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公開番号2024064064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022172381
出願日2022-10-27
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人あお葉国際特許事務所,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20240507BHJP(照明)
要約【課題】板状導光レンズに設けた複数の反射ステップを所定形状に光らせることで伝達表示を行う車両用灯具に関する。
【解決手段】板状の導光レンズ2と、前記導光レンズ2の外周面2bの少なくとも一部を周壁5bによって保持するレンズホルダ3と、前記周壁5bの少なくとも一部の外周面に対向して配列され、制御装置9によって独立した点消灯制御を受ける複数の発光素子6~8を含む発光素子群100と、前記導光レンズ2に設けられた複数の反射ステップ16と、を有する車両用灯具1において、前記レンズホルダ3の前記周壁5bは、複数の光通孔12を前記各発光素子6~8に対応した位置に有するように構成した。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
板状の導光レンズと、前記導光レンズの外周面の少なくとも一部を周壁によって保持するレンズホルダと、前記周壁の少なくとも一部の外周面に対向して配列され、制御装置によって独立した点消灯制御を受ける複数の発光素子を含む発光素子群と、前記導光レンズに設けられた複数の反射ステップと、を有する車両用灯具において、
前記レンズホルダの前記周壁は、複数の光通孔を前記各発光素子に対応した位置に有することを特徴とする、車両用灯具。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記複数の発光素子が、2以上の方向に向けられたことを特徴とする、請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記複数の発光素子は、同一方向に向けて配列された発光素子群を構成することを特徴とする、請求項1または2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記複数の発光素子が、周回配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の車両用灯具。
【請求項5】
配列された前記複数の発光素子が、制御装置によって配列順に点消灯制御されることを特徴とする、請求項1または2に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
板状導光レンズに設けた複数の反射ステップを所定形状に光らせることで伝達表示を行う車両用灯具に関する技術。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の図1及び図2には、格子状に配列した多数の導光部を設け、各導光部の基端部にそれぞれ対向する多数の発光素子を設け、導光部先端の光取出面から発光素子の光を出射する車両用表示装置が開示されている。特許文献1の車両用表示装置は、多数の発光素子の点灯エリアに基づいた所定形状の画像を車両の周辺に表示することが出来る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6907002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年の車両用表示装置には、光源の点灯に基づいて発光させた帯状光を、光源の所定の点消灯に基づいて移動するように見せるアニメーション点灯表示により、車両周辺への人の注意を惹きやすくすることが望まれている。
【0005】
しかし、特許文献1の車両用表示装置は、図1に示すように発光素子と導光部の組み合わせによる点発光を複数組み合わせて1つの帯状光を発生させるため、発光素子と導光部の部品点数が多くコスト高となる点で問題となる。更に、特許文献1の車両用表示装置は、[0047]、図4及び図5に示すように導光部を光ファイバと柱状部材によって構成し、導光部毎の光の拡散を光ファイバの先端形状、即ち円錐部の高さに基づいて制御しているため、更なる部品点数増によるコスト高が発生する点で問題となる。
【0006】
本願は、上記課題に鑑みて、部品点数が少なく簡素な構造によって明瞭なアニメーション点灯を可能にした車両用灯具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
板状の導光レンズと、前記導光レンズの外周面の少なくとも一部を周壁によって保持するレンズホルダと、前記周壁の少なくとも一部の外周面に対向して配列され、制御装置によって独立した点消灯制御を受ける複数の発光素子を含む発光素子群と、前記導光レンズに設けられた複数の反射ステップと、を有する車両用灯具において、前記レンズホルダの前記周壁は、複数の光通孔を前記各発光素子に対応した位置に有するように構成した。
(作用)各発光素子による出射光は、レンズホルダの周壁に形成された光通孔を介して導光レンズの反射ステップに入射する。レンズホルダの周壁は、光通孔を介して対応する発光素子の出射光の一部を遮光する遮光部として機能することで、導光レンズ内に形成された反射ステップの点灯範囲(反射範囲)を所定の帯状領域に制限し、発光素子毎に帯状光を発生させる。
【0008】
また、車両用灯具において、前記複数の発光素子が、2以上の方向に向けられることが望ましい。
【0009】
(作用)発光素子の照射方向が異なることにより、導光レンズに発生する帯状光を異なる方向に延出表示出来る。
【0010】
また、車両用灯具において、前記複数の発光素子は、同一方向に向けて配列された発光素子群を構成することが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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