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公開番号2024025060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022128188
出願日2022-08-10
発明の名称器具
出願人株式会社ルミカ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F21K 2/06 20060101AFI20240216BHJP(照明)
要約【課題】化学反応によって光等を発する器具において、リサイクルしやすいものを提供する。
【解決手段】内側密閉空間9を形成しこの内側密閉空間9に内側物質11が入っている内側容器3と、外側密閉空間13を形成し、この外側密閉空間13に内側容器11が入っており、また、外側密閉空間13の、内側容器3を除く部位に外側物質15が入っている外側容器5と、内部に外側容器5が入っている筐体7とを有し、筐体7に所定の大きさの力を加えることで内側容器3が破壊され、外側容器5内で内側物質11と外側物質15とが混ざり合って化学反応を起こすように構成されているとともに、破壊された内側容器3の残骸が外側容器5内にとどまるように構成されている器具1である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
内側密閉空間を形成しこの内側密閉空間に内側物質が入っている内側容器と、
外側密閉空間を形成し、この外側密閉空間に前記内側容器が入っており、また、前記外側密閉空間の、前記内側容器を除く部位に外側物質が入っている外側容器と、
内部に前記外側容器が入っている筐体と、
を有し、前記筐体に所定の大きさの力を加えることで前記内側容器が破壊され、前記外側容器内で前記内側物質と前記外側物質とが混ざり合って化学反応を起こすように構成されているとともに、前記破壊された前記内側容器の残骸が前記外側容器内にとどまるように構成されている器具。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記筐体は、開口部が形成されている筐体本体部と、この筐体本体部に容易に着脱自在な蓋部とを備えて構成されている請求項1に記載の器具。
【請求項3】
前記化学反応によって、光を発するように構成されており、
前記化学反応によって発生した光は、前記外側容器および前記筐体を通って前記筐体の外に出てくるように構成されている請求項1または請求項2に記載の器具。
【請求項4】
前記外側物質、前記内側物質の少なくともいずれからが香料を含んでいることで、光とともに香りを発するように構成されている請求項3に記載の器具。
【請求項5】
前記化学反応によって、香り成分、殺菌成分のすくなくともいずれかが生成されるように構成されており、
前記化学反応によって発生した香り成分、殺菌成分のすくなくともいずれかは、前記外側容器および前記筐体を通って前記筐体の外に出てくるように構成されている請求項1または請求項2に記載の器具。
【請求項6】
内側密閉空間を形成しこの内側密閉空間に内側物質が入っている内側容器と、
前記内側容器を包んでいる包装材と、
筐体密閉空間を形成し、この筐体密閉空間に前記包装材で包まれている前記内側容器が入っており、また、前記筐体密閉空間の、前記包装材と前記内側容器とを除く部位に外側物質が入っている筐体と、
を有し、前記筐体に所定の大きさの力を加えることで前記内側容器が破壊され、前記筐体密閉空間で前記内側物質と前記外側物質とが混ざり合って化学反応を起こすように構成されているとともに、前記破壊された前記内側容器の残骸が前記包装材内にとどまるように構成されている器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、器具に係り、特に、化学反応によって光等を発生するものに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の発光具(特許文献1参照)は、化学反応によって光を発するため基本的に使い捨て商材であるが、昨今の環境意識の高まりに合わせて、より環境に配慮した製品開発を進める必要がある。
【0003】
従来の発光具は、PP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)あるいはその混合物を外装としたチューブ(筐体)の中に、B液と、A液を内包したガラス製アンプルとを入れて、熱溶封して封をした構造になっている。
【0004】
そして、使用時に発光具(化学発光体)の全体を折り曲げ、アンプルを破壊させA液とB液を混合させて化学反応を起こし発光させている。このため、外装のチューブには内容液が付着し、さらにガラス片が刺さった状態になり、通常のプラスチックのリサイクルと同じ方法でリサイクルすることは難しい。
【0005】
そこで、使用済みの発光具(外装チューブ)の溶封部分を切除し、内容液とガラス片を取り除き洗浄した後に、新しい内容液とアンプルを入れ、再度溶封することで、外装チューブを再利用する方法を検討することができる。
【0006】
しかし、このアプローチ(方法)での課題として、溶封部分を切除する際に、製品の誤差でカットする位置にわずかな差が生じる。この差によって、樹脂量が足りず再溶封できなかったり、カットしても溶封部位の総てを切除することができなかったりとすることがある。
【0007】
さらに、一度再溶封した外装のチューブは長さが短くなるため再利用することができないという点も課題になる。また、使用済みの発光具において、外装のチューブに色素が沈着し、再製品化に不適切な状態なものが含まれることがある。
【0008】
そこで、別のアプローチとして、使用済みの発光具(外装のチューブ)を破砕し、内容液とガラス片は洗浄し取り除き、バージン樹脂と混合して、外装のチューブの原料としてマテリアルリサイクルを行う方法の採用が考えられる。
【0009】
しかし、粉砕して洗浄したとしても小さなガラス片が成型した外装のチューブに混入し、表面にガラス片が飛びだすことで、再利用の発光具を使用する者が怪我するおそれがある。
【0010】
そこで、内容液とガラス片の付着がない部分だけを切り離して、マテリアルリサイクルを行う方法を検討することもできるが、この方法だとプラスチック部分の約10%しかリサイクルすることができない。
(【0011】以降は省略されています)

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