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公開番号2023152235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022079829
出願日2022-04-01
発明の名称握り棒
出願人個人
代理人
主分類A61H 39/04 20060101AFI20231005BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】従来にない構成のマッサージ器具を提供すること。
【解決手段】丸棒本体に、弾性、及び、柔軟性を備えた突起を、所定間隔で配置、固定をする。その丸棒本体に、蓄光体及び、蛍光体の少なくとも一方を、所定間隔で配置、固定する構成である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
丸棒本体に、弾性及び柔軟性を備えた突起を所定間隔で配置、固定したことを特徴とする握り棒。
続きを表示(約 72 文字)【請求項2】
前記丸棒本体に、蓄光体及び蛍光体の少なくとも一方を所定間隔で配置、固定したことを特徴とする請求項1記載の握り棒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マッサージ機能を有する健康用具としての握り棒に関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来のマッサージ器具には、身体の凝りをほぐす目的で開発された製品が多数あり、手軽に使用できる器具としては、肩叩き棒、ツボ押し器、ツボ押しスリッパ、踏竹、引っ張りゴムなどがあるものの、殆どは1器具で1機能を備えているのみである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の手軽に使用できるマッサージ器具には、肩叩き棒、ツボ押し器、ツボ押しスリッパ、踏竹、引っ張りゴムなどがある。しかし、殆どの器具には1機能だけしか備わっておらず、因って、ほぐす必要部位に合わせた複数器具を使い分ける煩雑さが生じる。又、それぞれの器具は、実用性を重んじた形状であり、用途は容易に判別できるものの、インテリア性には欠け、置き場所には苦慮する。そこで本発明は、右利き、左利き、双方共に、楽に握れ、昼夜を問わず、身近に置けて、健康管理をする。斯かる多機能を備えた健康用具として、インテリア性にも考慮した、握り棒を提供することを考えた。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明では、丸棒本体に弾性、及び柔軟性を備えた突起を、所定間隔で配置、固定する構成とする。
前記丸棒本体に、蓄光体、及び蛍光体の少なくとも一方を、所定間隔で配置、固定する構成とする。
【発明の効果】
【0005】
本願発明の握り棒は、暖かさと、温もりが感じられる木製丸棒に、螺施右巻き、及び左巻きを交差させた、その線上に、突起を設けたので握り易く、掴み易い健康用具である。日常生活における行動の殆どは、親指、人差し指とが担っており、マッサージ器具を使用する際にも、当然、負担は掛かっている。そこで指の負担を掌全体に分散させることに焦点を絞った。丸棒を握る際の親指の位置や角度に重きをおき、突起、とするところの、シリコン入りゴム製チップが効果的、と思われる位置を探るために、ランダム、リング、螺施、さらには彫り込みを試みた。その過程で、螺施右巻きは左手の感触に優れ、左巻きは右手の感触に優れることを体感し、これを基に交差させる解決策が見出だせた。
この交差線上に突起とするところのシリコン入りゴム製チップを配置、固定したところ握り棒は、滑り止め効果に因って掌全体で楽に握れるようになった。斯かる握り棒に蓄光体、及び蛍光体を備えることで、暗所でも、その所在が分かり易くなり、昼夜を問わず、手に取り易くなる。
災害時下に於ては、蛍火のような光でも希望の光にはなる。エコノミー症候群の発祥対策には、軽い運動やマッサージが必要であり、多機能を備えた握り棒は、役にたつ、用具である。
握り棒は、木を使用することで、現在、環境保護の機運が高まり、プラスチックの使用削減が促される中に於ては、最も適している。
世界に誇れる日本の(ものづくり)の力を生かした手作りの握り棒は(こけし)のように土産品、プレゼントにも適している。
握り棒の長さは凡そ30cmから60cmであり、図5のようにシール8を貼る、絵9を書く、イニシャル9を彫る、又、焼き印を押す等のこともでき、好みに応じて、個々人がデザインすることに依り、インテリア性にも富む握り棒になる。
本願発明の握り棒の使用方法の1つとして、右手、左手、上、下いづれでも掴み易いことから持ち手の握り替えが楽にできる掌、肩、腕、背中、太股、ふくらはぎ等、軽く叩くマッサージには、最も適している。
押す機能は、図6のBのように衣服とシリコンゴム製チップの滑り止め効果に因り、転がらないことから、太股、ふくらはぎを押すことができる。椅子と太股の間に横に置き座ることでも太股裏を押せる。
又、握り棒の両端を掴んで首裏を押す、脇の下に挟んで動かし、二の腕押し、ができる。
図6、Aは、左右で脇腹、前後で腕、関節が伸びる。この運動は、掌が軽く握っているだけでも、滑りにくいので楽にできる。又、後ろ手に両端を掴んで腰に当て反り返る腰伸ばしは、本来親指で押して反り返っていたものが親指の負担は、ない上に握り棒使用の方が、楽に、さらに大きく、反り返ることができる。
図6、Cはツボ押しと共に転がすことでふくらはぎの運動にもなる。又短かい握り棒で頬のマッサージも軽く押して揉むことができる。太股は押すだけでなく揉むことも手軽にできる。
使用方法が様々ある中でも特筆すべき握り棒の機能の1つとしては支えるである。バイオリンの顎乗せのように握り、肘をついて、頬杖代わり。
両端握って肘をついて、顎乗せ。両端握って肘をついて、前傾姿勢で額に当てる(首支え)。
上記、記載の如く、多機能を備えた健康用具としての握り棒である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
握り丸棒の斜視図である。
握り丸棒の展開図である。
シリコン入りゴム製チップの形状及び、取付である穴の詳細図である。
蓄光体及び蛍光体の取付穴の詳細図である。
その他の握り丸棒の展開図である。
使用状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
握り丸棒本体1は、直径が凡そ3.2cmから3.5cmの円柱もしくは、円筒を用いて、木、ステンレス、プラスチック等での製作が可能ではあるが、最も好ましいのは木材である。握り棒本体1は、直径を凡そ3.5cmとなした木製丸棒であり、握り棒本体1に同角度の螺施右巻き、螺施左巻きを交差させた、各線上に、凡そ2.0cmから2.5cmの間隔で、突起2(滑り止め効果の高いシリコン入りゴム製チップ)を配置、固定したものである。(図3参照)。突起2を取り付ける穴は、直径12mmで深さは凡そ2.5mmから3mmである。突起2は取付穴にシリコン樹脂(接着剤)を用いて差し込み固定する。その際には突起2は握り棒本体1の表面より凡そ2mmを突起させることとする。又、蓄光体4は、所定の位置に取付穴(図4に示すように、直径6mm深さ凡そ4mm)に蓄光顔料粉と、シリコン樹脂(接着剤)を混合したものを注入して透明ビニールチップ3で覆い固化させる。蛍光体5は、所定の位置に取付穴(図4に示すように直径6mm深さ凡そ4mm)に蛍光顔料粉と、シリコン樹脂(接着剤)を混合したものを注入して、透明ビニールチップ3で覆い固化させる。尚、木とシリコン樹脂との相性は非常に良く、そのため接着効果は高いものである。又、螺施の角度は凡そ30°から35°とする。
突起2は、表面から2mm突出しておりツボ押しには最適であり、マッサージ効果が高い。
【符号の説明】
【0008】
1 握り丸棒
2 シリコン入りゴム製チップ
3 透明ビニールチップ
4 蓄光体
5 蛍光体
6 左巻き螺施及び右巻き螺施を示す仮想線
8 シール
9 絵
10 イニシャル

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