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公開番号2024070729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181415
出願日2022-11-11
発明の名称面状光源
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類F21S 2/00 20160101AFI20240516BHJP(照明)
要約【課題】輝度むらを低減できる面状光源を提供する。
【解決手段】面状光源は、支持部材と、支持部材の上面側に位置する第1面と、第1面の反対側の第2面と、第1面から第2面まで貫通する貫通孔と、を有する導光部材と、発光素子と、発光素子の上面及び側面を覆う波長変換部材と、を有し、支持部材上の貫通孔に配置される光源部と、貫通孔における光源部と導光部材との間に配置された透光性部材と、光源部及び透光性部材の上に配置される光調整部材と、を有し、光源部の波長変換部材の上面は、導光部材の第2面よりも上方に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
支持部材と、
前記支持部材の上面側に位置する第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、前記第1面から前記第2面まで貫通する貫通孔と、を有する導光部材と、
発光素子と、前記発光素子の上面及び側面を覆う波長変換部材と、を有し、前記支持部材上の前記貫通孔に配置される光源部と、
前記貫通孔における前記光源部と前記導光部材との間に配置された透光性部材と、
前記光源部及び前記透光性部材の上に配置される光調整部材と、
を有し、
前記光源部の前記波長変換部材の上面は、前記導光部材の前記第2面よりも上方に位置する面状光源。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
上面視において、前記波長変換部材の上面は複数の隅部を有する略矩形状であり、
前記波長変換部材の上面の隅部は、前記波長変換部材の上面の中央部よりも上方に位置する請求項1に記載の面状光源。
【請求項3】
前記波長変換部材の上面は、中央部が下方に向かって凹となる曲面を有する請求項2に記載の面状光源。
【請求項4】
前記透光性部材は、前記波長変換部材の上に配置される請求項1に記載の面状光源。
【請求項5】
前記透光性部材は、前記導光部材の前記第2面上に延在して配置されており、
前記光調整部材は、前記導光部材の前記第2面上に位置する前記透光性部材の上に配置される請求項1に記載の面状光源。
【請求項6】
平面視において、前記導光部材の外形は略矩形状であり、前記波長変換部材の外形を構成する辺が、前記導光部材の外形を構成する辺に対して傾斜している、請求項2に記載の面状光源。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明に係る実施形態は、面状光源に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
発光ダイオード等の発光素子と、導光部材とを組み合わせた面状光源は、例えば液晶ディスプレイのバックライト等に広く利用されている。例えば、特許文献1には、複数の貫通孔を有する導光部材と、基板上に配置された複数の光源と、を備える発光装置が開示されている。複数の光源のそれぞれは、導光部材の貫通孔内に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-211085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明に係る実施形態は、輝度むらを低減できる面状光源を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、面状光源は、支持部材と、前記支持部材の上面側に位置する第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、前記第1面から前記第2面まで貫通する貫通孔と、を有する導光部材と、発光素子と、前記発光素子の上面及び側面を覆う波長変換部材と、を有し、前記支持部材上の前記貫通孔に配置される光源部と、前記貫通孔における前記光源部と前記導光部材との間に配置された透光性部材と、前記光源部及び前記透光性部材の上に配置される光調整部材と、を有し、前記光源部の前記波長変換部材の上面は、前記導光部材の上面よりも上方に位置する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態の面状光源によれば、輝度むらを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る面状光源の概略上面図である。
図1のII-II線における概略断面図である。
光源部の概略断面図である。
導光部材10の凹部11の例を示す概略上面図である。
導光部材10の凹部11の例を示す概略上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。各図面は、実施形態を模式的に示したものであるため、各部材のスケール、間隔若しくは位置関係などが誇張、又は部材の一部の図示を省略する場合がある。本明細書では、Z軸の矢印方向を上方とし、Z軸の矢印方向と反対側の方向を下方とする。X軸の矢印方向の側を+X側とし、X軸の矢印方向の反対側を-X側とする。Y軸の矢印方向の側を+Y側とし、Y軸の矢印方向の反対側を-Y側とする。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
【0009】
以下の説明において、実質的に同じ機能を有する構成要素は共通の参照符号で示し、説明を省略することがある。また、特定の方向又は位置を示す用語(例えば、「上」、「下」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向又は位置を分かり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向又は位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。本明細書において「平行」とは、2つの直線、辺、面等が延長しても交わらない場合だけでなく、2つの直線、辺、面等がなす角度が10°以内の範囲で交わる場合も含む。本明細書において「上」と表現する位置関係は、接している場合と、接していないが上方に位置している場合も含む。
【0010】
[第1実施形態]
実施形態の面状光源300を図1から図3を参照して説明する。図1は、面状光源300の発光面側から見た図面である。図1に示すように、面状光源300の発光面に対して平行であり、且つ互いに直交する2方向をX方向と、Y方向とする。X方向及びY方向と直交する方向を、Z方向とする。本明細書において、X方向、及び、Y方向と平行な平面をXY平面と称することがある。また、XY平面においてX方向から0°以上360°より小さい角度で傾く方向を横方向と称し、Z方向を上下方向と称することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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