TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024067155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177000
出願日2022-11-04
発明の名称融雪ヒータユニット
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人あお葉国際特許事務所,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F21S 45/60 20180101AFI20240510BHJP(照明)
要約【課題】車両用灯具に備えられ、温度切替が適切に行われる融雪ヒータユニットを提供する。
【解決手段】電力の供給により発熱する発熱部材と、温度センサと、前記温度センサの計測値に基づいて前記発熱部材への電力供給の制御を行う制御部と、電源および前記制御部に接続されて電力を供給する接続コードと、を備え、前記制御部は、灯室内または灯室外に配置され、前記接続コードは、少なくとも一部が灯室外に露出して配置され、前記露出部に、前記温度センサが設けられている、車両用灯具に備えられる融雪ヒータユニットを提供する。温度センサが灯室外に配置されることで、灯室内の温度上昇に影響されずに、融雪ヒータユニットが動作する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電力の供給により発熱する発熱部材と、温度センサと、前記温度センサの計測値に基づいて前記発熱部材への電力供給の制御を行う制御部と、電源および前記制御部に接続されて電力を供給する接続コードと、
を備え、
前記制御部は、灯室内または灯室外に配置され、
前記接続コードは、少なくとも一部が灯室外に露出して配置され、前記接続コードの灯室外に露出する部分に、前記温度センサが設けられている、
ことを特徴とする車両用灯具に備えられる融雪ヒータユニット。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記接続コードは、車両電源または灯具電源に選択的に接続されて、電力を供給される、
ことを特徴とする請求項1に記載の融雪ヒータユニット。
【請求項3】
前記接続コードは、端部に電源コネクタが設けられており、
前記電源コネクタに、前記車両電源に接続される電源ケーブル、または前記電源コネクタの回路を短絡させるキャップを接続することで、前記車両電源また前記灯具電源に択一的に接続される、
ことを特徴とする請求項2に記載の融雪ヒータユニット。
【請求項4】
前記制御部は、前記制御部に電力供給が開始されたときに、前記発熱部材に所定時間だけ電力を供給する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の融雪ヒータユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に備えられる融雪ヒータユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両用灯具のランプカバーに付着した雪は、適切な光の照射の妨げとなる。ランプカバーの雪を溶かすため、車両用灯具に融雪機能を備えるものがある。
【0003】
融雪機能は、電力の供給により発熱する発熱部材により実装される。発熱する発熱部材の熱で、ランプカバーに付着した雪が融かされる。発熱部材は、温度センサで検出された雰囲気温度により動作を制御される。融雪機能の動作を確実にするため、温度センサはランプカバーの近傍に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願2020-175192号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、融雪機能が、低温でONとなり、高温になるとOFFになる仕様である場合、特許文献1では、灯室内に配置されたランプ光源の点灯や発熱部材の発熱による温度上昇を温度センサが検知して、融雪機能が勝手にOFFになってしまうという問題がある。
【0006】
一例として、融雪機能のON/OFFの切替が、雰囲気温度が5度でON、15度まで上昇するとOFFとなる仕様であると、灯室温度が5度まで低下して融雪機能がONになり、その後ランプ光源や発熱部材の発熱により灯室温度が15度まで上昇すると、たとえ外気温は5度であっても融雪機能はOFFとなってしまう。融雪機能がOFFになったことから灯室温度は低下し、やがて5度になると融雪機能は再びONとなる。このように融雪機能がON/OFFを繰り返してしまう。
【0007】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、温度によるON/OFFの切替が適切に行われる融雪ヒータユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題を解決するため、本開示の車両用灯具に備えられる融雪ヒータユニットにおいては、電力の供給により発熱する発熱部材と、温度センサと、前記温度センサの計測値に基づいて前記発熱部材への電力供給の制御を行う制御部と、電源および前記制御部に接続されて電力を供給する接続コードと、を備え、前記制御部は、灯室内または灯室外に配置され、前記接続コードは、少なくとも一部が灯室外に露出して配置され、前記接続コードの灯室外に露出する部分に、前記温度センサが設けられるように構成した。
【0009】
この態様によれば、温度センサを灯室外に配置することができるため、灯室内温度に左右されずに外気温を計測でき、融雪機能のON/OFFが適切に切り替えられる。
【0010】
また、ある態様においては、前記接続コードは、車両電源または灯具電源に選択的に接続されて、電力を供給されるように構成した。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ポーラ化成工業株式会社
FGF21受容体発現亢進剤
18日前
日亜化学工業株式会社
面状光源
26日前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
21日前
日本光機工業株式会社
灯器
26日前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
15日前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
25日前
コイズミ照明株式会社
照明器具
7日前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
22日前
豊田合成株式会社
車両用外装部品
19日前
トキコーポレーション株式会社
照明装置
1か月前
東芝ライテック株式会社
照明装置
1か月前
星和電機株式会社
筐体
27日前
国楽(香港)有限公司
ライティングダクト
19日前
市光工業株式会社
車両用灯具
1か月前
日亜化学工業株式会社
面状光源
26日前
コイト電工株式会社
照明構造
7日前
株式会社REIZ
車両用LED灯具
7日前
コイト電工株式会社
照明器具
7日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
路面描画装置
19日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
8日前
ユーハン・コーポレイション
長時間作用型FGF21融合タンパク質およびそれを含む医薬組成物
14日前
東芝ライテック株式会社
アーム装置および照明装置
1か月前
深せん市移速科技有限公司
屋外用小型エネルギー貯蔵装置
18日前
コイト電工株式会社
照明装置
7日前
かがつう株式会社
屋外用照明器具
22日前
かがつう株式会社
屋外用照明器具
22日前
かがつう株式会社
屋外用照明器具
22日前
本田技研工業株式会社
車両用灯体用レンズ構造
5日前
本田技研工業株式会社
車両用灯体用レンズ構造
5日前
市光工業株式会社
車両用灯具
13日前
本田技研工業株式会社
車両用灯体用レンズ構造
5日前
ミネベアミツミ株式会社
照明装置
15日前
コイズミ照明株式会社
機器取付具
18日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
照明器具
1か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
照明器具
1か月前
続きを見る