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公開番号2024078685
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191174
出願日2022-11-30
発明の名称車両用LED灯具
出願人株式会社REIZ
代理人個人,個人
主分類F21S 43/14 20180101AFI20240604BHJP(照明)
要約【課題】普及版などの一般的の発光半導体素子を用いた場合でも過度に明るくなることを抑制することができる灯具を提供する。
【解決手段】LED灯具10のファン21はLED素子11に電気的に並列接続され、通電時にLED素子11に向けて送風する。カバー部18は、LED素子11の発光部をその発光方向外側から覆うように配置されており、発光部から発光される光量を物理的に減少させた状態で発光部の光を透過させる光量調整部18aを有して構成される。LED素子11は3個で1組をなし、その配置は、1組のLED素子11のうち、2個のLED素子11を灯具の上下方向に沿って並設する。残りのLED素子11は、2個のLED素子11の左右方向に沿うように設ける。1組のLED素子11は、上下方向と直行する方向を中心軸としたとき、上下対称となるように配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光部を有する発光半導体素子と、
前記発光半導体素子に対し電気的に並列接続され、通電時に前記発光半導体素子に向けて送風するファンと、
前記発光部から発光される光量を物理的に減少させた状態で前記発光部の光を外部に放射する光量調整部を有する灯具。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記発光半導体素子は3個で1組をなし、前記灯具に複数組の半導体素子が設けられ、
前記1組の半導体素子は、2個の半導体素子が灯具の上下方向に沿って並設され、1個の半導体素子は、2個の半導体素子の左右方向に沿うように設けられるとともに、1組の半導体素子は、上下方向と直行する方向を中心軸としたとき、上下対称となるように配置される請求項1に記載の灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車および二輪車などの車両に搭載される灯具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車および二輪車などの車両において、その左右両側には左右一対のウインカーが配設される。この左右一対のウインカーのそれぞれにはバルブ(灯具の一例)が内設されており、そのバルブが点滅することでその左右一対のウインカーは車両の、左折または右折などの進行方向を外部の車両や歩行者などに報知する。
【0003】
近年、灯具の省エネ化や、発光半導体素子(LED:Light Emitting Diode、以下「LED素子」ともいう。)の普及などにより、車両においてもそのヘッドライトまたは、ウインカーなどの信号灯具などの照明装置にLED素子が広く採用されるようになった。また、LED素子を含む灯具(以下「LED灯具」ともいう。)では、そのLED素子が点灯した際の消費電力の定格は、純正・標準のウインカーのバルブと同等に設定されている場合が多い。
【0004】
そのような状況下において、従来の灯具に代えてLED灯具を用いようとする需要が存在する。しかしながら、従来の灯具に代えてLED灯具を用いる際には、LED灯具は過度に明るくなってしまう嫌いがある。
【0005】
そこで、このような問題を解消する技術として、発光部を有する発光半導体素子と、発光半導体素子に対し電気的に並列接続され、通電時に前記発光半導体素子に向けて送風するファンと、発光部をその発光方向外側から覆うように配置されるカバー部と、を含み、カバー部は、前記発光部から発光される光量を減少させた状態で前記発光部の光を透過させる透過フィルタ膜部を有するLED灯具等が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5947964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1のLED灯具は、カバー部に設けられた透過フィルタ膜部を通じて光量を光学的に低減させるものであり、製造メーカが設計したものを車両に取り付けることしかできず、ユーザが光量を調整することができなかった。
【0008】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、灯具のカバー部の表面に、回転可能な光量調整部材を設け、物理的に光量を調整することができれば、課題解決に寄与できることを知見し、本発明を完成させた。
本発明は、普及版などの一般的の発光半導体素子を用いた場合でも過度に明るくなることを抑制することができる灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の発明は、発光部を有する発光半導体素子と、前記発光半導体素子に対し電気的に並列接続され、通電時に前記発光半導体素子に向けて送風するファンと、前記発光部から発光される光量を物理的に減少させた状態で前記発光部の光を外部に放射する光量調整部を有する灯具である。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記発光半導体素子は3個で1組をなし、前記灯具に複数組の半導体素子が設けられ、前記1組の半導体素子は、2個の半導体素子が灯具の上下方向に沿って並設され、1個の半導体素子は、2個の半導体素子の左右方向に沿うように設けられるとともに、1組の半導体素子は、上下方向と直行する方向を中心軸としたとき、上下対称となるように配置される請求項1に記載の灯具である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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