TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024065848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174913
出願日2022-10-31
発明の名称車両用発光ユニット、車両用灯具
出願人市光工業株式会社
代理人IAT弁理士法人
主分類F21S 43/239 20180101AFI20240508BHJP(照明)
要約【課題】励起光を高精度に光学制御することができる車両用発光ユニット、車両用灯具を提供することにある。
【解決手段】この発明は、光変換パネル3と導光体4とが別個に構成したものである。この結果、この発明は、導光体4に光変換パネル3の光変換層31を直接形成することによる導光体4の変形が無い。これにより、この発明は、光源部2からの励起光L1を導光体4を介して光変換パネル3に伝搬する時に、励起光L1を高精度に光学制御することができる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
励起光を出射する光源部と、
光変換パネルと、
前記光源部からの前記励起光を前記光変換パネルに導く導光体と、
を備え、
前記導光体は、
前記励起光を入射させる入射面と、
入射させた前記励起光を反射させる反射面と、
反射させた前記励起光を出射させる出射面と、
を有し、
前記光変換パネルは、
前記導光体の前記出射面から出射された前記励起光を透過させる保持部材と、
前記保持部材に保持されていて、前記保持部材を透過した前記励起光を2次光に変換して前記2次光を出射させる光変換層と、
を有する、
ことを特徴とする車両用発光ユニット。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記光源部は、前記励起光を出射する光源と、前記光源を保持する基板と、を有し、
前記基板と前記導光体とは、前記光源と前記導光体の前記入射面とが対向している状態で、保持されていて、
前記光変換パネルと前記導光体とは、前記導光体の前記出射面と前記光変換パネルの前記保持部材とが対向している状態で、配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用発光ユニット。
【請求項3】
前記導光体の前記反射面は、前記光変換パネルに向けて前記励起光を反射させる複数のプリズムの反射面から構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用発光ユニット。
【請求項4】
前記導光体の前記出射面と前記光変換パネルの前記保持部材とは、前記励起光を透過させる両面テープまたは接着剤により、接着されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用発光ユニット。
【請求項5】
前記導光体の前記入射面は、前記光源部からの前記励起光を平行光として入射させる入射面から構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用発光ユニット。
【請求項6】
前記光源部からの前記励起光を前記導光体の前記入射面側に出射させる光学部材を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用発光ユニット。
【請求項7】
空間を形成するランプハウジングおよびランプレンズと、
前記空間内に配置されている請求項1から6のいずれか1項に記載の車両用発光ユニットと、
を備え、
前記車両用発光ユニットは、前記ランプハウジングに直接または介在部材を介して取り付けられている、
ことを特徴とする車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、車両用発光ユニット、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
励起光により励起して発光する2次光(ルミネセンス)を利用する車両用発光ユニット、車両用灯具としては、たとえば、特許文献1に示すものがある。
【0003】
以下、特許文献1の車両用灯具の光源ユニット及び車両用灯具の構成について説明する。特許文献1の車両用灯具の光源ユニットは、光源部及び光生成部を含む。光生成部は、導光部材(保持部材)と、導光部材に直接成膜処理を行って薄膜状に形成した発光層と、を有する。また、特許文献1の車両用灯具は、光源ユニットと、光源ユニットを収容するランプハウジングおよびランプレンズと、を有する。
【0004】
以下、特許文献1の車両用灯具の光源ユニット及び車両用灯具の作用について説明する。光源部は、励起光を出射する。導光部材は、光源部から出射した励起光を、内部で導光して、発光層に全面に亘って出射する。発光層は、励起光により2次光を発光して、この2次光を出射して、発光面を形成する。2次光は、例えばテールランプのパターンとしてランプレンズを透過して外部に出射する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2019/245030号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の車両用灯具の光源ユニット及び車両用灯具は、導光部材に発光層を直接成膜処理を行って薄膜状に形成する、ものであるから、導光部材が発光層の形成時の熱などの影響を受けたりして変形したりする、場合がある。これにより、特許文献1の車両用灯具の光源ユニット及び車両用灯具は、発光層を直接形成した導光部材により、励起光を高精度に光学制御することが難しい、場合がある。
【0007】
この発明は、励起光を高精度に光学制御することができる車両用発光ユニット、車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の車両用発光ユニットは、前記の課題を解決するため、励起光を出射する光源部と、光変換パネルと、前記光源部からの前記励起光を前記光変換パネルに導く導光体と、を備え、前記導光体は、前記励起光を入射させる入射面と、入射させた前記励起光を反射させる反射面と、反射させた前記励起光を出射させる出射面と、を有し、前記光変換パネルは、前記導光体の前記出射面から出射された前記励起光を透過させる保持部材と、前記保持部材に保持されていて、前記保持部材を透過した前記励起光を2次光に変換して前記2次光を出射させる光変換層と、を有する、ことを特徴とする。
【0009】
この発明の車両用発光ユニットにおいて、前記光源部は、前記励起光を出射する光源と、前記光源を保持する基板と、を有し、前記基板と前記導光体とは、前記光源と前記導光体の前記入射面とが対向している状態で、保持されていて、前記光変換パネルと前記導光体とは、前記導光体の前記出射面と前記光変換パネルの前記保持部材とが対向している状態で、配置されている、ことが好ましい。
【0010】
この発明の車両用発光ユニットにおいて、前記導光体の前記反射面は、前記光変換パネルに向けて前記励起光を反射させる複数のプリズムの反射面から構成されている、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

市光工業株式会社
車両用灯具
2日前
市光工業株式会社
車両用灯具
2日前
市光工業株式会社
車両用灯具
3日前
市光工業株式会社
車両用灯具
3日前
市光工業株式会社
車両用灯具
3日前
市光工業株式会社
車両用灯具
5日前
市光工業株式会社
車両用灯具
18日前
市光工業株式会社
車両用灯具
24日前
市光工業株式会社
車両用表示装置
4日前
市光工業株式会社
車両用発光ユニット、車両用灯具
1か月前
ポーラ化成工業株式会社
FGF21受容体発現亢進剤
29日前
個人
照明器具
3か月前
東レ株式会社
光源ユニット
1か月前
個人
樹木取付型ソーラー発光器
3か月前
日亜化学工業株式会社
面状光源
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
1か月前
日本光機工業株式会社
灯器
1か月前
個人
伸縮ライト
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
26日前
コイズミ照明株式会社
照明器具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
コイズミ照明株式会社
照明器具
18日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
1か月前
コイズミ照明株式会社
照明装置
2か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
取付け構造
1か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
株式会社ベスト
照明装置
2か月前
スタンレー電気株式会社
ヘッドランプ
2日前
コイズミ照明株式会社
照明器具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
灯具ユニット
3か月前
続きを見る