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公開番号2024069056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179835
出願日2022-11-09
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 5/00 20060101AFI20240514BHJP(車両一般)
要約【課題】 パンク修理材によるパンク修理の効率化とノイズ性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部2を有する空気入りタイヤ1である。空気入りタイヤ1は、トレッド部2の内面2bにスポンジ状の吸音体9が固着されている。吸音体9は、タイヤ半径方向の外側を向く外周面9aを有している。外周面9aには、複数の溝10と、複数の溝10により区分された複数の陸部11とが形成されている。複数の溝10のそれぞれは、溝10の長手方向に直交する向きの断面において、外周面9aでの開口幅w1が、溝10の溝底幅w2よりも大きい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部の内面にスポンジ状の吸音体が固着されており、
前記吸音体は、タイヤ半径方向の外側を向く外周面を有し、
前記外周面には、複数の溝と、前記複数の溝により区分された複数の陸部とが形成されており、
前記複数の溝のそれぞれは、前記溝の長手方向に直交する向きの断面において、前記外周面での開口幅が、前記溝の溝底幅よりも大きい、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記外周面と前記内面との固着面積は、前記吸音体を前記内面に投影した投影面積の10%~48%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記複数の溝のそれぞれは、前記断面において、断面形状が台形状である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記複数の溝のそれぞれは、一対の溝壁を有し、
前記一対の溝壁のそれぞれは、前記外周面に対して傾斜する壁面を有し、
前記壁面と前記外周面との傾斜角度は、95~170°である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記壁面と前記外周面との間の角部には、それぞれ、面取部が形成されている、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記複数の溝は、前記断面において、それぞれの前記溝底幅が互いに同一であり、
前記複数の陸部は、前記断面において、それぞれの前記外周面での幅が互いに同一であり、
前記幅は、前記溝底幅に等しい、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記複数の溝のそれぞれは、前記溝底幅が3~30mmであり、前記溝の溝深さが1~10mmである、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記複数の溝のそれぞれは、タイヤ周方向に対して5~90°の角度で延びている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記複数の溝のそれぞれは、タイヤ周方向に対して5°未満の角度で延びている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記吸音体は、タイヤ周方向に一対の端面を有し、
前記一対の端面の間には、隙間が形成されている、請求項9に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トレッド部を有する空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ロードノイズを低減するために、トレッド部の内面に吸音具が設けられた空気入りタイヤが知られている。例えば、下記特許文献1は、吸音具のタイヤ半径方向の内向面に凸部と凹部とを形成することで、ロードノイズをより一層低減した空気入りタイヤを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-108034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の空気入りタイヤは、吸音具が固着された部分でのパンクをパンク修理材を用いて修理する場合、パンク修理材が吸音具を介して供給されるので、パンク修理に要する時間が長くなることがあった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、トレッド部の内面にスポンジ状の吸音体を設けることを基本として、パンク修理材によるパンク修理の効率化とノイズ性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部の内面にスポンジ状の吸音体が固着されており、前記吸音体は、タイヤ半径方向の外側を向く外周面を有し、前記外周面には、複数の溝と、前記複数の溝により区分された複数の陸部とが形成されており、前記複数の溝のそれぞれは、前記溝の長手方向に直交する向きの断面において、前記外周面での開口幅が、前記溝の溝底幅よりも大きい、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上述の構成を備えることにより、パンク修理材によるパンク修理の効率化とノイズ性能とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。
吸音体の部分斜視図である。
溝の長手方向に直交する拡大断面図である。
面取部が形成された溝の長手方向に直交する拡大断面図である。
本実施形態の吸音体を外周面側から見た展開図である。
空気入りタイヤの部分断面図である。
吸音体の素材を示す模式図である。
吸音体製造時の説明図である。
他の実施形態の吸音体を外周面側から見た展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1を示す正規状態における回転軸を含むタイヤ子午線断面図である。ここで、「正規状態」とは、空気入りタイヤ1が正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、空気入りタイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
【0010】
「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が有る場合、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が無い場合、リム組み可能であって、エア漏れを生じさせないリムのうち、最もリム径が小さく、その中で最もリム幅が小さいリムである。
(【0011】以降は省略されています)

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