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公開番号2024070511
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181051
出願日2022-11-11
発明の名称作業現場の表示システム及び作業現場の表示方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20240516BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業現場に存在する崖を認識すること。
【解決手段】作業現場の表示システムは、ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信する現況地形データ受信部と、現況地形データを表示装置に表示させる表示制御部と、を備える。表示制御部は、スロットドージングの掘削レーンに存在する崖の位置を示す第1シンボルを現況地形データとともに表示装置に表示させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信する現況地形データ受信部と、
前記現況地形データを表示装置に表示させる表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記スロットドージングの掘削レーンに存在する崖の位置を示す第1シンボルを前記現況地形データとともに前記表示装置に表示させる、
作業現場の表示システム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、前記第1シンボルを前記掘削レーンの中心に表示させる、
請求項1に記載の作業現場の表示システム。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記掘削レーンに存在する複数の崖のうち、前記スロットドージングの掘削開始点に最も近い崖の位置に前記第1シンボルを表示させる、
請求項1に記載の作業現場の表示システム。
【請求項4】
前記作業現場に存在する障害物を示す障害物データを受信する障害物データ受信部を備え、
前記表示制御部は、前記障害物の位置を示す第2シンボルを前記表示装置に表示させる、
請求項1に記載の作業現場の表示システム。
【請求項5】
前記障害物データ受信部は、複数の障害物センサのそれぞれから前記障害物データを受信し、
前記障害物データは、障害物の部位の位置を示し、
複数の前記障害物データの相対距離が所定値以下である場合、前記表示制御部は、複数の前記障害物データの重心位置に前記第2シンボルを表示させる、
請求項4に記載の作業現場の表示システム。
【請求項6】
ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信することと、
前記スロットドージングの掘削レーンに存在する崖の位置を示す第1シンボルを前記現況地形データとともに表示装置に表示させることと、を含む、
作業現場の表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業現場の表示システム及び作業現場の表示方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
表示システムに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような表示装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2019/383631号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鉱山のような作業現場においては崖が存在する可能性がある。崖の存在を認識しないまま作業機械が作業を続けると、作業現場の生産性が低下する可能性がある。
【0005】
本開示は、作業現場に存在する崖を認識することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従えば、ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信する現況地形データ受信部と、現況地形データを表示装置に表示させる表示制御部と、を備え、表示制御部は、スロットドージングの掘削レーンに存在する崖の位置を示す第1シンボルを現況地形データとともに前記表示装置に表示させる、作業現場の表示システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、作業現場に存在する崖を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る作業現場の管理システムを模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る作業機械を模式的に示す側面図である。
図3は、実施形態に係る3次元センサ及び障害物センサを模式的に示す平面図である。
図4は、実施形態に係る作業機械の動作の一例を模式的に示す図である。
図5は、実施形態に係る作業機械の表示システムを示すブロック図である。
図6は、実施形態に係る現況地形データ記憶部に記憶される記憶データを説明するための図である。
図7は、実施形態に係る掘削レーンの傾斜角度の算出方法を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る障害物の位置算出方法を説明するための図である。
図9は、実施形態に係る表示装置に表示された表示データを示す図である。
図10は、実施形態に係る作業現場の表示方法を示すフローチャートである。
図11は、実施形態に係る作業現場の表示方法を示すフローチャートである。
図12は、実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[管理システム]
図1は、実施形態に係る作業現場の管理システム1を模式的に示す図である。実施形態において、作業現場は、鉱山である。鉱山とは、鉱物を採掘する場所又は事業所をいう。鉱山として、金属を採掘する金属鉱山、石灰石を採掘する非金属鉱山、又は石炭を採掘する石炭鉱山が例示される。作業現場において、複数の作業機械2が稼働する。実施形態において、作業機械2は、ブルドーザである。作業機械2は、作業現場において所定の作業を実施する。作業機械2が実施する作業として、掘削作業、押土作業、及び整地作業が例示される。
(【0011】以降は省略されています)

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