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公開番号2024027566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130454
出願日2022-08-18
発明の名称照明装置
出願人FKK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F21S 8/04 20060101AFI20240222BHJP(照明)
要約【課題】放射される光の特性を変更する際に交換すべき部品点数を低減できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、回路基板21と、回路基板21に列状に実装された複数の発光部22と、主片121と一対の側片122とを有し主片121に回路基板21が固定されている本体部12と、回路基板21における+Z方向側全体を覆うように配置されるカバー11と、を備える。一対の側片122それぞれには、互いに対向する面側にそれらの長手方向に沿って延在する2つの溝122aが形成されている。カバー11は、透光性を有し且つ本体部12よりも剛性の低い軟性材料から長尺に形成されたカバー本体111と、カバー本体111と連続一体に形成され、溝122aに嵌合された状態でカバー11を本体部12に係止する係止部112と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
長尺の回路基板と、
前記回路基板に列状に実装された複数の発光部と、
長尺板状の主片と、長尺板状であり前記主片の短手方向における両端部から前記主片の厚さ方向に沿った一面側へ延在する一対の側片と、を有し、前記主片の前記一面側に前記回路基板が固定されている本体部と、
前記回路基板における前記主片側とは反対側全体を覆うように配置されるカバーと、を備え、
前記一対の側片それぞれには、互いに対向する面側に前記一対の側片の長手方向に沿って延在する同数の溝が形成され、
前記カバーは、
透光性を有し且つ前記本体部よりも剛性の低い軟性材料から長尺に形成されたカバー本体と、
前記カバー本体と連続一体に形成され、前記溝に嵌合された状態で前記カバーを前記本体部に係止する係止部と、を有する、
照明装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記一対の側片それぞれには、前記主片の厚さ方向に並列した複数の溝が形成され、
前記カバー本体は、長尺円柱状に形成され、
前記係止部は、前記カバー本体の側壁における前記カバー本体の中心軸を挟んで対向する部位から径方向に沿って互いに離れる方向へ突出し且つ前記カバー本体の長手方向に沿って延在し、前記複数の溝に嵌合可能である、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
長尺の複数の回路基板と、
前記複数の回路基板それぞれに列状に実装された複数の発光部と、
長尺板状の主片と、長尺板状であり前記主片の短手方向における両端部から前記主片の厚さ方向に沿った一面側へ延在する一対の側片と、を有し、前記主片の前記一面側に前記複数の回路基板のうちの少なくとも1つが固定されている複数の本体部と、
複数の前記本体部のうちの2つの本体部の長手方向における一方の端部同士を連結する連結部材と、
複数の前記本体部それぞれにおける前記回路基板における前記主片側とは反対側全体を覆うように配置される少なくとも1つのカバーと、を備え、
前記一対の側片それぞれには、互いに対向する面側に前記一対の側片の長手方向に沿って延在する同数の溝が形成され、
前記カバーは、
透光性を有し且つ前記本体部よりも剛性の低い軟性材料から長尺に形成されたカバー本体と、
前記カバー本体と連続一体に形成され、前記溝に嵌合された状態で前記カバーを前記本体部に係止する係止部と、を有する、
照明装置。
【請求項4】
前記連結部材は、前記2つの本体部同士を、前記2つの本体部それぞれの長手方向が互いに交差し且つ前記主片の厚さ方向が前記2つの本体部の長手方向の両方に直交する方向と平行になるように連結する、
請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記連結部材は、前記2つの本体部同士を、前記2つの本体部それぞれの長手方向が互いに交差し、且つ、前記2つの本体部それぞれの前記主片の厚さ方向が互いに交差するように連結する、
請求項3に記載の照明装置。
【請求項6】
前記連結部材は、前記2つの本体部同士を、前記2つの本体部それぞれの長手方向のなす角度を変更可能な状態で連結する、
請求項3に記載の照明装置。
【請求項7】
前記カバー本体は、長尺の矩形板状であり短手方向の幅が前記一対の側片の間の距離よりも長い第1部位と、長尺であり前記カバーが前記本体部に係止された状態で、前記第1部位の前記主片側に位置し且つ前記一対の側片の間に嵌入される第2部位と、を有し、
前記係止部は、前記カバーが前記本体部に係止された状態で、前記第2部位における前記第1部位側とは反対側の端部から前記一対の側片に向かって突出し前記溝に嵌合されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記カバー本体は、透光性を有し、前記カバーが前記本体部に係止された状態で、前記一対の側片の並び方向における前記カバー本体の幅に比べて狭く前記複数の発光部から放射される光を透過させる透光部と、前記カバー本体における前記透光部以外の部分に配置され前記複数の発光部から放射される光を遮蔽する遮光部と、を有する、
請求項1から6のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項9】
前記カバー本体は、長尺であり断面半円形の柱状であるとともに直径が前記一対の側片の間の距離よりも長い第1部位と、長尺であり前記カバー本体が前記本体部に係止された状態で、前記第1部位の前記主片側に位置し且つ前記一対の側片の間に嵌入される第2部位と、を有し、
前記係止部は、前記カバーが前記本体部に係止された状態で、前記第2部位における前記第1部位側とは反対側の端部から前記一対の側片に向かって突出し前記溝に嵌合されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
長尺のLED照明装置本体と、アルミニウム等の軽量金属素材から形成されLED照明装置本体が収容される長尺の内枠と、を備え、LED照明装置本体が、長尺のLED基板上に複数のLED素子を配設した線状のLED発光部材と、シリコーン樹脂等を押出し成形して製造されLED発光部材を内包するLED内包部材と、を有するLED照明装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7032506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このようなLED照明装置では、それが使用される用途、場所等が変わると、これに応じて、放射される光の色または配光特性を変更することが要請される場合がある。この場合、特許文献1に記載されたLED照明装置のLED照明装置本体は、LED発光部材がLED内包部材に埋設された構造であるため、放射される光の色または配光特性を変更する場合、LED照明装置本体全体を変更する必要がある。このため、放射される光の色または配光特性を変更する際に交換すべき部品点数が多くなってしまう。
【0005】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、放射される光の特性を変更する際に交換すべき部品点数を低減できる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、
長尺の回路基板と、
前記回路基板に列状に実装された複数の発光部と、
長尺板状の主片と、長尺板状であり前記主片の短手方向における両端部から前記主片の厚さ方向に沿った一面側へ延在する一対の側片と、を有し、前記主片の前記一面側に前記回路基板が固定されている本体部と、
前記回路基板における前記主片側とは反対側全体を覆うように配置されるカバーと、を備え、
前記一対の側片それぞれには、互いに対向する面側に前記一対の側片の長手方向に沿って延在する同数の溝が形成され、
前記カバーは、
透光性を有し且つ前記本体部よりも剛性の低い軟性材料から長尺に形成されたカバー本体と、
前記カバー本体と連続一体に形成され、前記溝に嵌合された状態で前記カバーを前記本体部に係止する係止部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、本体部の一対の側片それぞれに、互いに対向する面側に側片の長手方向に沿って延在する溝が形成され、カバーが、その溝に嵌合された状態でカバーを本体部に係止する係止部を有する。これにより、カバーの種類或いは本体部への係止位置を変更するだけで、照明装置から放射される光の色または配光特性を変更することができるので、照明装置の用途の変化に応じて照明装置から放射される光の色または配光特性を変更する際に交換すべき部品点数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態1に係る照明装置の斜視図である。
(A)は実施の形態1に係る照明装置の正面図であり、(B)は実施の形態1に係る照明装置の他の状態の正面図である。
実施の形態2に係る照明装置の斜視図である。
(A)は実施の形態2に係る照明装置の正面図であり、(B)は実施の形態2に係る照明装置においてカバーを本体部に装着する様子を示す正面図である。
実施の形態3に係る照明装置を示し、(A)は斜視図であり、(B)は(A)の破線で囲んだ部分のカバーを外した状態を示す斜視図である。
実施の形態3に係る連結部材を示し、(A)は斜視図であり、(B)は平面図である。
(A)は変形例に係る照明装置の正面図であり、(B)は他の変形例に係る照明装置の正面図である。
変形例に係る照明装置の正面図である。
(A)は変形例に係る照明装置の正面図であり、(B)は他の変形例に係る照明装置の正面図である。
変形例に係る照明装置を示し、(A)は斜視図であり、(B)は(A)の破線で囲んだ部分のカバーを外した状態を示す斜視図である。
変形例に係る連結部材の斜視図である。
変形例に係る照明装置を示し、(A)は斜視図であり、(B)は(A)の破線で囲んだ部分のカバーを外した状態を示す斜視図である。
変形例に係る連結部材の斜視図である。
変形例に係る照明装置を示し、(A)は斜視図であり、(B)は(A)の破線で囲んだ部分のカバーを外した状態を示す斜視図である。
(A)は変形例に係る第1サブ連結部材を示す斜視図であり、(B)は変形例に係る第2サブ連結部材を示す斜視図であり、(C)は連結部材の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態に係る照明装置について添付図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る照明装置は、長尺の回路基板と、回路基板に列状に実装された複数の発光部と、長尺板状の主片と、長尺板状であり主片の短手方向における両端部から主片の厚さ方向に沿った一面側へ延在する一対の側片と、を有し、主片の一面側に回路基板が固定されている本体部と、回路基板における主片側とは反対側全体を覆うように配置されるカバーと、を備える。そして、一対の側片それぞれには、互いに対向する面側に一対の側片の長手方向に沿って延在する同数の溝が形成されている。また、カバーは、透光性を有し且つ本体部よりも剛性の低い軟性材料から長尺に形成されたカバー本体と、カバー本体と連続一体に形成され、前述の溝に嵌合された状態でカバー本体を本体部に係止する係止部と、を有する。
【0010】
図1に示すように、本実施の形態に係る照明装置1は、長尺板状の回路基板21と、複数の発光部22と、本体部12と、カバー11と、を備える。また。照明装置1は、回路基板21に発光部22とともに実装され、発光部22へ供給される電流を制限するための限流素子23と、発光部22が実装された回路基板21へ電流を供給するための導電線(図示せず)と、本体部12の長手方向における両端部を閉塞するキャップ(図示せず)と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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