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公開番号2024070428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180911
出願日2022-11-11
発明の名称車輌用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類F21S 43/241 20180101AFI20240516BHJP(照明)
要約【課題】光の利用効率を高めた上で細幅化された発光状態を実現すると共に各部の機能を損なうことなく導光体を所望の形状に形成する。
【解決手段】出射面8aを有し環状に形成された板状の出射部8と所定の方向に延び光源から出射された光を導く導光部9とを有する導光体7を備え、導光部9は出射部8の厚み方向と同じ方向における幅が出射部8の厚みより大きくされ、導光部9の長手方向における少なくとも一方の端面は光源から出射された光が入射される入射面として形成され、導光部9は入射面を有する端部である入射用端部13と出射部8の内周に連続された連続部とを有し、出射部8に導光部9で導かれた光を出射面8aに向かうように制御する複数の制御孔12が形成され、入射用端部13が出射部8より内側に位置された。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
出射面を有し環状に形成された板状の出射部と所定の方向に延び光源から出射された光を導く導光部とを有する導光体を備え、
前記導光部は前記出射部の厚み方向と同じ方向における幅が前記出射部の厚みより大きくされ、
前記導光部の長手方向における少なくとも一方の端面は前記光源から出射された光が入射される入射面として形成され、
前記導光部は前記入射面を有する端部である入射用端部と前記出射部の内周に連続された連続部とを有し、
前記出射部に前記導光部で導かれた光を前記出射面に向かうように制御する複数の制御面が形成され、
前記入射用端部が前記出射部より内側に位置された
車輌用灯具。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記導光部の長手方向における両端部がそれぞれ前記入射用端部として設けられ、
二つの前記入射用端部の少なくとも一部が結合され、
二つの前記入射面が同一面にされた
請求項1に記載の車輌用灯具。
【請求項3】
前記導光部には前記連続部の両端部を結ぶ結合部が設けられ、
前記入射用端部と前記結合部の間に前記入射用端部から前記結合部へ向けての光の出射を規制する出射規制孔が形成された
請求項2に記載の車輌用灯具。
【請求項4】
前記連続部と前記制御面の間に前記導光部から出射される光が入射される導光用環状部が設けられた
請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
【請求項5】
前記連続部と前記導光用環状部がそれぞれ直線部分と曲線部分を有し、
前記連続部の曲線部分が前記導光用環状部の曲線部分に沿って位置され、
前記連続部と前記導光用環状部は径方向において離隔して位置され、
前記連続部の曲線部分と前記導光用環状部の曲線部分との間に前記連続部から前記導光用環状部へ向けての光の出射を規制する出射規制孔が形成された
請求項4に記載の車輌用灯具。
【請求項6】
前記連続部と前記導光用環状部は径方向において離隔して位置され、
前記入射用端部と前記導光用環状部の間に前記入射用端部から出射される光を反射する制御を行う制御ステップが形成された
請求項4に記載の車輌用灯具。
【請求項7】
前記導光体が金型を用いた射出成形によって形成され、
前記出射部に前記導光部で導かれた光を出射する出射ステップが形成され、
前記出射ステップが前記出射部の径方向に延びる形状に形成された
請求項1に記載の車輌用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入射された光を導いて出射する導光体を有する車輌用灯具についての技術分野に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
車輌用灯具には光源から出射された光を導光体によって導いて導光体の出射面から出射するタイプがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された車輌用灯具においては、所定の方向に延びる丸軸状の導光体が設けられ、外周面に2種類の反射素子として第1反射素子と第2反射素子が形成されている。入射面から入射され第1反射素子で反射された光は第1出射部位へ向かい、入射面から入射され第2反射素子で反射された光は第2出射部位へ向かい、第1出射部位と第2出射部位からそれぞれ光が出射される。
【0004】
このような2種類の反射素子で光を反射させて異なる出射部位から光を出射させることにより、導光体によって光を広範囲に照射することが可能にされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-183143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年、車輌の形状やデザイン性の観点から車輌用灯具が薄型化される傾向にあり、車輌用灯具からの発光領域も細幅化されて横長の発光状態にされることが望まれている。また、細線の発光部分が近接して並ぶような発光状態も望まれている。
【0007】
このような細幅化された発光状態等は、特許文献1に記載されたような丸軸状の導光体を用いる場合に、導光体の径を小さくすることにより実現することが可能である。
【0008】
しかしながら、導光体の径を小さくすると、その分、入射面の径も小さくなるため、光源から出射される光の導光体に対する入射量が少なくなり、光の利用効率が低くなってしまう。
【0009】
一方、上記のような導光体を用いた車輌用灯具においては、意匠性や実用性の観点から導光体を円形状等の環状に形成して環状の出射面から光を出射させる構成にすることが望まれる場合もある。
【0010】
ところが、導光体には出射面の他に光を導く導光部分や光が入射される入射部分等の各部が必要であり、これらの各部が干渉することなく高い機能性を確保した上で導光体が環状の形状に形成されることが望まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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