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公開番号2024011909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-25
出願番号2022114247
出願日2022-07-15
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21V 8/00 20060101AFI20240118BHJP(照明)
要約【課題】板状導光体を備えた車両用灯具において、灯具点灯時の意匠性を高める。
【解決手段】板状導光体30として、その第1端面近傍領域30B(すなわち複数の反射素子30sが形成された一般領域30Aよりも第1端面30c側に位置する領域)が、一般領域30Aと第1端面30cとの中間位置で鈍角に折れ曲がった直線状の断面形状を有する構成とする。これにより、板状導光体30は第1端面近傍領域30Bにおいて導光方向が変化する構成となっているにもかかわらず、導光途中で意図しない集光現象が発生してしまうのが未然に防止される。そして、第1端面30cから板状導光体30に入射して一般領域230Aまで導光された第1光源52からの出射光が、その第1板面30aに形成された複数の反射素子30sで全反射して第2板面30bから灯具前方へ向けて出射することにより、一般領域30Aが複数箇所において略均一に光って見えるようにする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
光源と板状導光体とを備えた車両用灯具において、
上記板状導光体は、上記板状導光体の第1端面から入射した上記光源からの出射光を、上記板状導光体の第1板面に形成された複数の反射素子で全反射させた後、上記板状導光体の第2板面から灯具前方へ向けて出射させるように構成されており、
上記板状導光体は、上記複数の反射素子が形成された一般領域と、上記一般領域よりも上記第1端面側に位置する第1端面近傍領域とを備えており、
上記第1端面近傍領域は、上記一般領域と上記第1端面との中間位置で鈍角に折れ曲がった直線状の断面形状を有している、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
上記第1端面近傍領域は、上記中間位置から上記第1端面までの長さが、上記第1端面近傍領域の板厚に対して4倍以上の値に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記第1端面近傍領域は、上記中間位置から上記一般領域までの長さが、上記第1端面近傍領域の板厚に対して2倍以上の値に設定されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記板状導光体は、上記一般領域と上記第1端面近傍領域とが別体で構成されており、かつ、上記第1端面近傍領域において上記第1端面とは反対側に位置する第2端面と、上記一般領域において上記第2端面側に位置する第3端面とが互いに対向した状態で配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記複数の反射素子は、互いに間隔をおいて2次元的に配置されており、
上記各反射素子は、球面状の表面形状を有している、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、板状導光体を備えた車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、板状導光体を備えた車両用灯具として、板状導光体に対してその第1端面から入射した光源からの出射光を、板状導光体の第1板面に形成された複数の反射素子で全反射させた後、板状導光体の第2板面から灯具前方へ向けて出射させるように構成されたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような車両用灯具における板状導光体の構成として、複数の反射素子が形成された一般領域と、この一般領域よりも第1端面側において導光方向が変化するように形成された第1端面近傍領域とを備えたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-173985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記「特許文献1」に記載された板状導光体は、第1端面近傍領域において導光方向が変化しても漏光が生じてしまわないようにするため、第1端面近傍領域が略円弧状の断面形状を有する構成となっている。
【0006】
しかしながら、このように第1端面近傍領域が略円弧状の断面形状を有していると、この第1端面近傍領域に入射した光が全反射する際の反射角度が第1板面と第2板面とで異なったものとなるため、導光途中で意図しない集光現象が発生してしまうことがある。
【0007】
そして、このような集光現象が発生すると、一般領域の第1板面に形成された複数の反射素子で全反射した光は、不均一な光となって第2板面から出射することとなるので、一般領域がスジ状の発光ムラを生じた状態で光ってしまい、これにより灯具点灯時の意匠性が低下してしまう。
【0008】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、板状導光体を備えた車両用灯具において、灯具点灯時の意匠性を高めることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明は、板状導光体の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0010】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
光源と板状導光体とを備えた車両用灯具において、
上記板状導光体は、上記板状導光体の第1端面から入射した上記光源からの出射光を、上記板状導光体の第1板面に形成された複数の反射素子で全反射させた後、上記板状導光体の第2板面から灯具前方へ向けて出射させるように構成されており、
上記板状導光体は、上記複数の反射素子が形成された一般領域と、上記一般領域よりも上記第1端面側に位置する第1端面近傍領域とを備えており、
上記第1端面近傍領域は、上記一般領域と上記第1端面との中間位置で鈍角に折れ曲がった直線状の断面形状を有している、ことを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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