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公開番号2024031638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022135309
出願日2022-08-26
発明の名称航路標識用灯具
出願人株式会社ゼニライトブイ
代理人個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20240229BHJP(照明)
要約【課題】 視認者が灯具に近づいた状態で灯具を見失うことがなく、海面の揺れが生じていたとしても灯具の視認性と誘目性を向上させる灯具を提供する。
【解決手段】 円筒状の基体に単一の円周状に配列したLED光源と、反射板と、フードからなるものであって、反射板は、前記LED光源の上方を基端として先端が前記フードに至るまで高角度に傾斜するとともに、フードは水平照射部と上方照射部が形成され、前記反射板の垂直方向長さが前記水平照射部の垂直方向長さよりも長くしたことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状の基体に配列したLED光源と、反射板と、フードからなるものであって、
前記LED光源は、基体の下方において単列の円周上に沿って配されており、
前記反射板は、前記LED光源の上方を基端として先端が前記フードに至るまで60度以上の高角度に傾斜するように配したことを特徴とする航路標識用灯具。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
高角度に傾斜した反射板は、水平方向から68度から82度の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の航路標識用灯具。
【請求項3】
フードは、LED光源の水平方向延長線上に有する湾曲レンズと、前記湾曲レンズの上側及び下側の屈曲部からなる水平照射部が形成され、
前記反射板の垂直方向長さは、前記水平照射部の垂直方向長さよりも、長いことを特徴とする請求項2記載の航路標識用灯具。
【請求項4】
フードは、反射板の水平方向延長線上であって、前記フードの水平照射部より上方に微細に表面を屈曲した上方照射部を有することを特徴とする請求項3に記載の航路標識用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、航路標識用灯具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、航路標識用灯具において、ガス灯、電球、発光ダイオード(LED)が光源として採用されている。とりわけ、小型で消費電力が少ないLED光源を用いた航路標識用灯具が提案されている(例えば特許文献1-4参照)。
【0003】
これらの航路標識用灯具は、ガス灯や電球に比べて小型化ができ、消費電力が少ないLED光源を用いたものが採用されており、光線の照射方向(光軸)を集束させるフレネルレンズを備えたカバーを備えることで、視認者の眼高と照射方向とを同程度の高さに一致させることで遠方からの視認性を向上させている。
【0004】
特に、特許文献4は、反射板を用いた先行技術文献であるが、縦断面図によると発光ダイオードの照射方向に対して上下に約15度傾斜させたものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特公平7-77081号公報
特開平6-44808号公報(特許第2668181号)
特開2001-135102号公報
特開2007-313946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したLED光源を用いた航路標記用灯具は、光線の照射方向(光軸)を集束させるフレネルレンズに加えて、LED光源自体の光線の直進性が高いため、航路標識の一種である海上などの水面に設置する灯浮標に用いた場合、船舶が航路標識のすぐ近くまで接近したときに視認者の眼高との照射方向とのずれが大きくなる。さらに灯具は海面の揺れにより傾くことがあり、さらに照射方向とのずれが大きくなることがある。そのため視認者が航路標識の位置を視認すること(視認性)、及び、航路標識用灯具自体が灯光を発しているかどうか(誘目性)が低下してしまうため、航路標識の位置が分かりづらくなり、接近時に航路標識を見失うことまでも懸念されていた。
【0007】
したがって、本発明は、視認性及び誘目性を向上させることが可能な航路標識用灯具であって、特に船舶が航路標識用灯具に接近して視認者の目線が航路標識用灯具よりも上方にある状態や、海面の揺れにより傾いた状態であっても判別しやすいものを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題に鑑み、本発明の航路標識用灯具は、円筒状の基体に配列したLED光源と、反射板と、フードからなるものであって、前記LED光源は、基体の下方において単列の円周上に沿って配されており、前記反射板は、前記LED光源の上方を基端として先端が前記フードに至るまで60度以上の高角度に傾斜するように配したことを特徴とする。
【0009】
また、上述した構成に加え、高角度に傾斜した反射板は、水平方向から68度から82度の範囲であることが好ましい。
【0010】
また、上述した構成に加え、フードは、LED光源の水平方向延長線上に有する湾曲レンズと、前記湾曲レンズの上側及び下側の屈曲部からなる水平照射部が形成され、前記反射板の垂直方向長さは、前記水平照射部の垂直方向長さよりも、長いことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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