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公開番号2024039557
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144203
出願日2022-09-09
発明の名称灯具ユニット
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21V 5/00 20180101AFI20240314BHJP(照明)
要約【課題】投影レンズを備えた灯具ユニットにおいて、ロービーム用配光パターンおよびハイビーム用配光パターンをいずれも車両前方走行路の遠方視認性に優れた配光パターンとして形成可能とする。
【解決手段】光源30と投影レンズ40との間に配置された透光制御部材50の構成として、第1透光層52とその上面52aおよび下面52bに積層された第2および第3透光層54、56とを備え、かつ、第1透光層52の屈折率よりも第2および第3透光層54、56の屈折率の方が小さい値に設定されたものとする。また、光源30として、ロービーム照射時に点灯する第1光源32Bとハイビーム照射時に追加点灯する第2光源32Dとを備えた構成とした上で、第1光源32Bが第1透光層52の下面52bよりも上方側に配置されるとともに第2光源32Dが第1透光層52の下面52bよりも下方側に配置された構成とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
光源からの出射光を、投影レンズを介してユニット前方へ向けて照射するように構成された灯具ユニットにおいて、
上記光源と上記投影レンズとの間に、上記光源からの出射光を透過制御するための透光制御部材が配置されており、
上記透光制御部材は、第1透光層と、上記第1透光層の上面に積層された第2透光層と、上記第1透光層の下面に積層された第3透光層とを備えており、かつ、上記第1透光層の屈折率よりも上記第2および第3透光層の屈折率の方が小さい値に設定されており、
上記光源として、ロービーム照射時に点灯する第1光源と、ハイビーム照射時に追加点灯する第2光源とを備えており、
上記第1光源は、上記第1透光層の下面よりも上方側に位置するように配置されており、
上記第2光源は、上記第1透光層の下面よりも下方側に位置するように配置されている、ことを特徴とする灯具ユニット。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
上記第1光源は、上記第1透光層の上面よりも上方側に位置するように配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の灯具ユニット。
【請求項3】
上記第1光源は、上記第2透光層に入射した上記第1光源からの出射光が上記第1透光層を介して上記第3透光層に入射しない位置に配置されている、ことを特徴とする請求項2記載の灯具ユニット。
【請求項4】
上記第1光源と上記第2光源との間に、上記第1光源からの出射光が上記第3透光層に入射するのを阻止する遮光部材が配置されている、ことを特徴とする請求項1~3いずれか記載の灯具ユニット。
【請求項5】
上記透光制御部材は、インサート成形品として構成されている、ことを特徴とする請求項1~3いずれか記載の灯具ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、投影レンズを備えた灯具ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、光源からの出射光を、投影レンズを介してユニット前方へ向けて照射するように構成された灯具ユニットが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような灯具ユニットの構成として、光源と投影レンズとの間に、光源からの出射光を透過制御するための透光制御部材が配置されたものが記載されている。
【0004】
この「特許文献1」に記載された灯具ユニットは、その透光制御部材として、第1出射面を有する上部領域と、第1出射面に対して灯具後方側に変位した第2出射面を有する下部領域とを備えており、また、その光源として、ロービーム照射時に点灯する第1光源と、ハイビーム照射時に追加点灯する第2光源とを備えており、かつ、第1光源が上部領域の灯具後方側に配置されるとともに第2光源が下部領域の灯具後方側に配置された構成となっている。
【0005】
そして、この「特許文献1」に記載された灯具ユニットにおいては、第1光源からの出射光を透光制御部材の上部領域に入射させてその第1出射面から出射させることによりロービーム用配光パターンを形成し、その際、第1出射面の下端縁形状によってロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成し、また、第2光源からの出射光を透光制御部材の下部領域に入射させてその第2出射面から出射させることによりカットオフラインの上方にハイビーム用の付加配光パターンを形成するようになっている。
【0006】
さらに、この「特許文献1」の図13に記載された灯具ユニットは、第2光源から出射して透光制御部材の下部領域を透過した光の一部が透光制御部材の上部領域に入射する構成となっており、これにより付加配光パターンの下端部領域をロービーム用配光パターンのカットオフライン下方近傍領域と重複させるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-94635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記「特許文献1」の図13に記載された灯具ユニットのように、付加配光パターンの下端部領域をロービーム用配光パターンのカットオフライン下方近傍領域と重複させることにより、ロービーム用配光パターンと付加配光パターンとが滑らかに繋がった配光パターンとしてハイビーム用配光パターンを形成することができ、これによりハイビーム用配光パターンを車両前方走行路の遠方視認性に優れた配光パターンとして形成することができる。
【0009】
このようにハイビーム用配光パターンを車両前方走行路の遠方視認性に優れた配光パターンとして形成するようにした上で、ロービーム用配光パターンについても車両前方走行路の遠方視認性に優れた配光パターンとして形成することができる構成を実現することが望まれる。
【0010】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、投影レンズを備えた灯具ユニットにおいて、ロービーム用配光パターンおよびハイビーム用配光パターンをいずれも車両前方走行路の遠方視認性に優れた配光パターンとして形成することができる灯具ユニットを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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