TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024044649
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150307
出願日2022-09-21
発明の名称描画用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 43/20 20180101AFI20240326BHJP(照明)
要約【課題】描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具において、灯具を大型化することなく描画用配光パターンを形成可能な構成とする。
【解決手段】第1および第2発光素子20A、20Bからの出射光を、投影レンズ30を介して灯具前方へ向けて照射する構成とする。投影レンズ30は、遠距離描画用の第1投影レンズ部32Aと近距離描画用の第2投影レンズ部32Bとが左右方向に並んだ状態で、かつ、レンズ有効面同士が互いに隣接した状態で一体的に形成された構成とする。また、遮光板40として、第1および第2投影レンズ部32A、32Bの灯具後方側の部位に第1および第2開口部40Aa、40Baが形成された構成とし、その灯具後方側に第1および第2発光素子20A、20Bが配置された構成とする。これにより、灯具を大型化することなく遠近2箇所に描画用配光パターンを形成可能とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子からの出射光を、投影レンズを介して灯具前方へ向けて照射することにより、描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具において、
上記発光素子と上記投影レンズとの間に、上記発光素子から上記投影レンズへ向かう光の一部を遮光するための遮光板が配置されており、
上記投影レンズは、遠距離描画用の第1投影レンズ部と近距離描画用の第2投影レンズ部とが、灯具前後方向と交差する所要方向に並んだ状態で、かつ、レンズ有効面同士が互いに隣接した状態で一体的に形成されており、
上記遮光板における上記第1および第2投影レンズ部の灯具後方側の部位に、第1および第2開口部が形成されており、
上記発光素子として、上記第1および第2開口部の灯具後方側に配置された第1および第2発光素子を備えている、ことを特徴とする描画用灯具。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
上記投影レンズは、上記第1投影レンズ部が上記第2投影レンズ部よりも大きいサイズで形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の描画用灯具。
【請求項3】
上記投影レンズは、至近距離描画用の第3投影レンズ部を備えており、
上記第3投影レンズ部は、上記第1および/または第2投影レンズ部に対してレンズ有効面同士が互いに隣接した状態で一体的に形成されており、
上記遮光板における上記第3投影レンズ部の灯具後方側の部位に第3開口部が形成されており、
上記発光素子として、上記第3開口部の灯具後方側に配置された第3発光素子を備えている、ことを特徴とする請求項1または2記載の描画用灯具。
【請求項4】
上記第1発光素子として、複数の発光素子が配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の描画用灯具。
【請求項5】
上記第1発光素子と上記遮光板との間に、上記第1発光素子を構成する複数の発光素子からの出射光を上記第1開口部に入射させるための集光レンズが配置されている、ことを特徴とする請求項4記載の描画用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、描画用配光パターン(すなわち灯具前方路面等に文字や記号等の描画を行うための配光パターン)を形成するための描画用灯具として、発光素子からの出射光を、投影レンズを介して灯具前方へ向けて照射するように構成されたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、車載用の描画用灯具における投影レンズの構成として、遠距離描画用の第1投影レンズ部と近距離描画用の第2投影レンズ部とが、灯具前後方向と交差する所要方向(例えば車幅方向)に並んだ状態で一体的に形成されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/019231号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような車載用の描画用灯具からの照射光によって描画用配光パターンを形成することにより、夜間の車両走行時等に周囲に対して自車の意思表示を行うことができ、これにより他の車両や歩行者等に注意喚起を促すことが可能となる。
【0006】
しかしながら、上記「特許文献1」に記載された描画用灯具の投影レンズは、第1投影レンズ部と第2投影レンズ部とが離れた状態で配置されているので、灯具が大型化してしまう。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具において、灯具を大型化することなく描画用配光パターンを形成することができる描画用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、投影レンズの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る描画用灯具は、
発光素子からの出射光を、投影レンズを介して灯具前方へ向けて照射することにより、描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具において、
上記発光素子と上記投影レンズとの間に、上記発光素子から上記投影レンズへ向かう光の一部を遮光するための遮光板が配置されており、
上記投影レンズは、遠距離描画用の第1投影レンズ部と近距離描画用の第2投影レンズ部とが、灯具前後方向と交差する所要方向に並んだ状態で、かつ、レンズ有効面同士が互いに隣接した状態で一体的に形成されており、
上記遮光板における上記第1および第2投影レンズ部の灯具後方側の部位に、第1および第2開口部が形成されており、
上記発光素子として、上記第1および第2開口部の灯具後方側に配置された第1および第2発光素子を備えている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「描画用灯具」は、車載用の灯具であってもよいし、車載用以外の用途に用いられる灯具であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
照明器具
1か月前
東レ株式会社
光源ユニット
今日
東西電工株式会社
照明装置
2か月前
株式会社アルクス
ペンライト
2か月前
個人
樹木取付型ソーラー発光器
1か月前
株式会社小糸製作所
灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
15日前
株式会社ベスト
照明装置
12日前
コイズミ照明株式会社
照明装置
26日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
27日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
27日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
27日前
コイズミ照明株式会社
照明器具
29日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
1か月前
コイズミ照明株式会社
照明器具
1か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
1か月前
コイズミ照明株式会社
照明器具
6日前
瀧住電機工業株式会社
LED照明器具
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
1か月前
コイズミ照明株式会社
照明器具
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両用灯具
2か月前
株式会社遠藤照明
光源基板及び照明器具
6日前
株式会社小糸製作所
灯具ユニット
1か月前
株式会社小糸製作所
灯具ユニット
1か月前
個人
集光装置
2か月前
亀田産業株式会社
照明装置
28日前
不二サッシ株式会社
照明装置
1か月前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
2か月前
FKK株式会社
照明装置
2か月前
株式会社小糸製作所
車両灯具ユニット
1か月前
日本防災スキーム株式会社
LED電球
2か月前
株式会社ルミカ
器具
2か月前
工機ホールディングス株式会社
電気機器
19日前
続きを見る