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公開番号2024059612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2023222205,2022184212
出願日2023-12-28,2019-06-10
発明の名称ハブ装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H05K 5/02 20060101AFI20240423BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】邪魔になる可能性を低減させたハブ装置を提供する。
【解決手段】ハブ装置1は、ボディ2と、複数の端子部7と、取付部8と、を備える。複数の端子部7は、ボディ2に設けられる。複数の端子部7は、複数の配線を電気的に接続可能である。複数の配線は、通信用の複数の配線を少なくとも含む。取付部8は、建物の一部を構成する構造体300にボディ2を取り付けるための部位である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ボディと、
前記ボディに設けられ、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む複数の配線を電気的に接続可能な複数の端子部と、
建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための取付部と、を備え、
前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含み、
前記ボディは、
前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを所定の貫通方向に貫く孔に挿入される挿入部と、
前記挿入部につながっており前記第1の面と向かい合う側から見て前記挿入部を基点として前記第1の面に沿った方向に延びている延長部と、を有し、
前記挿入部のうち前記貫通方向に沿った側面と、前記延長部の所定の面とは、所定の空間に対向しており、
前記複数の端子部のうち少なくとも1つの端子部は、前記挿入部の前記側面に設けられている、
ハブ装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
ボディと、
前記ボディに設けられ、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む複数の配線を電気的に接続可能な複数の端子部と、
建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための取付部と、を備え、
前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含み、
前記ボディは、前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを所定の貫通方向に貫く孔に挿入される挿入部を有し、
前記挿入部は、前記第1の面と向かい合う側から見て手前から奥に行くにつれて、前記貫通方向と直交する断面における面積が小さくなる挿入本体を備え、
前記挿入本体は、前記貫通方向に対して斜めである面を含み、
前記複数の端子部のうち少なくとも1つの端子部は、前記挿入本体の前記面に設けられている、
ハブ装置。
【請求項3】
前記複数の端子部とは別に設けられ、前記複数の端子部に電気的に接続された前記複数の配線のうち少なくとも1つの配線を保持する保持部材を更に備え、
前記貫通方向から見て、前記ボディの外縁は、所定の円に沿った形状であり、
前記保持部材は、前記所定の円に収まる形状である、
請求項1又は2に記載のハブ装置。
【請求項4】
ボディと、
前記ボディに設けられ、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む複数の配線を電気的に接続可能な複数の端子部と、
建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための取付部と、を備え、
前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含み、
前記ボディは、
前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを貫く孔に挿入される挿入部と、
前記挿入部につながっており前記第1の面と向かい合う側から見て前記挿入部を基点として前記第1の面に沿った方向に延びている延長部と、を有し、
前記複数の端子部のうち少なくとも1つは、前記延長部に設けられる、
ハブ装置。
【請求項5】
ボディと、
前記ボディに設けられ、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む複数の配線を電気的に接続可能な複数の端子部と、
建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための取付部と、
電子部品と、前記電子部品が実装された基板と、を含む実装基板と、を備え、
前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含み、
前記ボディは、
前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを貫く孔に挿入される挿入部と、
前記挿入部の上下方向の中心よりも上部につながっており前記第1の面と向かい合う側から見て前記挿入部を基点として前記第1の面に沿った方向に延びている延長部と、を有し、
前記ボディは、内部に空間を有し、
前記実装基板は、前記ボディの内部の前記空間に配置されており、
前記延長部は、内部に空間を有し、
前記実装基板の少なくとも一部は、前記延長部の内部の前記空間に配置されている、
ハブ装置。
【請求項6】
前記電子部品は、スイッチング素子である、
請求項5に記載のハブ装置。
【請求項7】
前記実装基板に接するヒートシンクを更に備える、
請求項5又は6に記載のハブ装置。
【請求項8】
前記挿入部につながっており前記第2の面と向かい合う側から見て前記挿入部を基点として前記第2の面に沿った方向に延びているストッパを更に備える、
請求項1~7のいずれか一項に記載のハブ装置。
【請求項9】
前記複数の端子部とは別に設けられ、前記複数の端子部に電気的に接続された前記複数の配線のうち少なくとも1つの配線を保持する保持部材を更に備える、
請求項4~8のいずれか一項に記載のハブ装置。
【請求項10】
前記複数の端子部のうち少なくとも1つの端子部と一対一で対応し、開口部を含み前記開口部の周縁により前記少なくとも1つの端子部を覆う少なくとも1つのカバーを更に備え、
前記開口部は、下又は斜め下から見て前記少なくとも1つの端子部が露出するように形成されている、
請求項1~9のいずれか一項に記載のハブ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はハブ装置に関し、より詳細には、通信用の配線を接続可能なハブ装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
ハブ装置の従来例として、特許文献1記載のスイッチングハブ装置を例示する。特許文献1記載のスイッチングハブ装置は、コネクタが複数配置されたコネクタ群と、ロック解除部材と、を備える。コネクタは、ケーブルが挿入される穴及び挿入されたケーブルをロックするロック機構を有する。ロック解除部材は、ケーブルに設けられたロック解除機構を押圧してコネクタとのロックを解除する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-048676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、ハブ装置はラックに置かれて使用される。しかしながら、ハブ装置を設置するためにラックが必要となると、ラックによって室内等のスペースを圧迫し邪魔になることがあった。
【0005】
本開示は、邪魔になる可能性を低減させたハブ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るハブ装置は、ボディと、複数の端子部と、取付部と、を備える。前記複数の端子部は、前記ボディに設けられる。前記複数の端子部は、複数の配線を電気的に接続可能である。前記複数の配線は、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む。前記取付部は、建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための部位である。前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含む。前記ボディは、前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを所定の貫通方向に貫く孔に挿入される挿入部と、前記挿入部につながっており前記第1の面と向かい合う側から見て前記挿入部を基点として前記第1の面に沿った方向に延びている延長部と、を有する。前記挿入部のうち前記貫通方向に沿った側面と、前記延長部の所定の面とは、所定の空間に対向している。前記複数の端子部のうち少なくとも1つの端子部は、前記挿入部の前記側面に設けられている。
本開示の別の一態様に係るハブ装置は、ボディと、複数の端子部と、取付部と、を備える。前記複数の端子部は、前記ボディに設けられる。前記複数の端子部は、複数の配線を電気的に接続可能である。前記複数の配線は、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む。前記取付部は、建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための部位である。前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含む。前記ボディは、前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを所定の貫通方向に貫く孔に挿入される挿入部を有する。前記挿入部は、前記第1の面と向かい合う側から見て手前から奥に行くにつれて、前記貫通方向と直交する断面における面積が小さくなる挿入本体を備える。前記挿入本体は、前記貫通方向に対して斜めである面を含む。前記複数の端子部のうち少なくとも1つの端子部は、前記挿入本体の前記面に設けられている。
本開示の更に別の一態様に係るハブ装置は、ボディと、複数の端子部と、取付部と、を備える。前記複数の端子部は、前記ボディに設けられる。前記複数の端子部は、複数の配線を電気的に接続可能である。前記複数の配線は、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む。前記取付部は、建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための部位である。前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含む。前記ボディは、前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを貫く孔に挿入される挿入部と、前記挿入部につながっており前記第1の面と向かい合う側から見て前記挿入部を基点として前記第1の面に沿った方向に延びている延長部と、を有する。前記複数の端子部のうち少なくとも1つは、前記延長部に設けられる。
本開示の更に別の一態様に係るハブ装置は、ボディと、複数の端子部と、取付部と、を備える。前記複数の端子部は、前記ボディに設けられる。前記複数の端子部は、複数の配線を電気的に接続可能である。前記複数の配線は、通信用の複数の通信用配線を少なくとも含む。前記取付部は、建物の一部を構成する構造体に前記ボディを取り付けるための部位である。前記実装基板は、電子部品と、前記電子部品が実装された基板と、を含む。前記構造体は、前記建物の隠蔽部に露出する第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を含む。前記ボディは、前記構造体の前記第1の面から前記第2の面までを貫く孔に挿入される挿入部と、前記挿入部の上下方向の中心よりも上部につながっており前記第1の面と向かい合う側から見て前記挿入部を基点として前記第1の面に沿った方向に延びている延長部と、を有する。前記ボディは、内部に空間を有する。前記実装基板は、前記ボディの内部の前記空間に配置されている。前記延長部は、内部に空間を有する。前記実装基板の少なくとも一部は、前記延長部の内部の前記空間に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様に係るハブ装置では、邪魔になる可能性が低減する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係るハブ装置に機器等が接続されている状態を示す、概略ブロック図である。
図2は、同上のハブ装置の正面図である。
図3は、同上のハブ装置の側面図である。
図4は、取付部及び蓋部を取り外した状態における同上のハブ装置の下面図である。
図5は、同上のハブ装置の分解斜視図である。
図6は、同上のハブ装置の要部の正面斜視図である。
図7は、実施形態2に係るハブ装置の斜視図である。
図8は、同上のハブ装置のうち複数の端子部が設けられた面の平面図である。
図9は、実施形態3に係るハブ装置の斜視図である。
図10Aは、実施形態4に係るハブ装置の正面図である。図10Bは、同上のハブ装置の要部の下面図である。図10Cは、同上のハブ装置の要部の側面図である。
図11は、実施形態5に係るハブ装置の分解斜視図である。
図12は、蓋部を取り外した状態における同上のハブ装置の斜視図である。
図13は、取付部及び蓋部を取り外した状態における同上のハブ装置の斜視図である。
図14は、キャップを取り外した状態における同上のハブ装置の平面図である。
図15は、同上のハブ装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係るハブ装置について、図面を用いて説明する。ただし、下記の各実施形態は、本開示の様々な実施形態の一部に過ぎない。下記の各実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の各実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
【0010】
(実施形態1)
(ハブ装置の構成)
本実施形態のハブ装置1の構成について、まずは図1を参照して説明する。ハブ装置1は、より詳細には、複数の機器100間で送受信される信号の衝突防止の処理を行うスイッチングハブ装置である。複数の機器100は、例えば、コンピュータ端末、ネットワークカメラ、IP(Internet Protocol)電話及び、無線アクセスポイント等である。コンピュータ端末は、例えば、ハブ装置1の動作を設定する操作を受け付けるコントローラである。コントローラは、例えば、ハブ装置1との間でシリアル通信を行う。また、複数の機器100の別の一例は、照明器具、空調機器及び音響機器等である。
(【0011】以降は省略されています)

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