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公開番号2024059444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167120
出願日2022-10-18
発明の名称消臭剤組成物及びその用途
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類A61L 9/01 20060101AFI20240423BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 アルデヒド、アミン、カルボン酸、硫化水素、及びメルカプタンに由来する複合的な臭気に対し優れた消臭効果を発揮する消臭剤組成物を提供する。
【解決手段】 下記一般式(1)で表されるO-置換モノヒドロキシルアミンと、銀化合物と、水とを含む消臭剤組成物を用いる。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024059444000006.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">29</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">72</com:WidthMeasure> </com:Image> (式中、Rは、各々独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基を表す。nは1~6の整数を表す。)
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表されるO-置換モノヒドロキシルアミンと、銀化合物と、水とを含む消臭剤組成物。
JPEG
2024059444000005.jpg
29
72
(式中、Rは、各々独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基を表す。nは1~6の整数を表す。)
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記一般式(1)で表されるO-置換モノヒドロキシルアミンにおいて、Rが水素原子であり、nが1~4の整数である、請求項1に記載の消臭剤組成物。
【請求項3】
前記一般式(1)で表されるO-置換モノヒドロキシルアミンが、アミノオキシ酢酸である、請求項1に記載の消臭剤組成物。
【請求項4】
前記銀化合物が、酸化銀、硝酸銀、フッ化銀、及び硫酸銀の群から選ばれる少なくとも1種の銀化合物である、請求項1に記載の消臭剤組成物。
【請求項5】
さらにポリエチレンイミンを含む、請求項1に記載の消臭剤組成物。
【請求項6】
請求項1に記載の消臭剤組成物が、基材に担持されて製造される、消臭性構造物。
【請求項7】
前記の基材が、繊維状物、シート状物、ビーズ状物、スポンジ状物、又はボード状物である、請求項6に記載の消臭性構造物。
【請求項8】
請求項1に記載の消臭剤組成物を、アルデヒド、アミン、カルボン酸、硫化水素、及びメルカプタンの群からなる群より選ばれる少なくとも1種、又は2種以上の臭気物質を含む気体と接触させることを特徴とする、臭気物質の除去方法。
【請求項9】
請求項6に記載の消臭剤構造物を、アルデヒド、アミン、カルボン酸、硫化水素、及びメルカプタンからなる群より選ばれる少なくとも1種、又は2種以上の臭気物質を含む気体と接触させることを特徴とする、臭気物質の除去方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消臭剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
生活空間における臭気は、ヒト又は動物の排泄物臭(硫化水素、アンモニア等)、汗臭(イソ吉草酸等)や加齢臭(2-ノネナール等)、生ゴミ臭(トリメチルアミン、メチルメルカプタン等)及びタバコ臭(アセトアルデヒド等)等が混ざり合った複合的な臭気により構成されている。このように、生活空間における臭気は複数の原因物質の組み合わせにより構成されることから、単一の消臭成分のみでは十分な消臭効果を得ることが難しい。例えば、アルカリ剤は硫化水素やカルボン酸に対する消臭効果が高いが、アンモニアやトリメチルアミン等のアミン類にはほとんど効果がないことが知られている。一方、カルボン酸やその塩はアミン類等のアルカリ性物質に対する消臭効果は優れているものの、硫化水素やカルボン酸に対する消臭効果はほとんど認められない。そこで、複数の消臭剤を組み合わせた消臭剤が用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1では、カルボキシ基含有O-置換モノヒドロキシルアミン又はその化学的に許容される塩、及び重金属塩を含む消臭剤が開示されている。
【0004】
特許文献2では、炭酸亜鉛及び/又は酸化亜鉛と特定のアミノ酸を含む消臭剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-45470号公報
特開2006-26156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これら特許文献に記載の方法は、消臭効率が必ずしも十分ではなく、複合的な臭気に対して優れた消臭効果を発揮する消臭剤が求められていた。
【0007】
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、アルデヒド、アミン、カルボン酸、硫化水素、及びメルカプタンに由来する複合的な臭気に対し優れた消臭効果を発揮する消臭剤組成物の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、下記に示す本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の要旨を有するものである。
【0010】
[1]
下記一般式(1)で表されるO-置換モノヒドロキシルアミンと、銀化合物と、水とを含む消臭剤組成物。
(【0011】以降は省略されています)

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