TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024043658
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148767
出願日2022-09-20
発明の名称照明装置
出願人不二サッシ株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 8/04 20060101AFI20240326BHJP(照明)
要約【課題】光源から天井や壁面の反射を経ていない光の漏洩を抑制する。
【解決手段】光源20が設置される設置板部31と、光源20からの光を遮蔽する遮蔽板部32と、遮蔽板部32に連なる基板部33と、建造物に直接的又は間接的に取り付けられる取付板部34とを備える形材30を有し、遮蔽板部32は、基板部33から角部を介して設置板部31又は基板部33に対する光源20側に向かって延出され、形材30の側方の端部において、遮蔽板部32の光源20との対向面側であって、遮蔽板部32の延出端部から角部を介して光源側に向かって配置された被覆部材40を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
光源が設置される設置板部と、前記光源からの光を遮蔽する遮蔽板部と、前記遮蔽板部に連なる基板部と、建造物に直接的又は間接的に取り付けられる取付板部とを備える形材を有し、
前記遮蔽板部は、前記基板部から角部を介して前記設置板部又は前記基板部に対する前記光源側に向かって延出され、
前記形材の側方の端部において、前記遮蔽板部の前記光源との対向面側であって、前記遮蔽板部の延出端部から前記角部を介して前記光源側に向かって配置された被覆部材を備えることを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
直列に並んだ複数の前記形材を備え、
隣り合う二つの前記形材に渡って前記被覆部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記形材の壁側の端部に前記被覆部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記遮蔽板部は、前記基板部から前記延出端部とは逆側に突出した突出部を有し、前記突出部は、その先端部に至るまで平板状であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記取付板部は、前記設置板部又は前記基板部に連なると共に前記設置板部又は前記基板部から離隔する方向に延出され、その延出端部に至るまで平板状であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記設置板部は、前記基板部よりも前記遮蔽板部の延出方向側に位置することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項7】
前記設置板部と前記基板部とが、いずれも前記遮蔽板部に連なっており、
前記遮蔽板部から前記設置板部に連なる角部と前記遮蔽板部から前記基板部に連なる角部の双方に前記被覆部材が配置されていることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、間接照明を利用した照明装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
建造物に利用される照明装置として、間接照明が利用される場合がある。間接照明は、光源の照明を天井や壁面に照射して、その反射光を間接光として利用している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-183469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記間接照明を利用した照明装置は、光源から天井や壁面の反射を経ていない光が建造物の利用者や居住者の視界に直接入らないように、遮蔽部が設けられている。
しかしながら、遮蔽部は、壁面側の端部や遮蔽部と遮蔽部とのつなぎ目から光源からの光が漏れ出る場合があった。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するために、光源から天井や壁面の反射を経ていない光の漏洩を抑制することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明は、
照明装置において、
光源が設置される設置板部と、前記光源からの光を遮蔽する遮蔽板部と、前記遮蔽板部に連なる基板部と、建造物に直接的又は間接的に取り付けられる取付板部とを備える形材を有し、
前記遮蔽板部は、前記基板部から角部を介して前記設置板部又は前記基板部に対する前記光源側に向かって延出され、
前記形材の側方の端部において、前記遮蔽板部の前記光源との対向面側であって、前記遮蔽板部の延出端部から前記角部を介して前記光源側に向かって配置された被覆部材を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本願発明は、被覆部材が、形材の側方の端部において、遮蔽板部の光源との対向面側であって、遮蔽板部の延出端部から角部を介して光源側に向かって配置されている。
このため、照明装置が設定された建造物内の人が目にする可能性がある遮蔽板部の前面からの光の漏洩を効果的に抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一の天井面の第二の壁面側の端部に第二の天井面が延在する建造物の内装を示す斜視図である。
第一の天井面の、第二の壁面から離隔した位置に第二の天井面が延在する建造物の内装を示す斜視図である。
図1又は図2に示す建造物の第一の天井面又は第二の天井面を形成するための構造物を示す斜視図である。
第一の実施形態の照明装置を右方から見た側面図である。
図4の照明装置を拡大した同側面図である。
図4の照明装置の正面図である。
図4の照明装置の壁側端部の正面図である。
照明装置の形材の斜視図である。
図8とは異なる方向から見た形材の斜視図である。
照明装置の取り付け方法の最初の工程を示した右側面図である。
照明装置の取り付け方法の図10に続く工程を示した右側面図である。
照明装置の取り付け方法の図11に続く工程を示した右側面図である。
図4に示す造作に替えて先付材を利用して照明装置を取り付ける例を示した右側面図である。
第二の実施形態の照明装置を右方から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る照明装置の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態はあくまで本発明の一例であり、本発明が下記に説明する実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。
下記の実施形態は、本発明に係る照明装置を、例えば、天井面を用いた間接照明(いわゆるコーブ照明)に適用した場合について示している。
【0010】
以下の実施形態では、図1又は図2に示すように、建造物内の第一の天井面C1よりも低く設けられた第二の天井面C2側に設けられた照明装置10,10A(図4、図14参照)を例示する。
図1は第一の天井面C1の第二の壁面W2側の端部に第二の天井面C2が延在する建造物の内装を例示する。
図2は第一の天井面C1の、第二の壁面W2から離隔した位置に第二の天井面C2が延在する建造物の内装を例示する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許