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公開番号2024025583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022129128
出願日2022-08-12
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 43/245 20180101AFI20240216BHJP(照明)
要約【課題】導光体を備えた車両用灯具において、灯具点灯時の意匠性を高める。
【解決手段】導光体40に対して、その第1端面40aから入射した光源30からの出射光を、左右方向に導光しながら導光体40の背面40cに形成された複数の反射素子42s1、42s2、44As1、44As2、44Bで全反射させることにより、導光体40から灯具前方へ出射させる構成とする。その際、複数の反射素子42s1、42s2、44As1、44As2、44Bの構成として、左右方向に間隔をおいて配置された状態で上下方向に延びるように形成され、かつ、一部の反射素子42s2、44As2が上下方向に関して部分的に欠落した状態で形成されたものとする。これにより、灯具点灯時に、導光体40が左右方向の複数箇所において略均一な明るさでスジ状に光って見えるようにする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、所要方向に延びるように形成された導光体と、を備えた車両用灯具において、
上記導光体は、上記導光体の第1端面から入射した上記光源からの出射光を、上記所要方向に導光しながら上記導光体の背面に形成された複数の反射素子で全反射させることにより、上記導光体から灯具前方へ出射させるように構成されており、
上記複数の反射素子は、上記所要方向に間隔をおいて配置された状態で、上記所要方向と交差する方向に延びるように形成されており、
上記複数の反射素子のうち少なくとも一部の反射素子は、上記所要方向と交差する方向に関して部分的に欠落した状態で形成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
上記導光体は、上記所要方向と直交する平面に沿った断面形状が非円形形状に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記導光体は、上記第1端面の近傍に位置する入射部領域が、上記入射部領域以外の一般領域から上記第1端面へ向けて灯具後方側に湾曲して延びるように形成されており、
上記入射部領域は、上記第1端面寄りに位置する第1領域と上記一般領域寄りに位置する第2領域とを備えており、
上記複数の反射素子は、上記第1領域に位置する反射素子よりも上記第2領域に位置する反射素子の方が高密度な分布で配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記複数の反射素子は、上記一般領域に位置する反射素子よりも上記第2領域に位置する反射素子の方が高密度な分布で配置されている、ことを特徴とする請求項3記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記複数の反射素子は、上記一般領域において、上記入射部領域から上記所要方向に離れるに従って高密度な分布になるように配置されている、ことを特徴とする請求項3記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、導光体を備えた車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、車両用灯具の構成として、光源と、所要方向(例えば車幅方向)に延びるように形成された導光体と、を備えたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような車両用灯具において、導光体に対してその第1端面から入射した光源からの出射光を、上記所要方向に導光しながら導光体の背面に形成された複数の反射素子で全反射させることにより、導光体から灯具前方へ出射させるように構成されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-129148号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の車両用灯具において、導光体に対してその第1端面から入射した光源からの出射光は、上記所要方向に導光される過程で徐々に光量が減少するので、複数の反射素子で全反射する光も第1端面から離れるに従って徐々に光量が減少する。
【0006】
このため、点灯状態にある車両用灯具を観察したとき、導光体はその第1端面から離れるに従って徐々に暗くなるように見えてしまい、これにより灯具点灯時の意匠性が低下してしまう。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、導光体を備えた車両用灯具において、灯具点灯時の意匠性を高めることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、導光体の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
光源と、所要方向に延びるように形成された導光体と、を備えた車両用灯具において、
上記導光体は、上記導光体の第1端面から入射した上記光源からの出射光を、上記所要方向に導光しながら上記導光体の背面に形成された複数の反射素子で全反射させることにより、上記導光体から灯具前方へ出射させるように構成されており、
上記複数の反射素子は、上記所要方向に間隔をおいて配置された状態で、上記所要方向と交差する方向に延びるように形成されており、
上記複数の反射素子のうち少なくとも一部の反射素子は、上記所要方向と交差する方向に関して部分的に欠落した状態で形成されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「光源」の種類は特に限定されるものではなく、例えば発光ダイオードや白熱バルブあるいはレーザーダイオード等が採用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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