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公開番号2024080337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193439
出願日2022-12-02
発明の名称車輌用前照灯
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類F21S 41/20 20180101AFI20240606BHJP(照明)
要約【課題】 光源の点灯時において漏れ光の外部への意図しない照射を防止した上で被視認性の向上を図る。
【解決手段】 基板に実装された光源から出射された光を制御する投影レンズと、投影レンズを保持するレンズホルダーと、基板が取り付けられ光源の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンクと、光源から出射された光を投影レンズへ向けて反射するリフレクターと、投影レンズと光源の間に位置されレンズホルダーを保持するブラケットとを備え、ブラケットにレンズホルダーとリフレクターの間の隙間を通る漏れ光が入射されるインナーレンズが取り付けられ、インナーレンズに入射された漏れ光がインナーレンズによって制御されることにより照射される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板に実装された光源から出射された光を制御する投影レンズと、
前記投影レンズを保持するレンズホルダーと、
前記基板が取り付けられ前記光源の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンクと、
前記光源から出射された光を前記投影レンズへ向けて反射するリフレクターと、
前記投影レンズと前記光源の間に位置され前記レンズホルダーを保持するブラケットとを備え、
前記ブラケットに前記レンズホルダーと前記リフレクターの間の隙間を通る漏れ光が入射されるインナーレンズが取り付けられ、
前記インナーレンズに入射された漏れ光が前記インナーレンズによって制御されることにより照射される
車輌用前照灯。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記レンズホルダーが取り付けられ前記ブラケットに取り付けられるベース板が設けられ、
前記レンズホルダーが前記ベース板を介して前記ブラケットに保持され、
前記ベース板に前記ヒートシンクが取り付けられた
請求項1に記載の車輌用前照灯。
【請求項3】
前記インナーレンズには光が入射される入射面と光が出射される出射面と光が内面反射される内面反射面とが形成され、
前記入射面から入射された光が前記出射面へ向けて前記内面反射面で内面反射される
請求項1に記載の車輌用前照灯。
【請求項4】
前記入射面には光を前記内面反射面に導く第1のステップが形成され、
前記出射面には光を屈折する第2のステップが形成された
請求項3に記載の車輌用前照灯。
【請求項5】
前記インナーレンズには前記入射面と前記出射面と前記内面反射面を有する制御部が設けられ、
前記インナーレンズには前記制御部から突出された被取付部が設けられ、
前記被取付部には前記ブラケットに対する前記インナーレンズの位置決めを行う位置決め部が形成された
請求項3又は請求項4に記載の車輌用前照灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は光源から出射された光がリフレクターで反射され投影レンズによって制御されて照射される車輌用前照灯についての技術分野に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車輌用前照灯には、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に光を出射する光源が配置され、光源から出射された光がリフレクターで反射され投影レンズによって制御されて外部へ向けて照射されるタイプがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された車輌用前照灯においては、投影レンズがレンズホルダーによって保持されリフレクターがレンズホルダーの後側に位置され、光源から出射された光がリフレクターで反射され投影レンズによって平行光になるように制御されカバーを透過されて前方へ向けて照射される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-205558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のような車輌用前照灯においては、光源の駆動時(点灯時)に発生する熱を放出して光源の良好な動作状態を確保する等のために、レンズホルダーの上部とリフレクターの上部との間に熱を放出するため等の隙間が形成されている。光源の駆動時には発生した熱がヒートシンクから放出されると共にレンズホルダーとリフレクターの間の隙間から放出されて光源の温度上昇が抑制される。
【0006】
ところが、光源からは光が上方側へ向けて出射されてリフレクターで反射されるが、出射された光の一部が漏れ光として隙間を通ってしまう可能性がある。このような漏れ光は制御されない意図しない光として外部に照射されるおそれがあるため、車輌用前照灯においては、エクステンション等の遮蔽部材によって漏れ光の外部への意図しない照射が行われない構成にされることが多い。
【0007】
一方、車輌用前照灯が取り付けられる車輌は車体の大きさ等が異なる各種の種類が存在する。従って、車輌用前照灯の車体への取付位置は車輌の種類等によって異なり、車体の左右両端部に取り付けられる場合の他、特に、大型の車輌においては車体の左右両端よりも内側に取り付けられる場合もある。このような車輌用前照灯が車体の左右両端よりも内側に取り付けられる場合には、歩行者等において、例えば、車体の大きさが認識し難い可能性もあり、歩行者等において十分な被視認性が確保されることが望ましい。
【0008】
そこで、本発明車輌用前照灯は、光源の点灯時において漏れ光の外部への意図しない照射を防止した上で被視認性の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る車輌用前照灯は、基板に実装された光源から出射された光を制御する投影レンズと、前記投影レンズを保持するレンズホルダーと、前記基板が取り付けられ前記光源の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンクと、前記光源から出射された光を前記投影レンズへ向けて反射するリフレクターと、前記投影レンズと前記光源の間に位置され前記レンズホルダーを保持するブラケットとを備え、前記ブラケットに前記レンズホルダーと前記リフレクターの間の隙間を通る漏れ光が入射されるインナーレンズが取り付けられ、前記インナーレンズに入射された漏れ光が前記インナーレンズによって制御されることにより照射されるものである。
【0010】
これにより、光源の点灯時にレンズホルダーとリフレクターの間の隙間を通る漏れ光がインナーレンズによって制御されることにより外部へ向けて照射される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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