成された環状部を有し、
前記掛止部は、前記環状部の上端部と、前記係合部の下端部との間に段差状に形成されている、
請求項1に記載の継手固定装置。
【請求項3】
前記連結部は、前記一対のアーム部間に挿入される板形状に形成されると共に、前記連結具を挿通するための挿通孔が形成され、
前記一対のアーム部には、前記連結具を挿設するための切欠溝がそれぞれ形成され、
前記切欠溝は、下方が開放された逆U字状に形成されている、
請求項1または請求項2に記載の継手固定装置。
【請求項4】
前記連結部の前記挿通孔の基端側及び先端側には、係止溝がそれぞれ形成され、
前記一対のアーム部のそれぞれの対向面には、一対の前記切欠溝の両脇に一対の前記係止溝にそれぞれ係合する凸部が形成されている、
請求項3に記載の継手固定装置。
【請求項5】
前記固定バンドは、樹脂によって形成され、
前記脚材は、樹脂または金属によって形成されている、
請求項1または請求項2に記載の継手固定装置。
【請求項6】
前記継手は、前記管挿入部内を視認可能な透明な部材から成るカバー部材を備えている、
請求項1または請求項2に記載の継手固定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、継手固定装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、宅内に配置された給水給湯配管は、樹脂管と継手を使用して、床下、天井裏等を通り台所、風呂、トイレ等の水栓器具に接続されている。給水給湯の場合は、給水設備の止水機構を開閉して使用するが、その際に発生するウォーターハンマーによって、配管が揺れたり、配管から騒音が発生したりする。これを防止するために、床下、天井裏、立上り、立下りの配管や継手は、両サドル等の配管用の固定部材(管体用保持具、固定用支持装置)で挟持されて、その固定部材をビス等で壁等に螺着することによって、固定されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
図10は、従来の継手固定装置JD100を示す図で、台所周りの配管P100の配置状態を示す要部断面図である。
図10に示すように、台所周りにおいて、床下から床上に取り出した樹脂製の配管P100と継手100とを連結する場合は、例えば、継手100のオスアダプター300等を介在して台所の給水設備700に接続後、台所周り下の収納の内壁600に、防振ゴム付T字足から成る固定部材200で固定している。
【0004】
固定部材200は、継手100の胴110を抱持する平面視してC字形状の継手固定部210と、継手固定部210の開放両端部にそれぞれ連設された一対のアーム部220と、一対のアーム部220先端部をL字状に折り曲げて形成された台座部230と、を有する板部材から成る。固定部材200は、台座部230を、補強板400を介在してビス500で内壁600に螺着することで、内壁600に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平3-33283号公報
特開2007-255591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、図10に示すように、給水設備700が配置されている台所周り下の収納等は、排水管(図示省略)も通っているので、継手100や、配管P100を固定するのには狭い場所になっている。
【0007】
そのため、継手100と給水設備700とを接続する際には、ねじ部の締め込み不足による漏水や、継手100の固定不足によって発生するガタツキにより、揺れ、騒音等が発生することがある。これらの発生は、作業者の熟練に影響される。
このようなことから、継手100を容易に保持して内壁600等に固定することができるようにした継手固定装置が望まれている。
【0008】
図10の継手100を保持する固定部材200の継手固定部210や、特許文献1に記載の支持体(1)の保持具本体(17)や、特許文献2に記載のクランプ金具(A)のクランプ板部(7A)は、帯状の板部材を平面視して円弧状に形成したものから成る。
【0009】
このため、固定部材200、特許文献1の保持具本体(17)、及び、特許文献2のクランプ板部(7A)は、固定部材200等で継手100や、管体(20(特許文献2の配管(P))を抱持する際に、引っ掛かる部分がないので、落下し易いため、取付作業が行い難いという問題点があった。
【0010】
本発明は、継手を容易に抱持することができる固定バンドを備えた継手固定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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