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公開番号2024004154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-16
出願番号2022103657
出願日2022-06-28
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 41/33 20180101AFI20240109BHJP(照明)
要約【課題】第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んで配置された車両用灯具において、車両前方走行路における側方照射角度を十分に確保する。
【解決手段】第2灯具ユニット30Bの投影レンズ32Bを、第1灯具ユニット30A側の端部から反対側の端部へ向けて灯具後方側に傾斜して延びるように形成する。その上で、第1灯具ユニット30Aとして、その光源34Aからの出射光を第2灯具ユニット30Bの投影レンズ32Bへ向けて順次反射させる第1および第2付加リフレクタ42、44を備えた構成とした上で、第2付加リフレクタ44を光源34Aに対して第2灯具ユニット30Bとは反対側に配置する。これにより、光源34Aから出射して、第1および第2付加リフレクタ42、44で順次反射した後、投影レンズ32Bを介して灯具前方へ向けて照射される光を、灯具正面方向から側方へ大きく傾斜した方向へ向かう側方照射光とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んで配置された車両用灯具において、
上記第1および第2灯具ユニットの各々は、投影レンズと、上記投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させるリフレクタとを備えており、
上記第2灯具ユニットの投影レンズは、上記第1灯具ユニット側の端部から反対側の端部へ向けて灯具後方側に傾斜して延びるように形成されており、
上記第1灯具ユニットは、上記第1灯具ユニットの光源からの出射光を上記第2灯具ユニットの投影レンズへ向けて順次反射させる第1および第2付加リフレクタを備えており、
上記第2付加リフレクタは、上記第1灯具ユニットの光源に対して上記第2灯具ユニットとは反対側に配置されている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
上記第1付加リフレクタは、上記第1灯具ユニットの光源からの出射光を収束光として上記第2付加リフレクタへ向けて反射させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記第2灯具ユニットの光源は、上記第1灯具ユニットの光源よりも灯具前方側に配置されており、
上記第2灯具ユニットのリフレクタは、灯具正面視において上記第1灯具ユニットのリフレクタと部分的に重複する位置関係で上記第1灯具ユニットのリフレクタよりも灯具前方側に配置されており、
上記第1付加リフレクタは、上記第2灯具ユニットのリフレクタよりも灯具後方側に配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記第1灯具ユニットのリフレクタならびに第1および第2付加リフレクタと上記第2灯具ユニットのリフレクタとが一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記第2灯具ユニットの投影レンズはトロイダルレンズ状に形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項6】
上記第1灯具ユニットの投影レンズと上記第2灯具ユニットの投影レンズとが一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んで配置された車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んで配置された車両用灯具の構成として、第1および第2灯具ユニットの各々が、投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、この光源からの出射光を投影レンズへ向けて反射させるリフレクタとを備えたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような車両用灯具として、第1灯具ユニットからの照射光によってロービーム用配光パターンの主要領域を形成するとともに、第2灯具ユニットからの照射光によってロービーム用配光パターンの拡散領域を形成するように構成されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2013/183240号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記「特許文献1」に記載されているような灯具構成を採用することにより、第1および第2灯具ユニットからの照射光によって形成される配光パターンとして、車両前方走行路を幅広く照射し得るものとすることが可能となる。
【0006】
しかしながら、車両の旋回走行時等(例えばカーブ走行時や右左折時等)を考慮すると、車両前方走行路における側方照射角度をさらに大きくすることが望まれる。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んで配置された車両用灯具において、車両前方走行路における側方照射角度を十分に確保することができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、第1および第2灯具ユニットを有効利用することにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んで配置された車両用灯具において、
上記第1および第2灯具ユニットの各々は、投影レンズと、上記投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させるリフレクタとを備えており、
上記第2灯具ユニットの投影レンズは、上記第1灯具ユニット側の端部から反対側の端部へ向けて灯具後方側に傾斜して延びるように形成されており、
上記第1灯具ユニットは、上記第1灯具ユニットの光源からの出射光を上記第2灯具ユニットの投影レンズへ向けて順次反射させる第1および第2付加リフレクタを備えており、
上記第2付加リフレクタは、上記第1灯具ユニットの光源に対して上記第2灯具ユニットとは反対側に配置されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「第1および第2灯具ユニット」の各々からの照射光によって形成される配光パターンの種類や具体的な形状は特に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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