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公開番号2024068853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179470
出願日2022-11-09
発明の名称便器装置
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03D 9/00 20060101AFI20240514BHJP(上水;下水)
要約【課題】美観を低下させることなく、異常検知時に作動する制御装置を既存の便器装置に適用できるようにする。
【解決手段】便器装置Tは、便鉢部32を有する便器本体31と、便器本体31に取り付けられた便座装置40と、便鉢部32内の水位の異常を検知するセンサユニット50と、センサユニット50からの検知信号に基づいて、便器洗浄装置17と局部洗浄装置43を制御する制御装置22と、制御装置22を収納するキャビネット10と、を備えている。制御装置22をキャビネット10内に収納したので、制御装置22を設けたことに起因する美観の低下を防止することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
便鉢部を有する便器本体と、
前記便器本体に取り付けられた便座装置と、
前記便鉢部内の水位の異常を検知するセンサユニットと、
前記センサユニットからの検知信号に基づいて、機能部材を制御する制御装置と、
前記制御装置を収納するキャビネットと、を備えている便器装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記便鉢部内に洗浄水を供給可能であり、前記制御装置によって制御される便器洗浄装置を備えており、
前記便器洗浄装置が前記キャビネット内に収納されている請求項1に記載の便器装置。
【請求項3】
前記制御装置が、前記センサユニットの検知信号に基づいて前記便器洗浄装置による洗浄水の供給を停止させる請求項2に記載の便器装置。
【請求項4】
前記制御装置に電力を供給するAC-DCアダプタが、前記キャビネット内に収納されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項5】
前記キャビネットは、前記便器本体の上面よりも上方の領域を開放させる開口部と前記開口部を開閉する閉塞部材とを有し、
前記制御装置が、前記便器本体の前記上面よりも上方に配置されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項6】
前記制御装置は、前記キャビネット内に設けたブラケットに対して着脱可能に嵌合されることによって取り付けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項7】
前記便座装置が、局部洗浄装置を含み、
前記制御装置は、前記センサユニットの検知信号に基づく検知情報を前記局部洗浄装置に送信する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項8】
前記局部洗浄装置は、前記制御装置から送信された前記検知情報に基づいて洗浄水の吐出を停止する請求項7に記載の便器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、便器本体に便座装置と水位センサを設けた便器装置が開示されている。水位センサが異常を検知すると、水位センサからの電気信号を受信した電気信号発信部は、異常を知らせる音を発したり、管理室に異常を知らせる信号を発信する等の制御動作を行わせる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-133376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の電気信号発信部は、便器装置の内部に配置される内蔵部品であり、便器装置の内部には、電気信号発信部を収納するためのスペースが確保されていなければならない。よって、この電気信号発信部を用いた制御システムを、既存の便器装置に対してオプションとして適用することができない。
【0005】
本開示は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、美観を低下させることなく、異常検知時に作動する制御装置を既存の便器装置に適用できるようにすることを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の便器装置は、
便鉢部を有する便器本体と、
前記便器本体に取り付けられた便座装置と、
前記便鉢部内の水位の異常を検知するセンサユニットと、
前記センサユニットからの検知信号に基づいて、機能部材を制御する制御装置と、
前記制御装置を収納するキャビネットと、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1の便器装置の斜視図
便器装置の正面図
便器装置の側面図
便器装置の分解斜視図
センサユニットの分解斜視図
便器本体にセンサユニットとベースプレートを取り付けた状態の正面図
便器本体にセンサユニットとベースプレートを取り付けた状態の側断面図
制御装置をブラケットから外した状態の斜視図
水位の異常を検知したときの制御システムをあらわすブロック図
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態1>
以下、本開示を具体化した実施形態1を図1~図9を参照して説明する。以下の説明において、以下の説明において、便器装置Tの前後方向については、便器装置Tの便座44に着座した使用者の正面側を前側、使用者の背中側を後側と定義し、図1,3~5,7におけるF方向を前方と定義する。上下の方向については、図1~7におけるH方向を上方と定義する。左右の方向については、便器装置Tの前方に立った使用者から見た向きを、そのまま左方、右方と定義し、図1,2,4~6におけるR方向を右方と定義する。
【0009】
<便器装置Tの概要>
本実施形態1の便器装置Tは、公共施設等の個室に設置されるパブリックトイレとして用いられるものである。図1~3に示すように、便器装置Tは、キャビネット10と、大便器30とを備えている。キャビネット10は、前壁部11、左右両側壁部12及び上壁部13を有し、個室の後壁面Wを覆うように配置されている。キャビネット10の前壁部11の上端側領域には、キャビネット10の内部空間を前方へ開放させる開口部14が形成されている。開口部14の開口領域全体は、便器本体31の上面31Sよりも上方に位置する。キャビネット10には、開口部14を閉塞するための閉塞部材15が着脱可能に設けられている。
【0010】
キャビネット10の内部には、便器洗浄装置17と制御ユニット20とが収納されている。便器洗浄装置17は、洗浄水タンク18と洗浄モータ19とを備えている。洗浄水タンク18内には、大便器30の便器本体31に供給するための洗浄水(図示省略)が貯留されている。洗浄水タンク18の底面には便器本体31に連通する給水口(図示省略)と、給水口を開閉するフラッパー(図示省略)とが設けられている。洗浄モータ19は、フラッパーを開閉させるものであり、フラッパーを開く給水モードと、フラッパーを閉じる給水停止モードとの切り換えを行う。
(【0011】以降は省略されています)

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