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公開番号2024059367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167005
出願日2022-10-18
発明の名称電動作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240423BHJP(車両一般)
要約【課題】走行装置を駆動する電動モータ、電動モータに電力を供給するバッテリーが備えられた電動作業車において、バッテリーの充電が行い易いと共に故障し難くし、かつ安価な対策で済ませる。
【解決手段】車載充電器25、車載充電器25に接続され、かつ、充電ケーブル29が接続可能および分離可能な受電側コネクタ27、受電側コネクタ27と車載充電器25とを接続する通電ケーブル26が備えられている。車体の左側部21aおよび右側部21bのそれぞれに、受電側コネクタ27が脱着可能な充電口部28が設けられている。充電口部28は、走行装置1の上端よりも高い位置に位置している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行装置を駆動する電動モータと、
前記電動モータに電力を供給するバッテリーと、
前記バッテリーに充電可能な車載充電器と、
前記車載充電器に接続され、かつ、充電ケーブルが接続可能および分離可能な受電側コネクタと、
前記受電側コネクタと前記車載充電器とを接続する通電ケーブルと、
車体の左側部および右側部それぞれにおいて前記走行装置の上端よりも高い位置に位置する部位に設けられ、前記受電側コネクタが脱着可能な充電口部と、が備えられている電動作業車。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記走行装置は、前車輪および後車輪を有し、
前記充電口部が設けられている前記部位は、前記左側部および前記右側部のうち、前記前車輪の上方に位置する箇所に位置している請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記車体の前部に設けられたフロントリッドが備えられ、
前記車載充電器は、前記フロントリッドの内側の空間に設けられている請求項2に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記車載充電器のうちの前記通電ケーブルが接続されるケーブル接続箇所から前記左側部の前記充電口部までの距離と、前記ケーブル接続箇所から前記右側部の前記充電口部までの距離と、が等しい請求項3に記載の電動作業車。
【請求項5】
前記充電口部を開閉可能なキャップが備えられている請求項1から4のいずれか一項に記載の電動作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動作業車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、走行装置(前車輪、後車輪)を駆動する電動モータ(モータ)と、電動モータに電力を供給するバッテリー(走行バッテリ)と、が備えられた電動作業車(トラクタ)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した作業車では、バッテリーに充電することが可能であることが要望されている。
【0005】
本発明は、バッテリーの充電が行い易いと共に故障し難い、かつ安価に対策できる電動作業車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による電動作業車は、
走行装置を駆動する電動モータと、前記電動モータに電力を供給するバッテリーと、
前記バッテリーに充電可能な車載充電器と、前記車載充電器に接続され、かつ、充電ケーブルが接続可能および分離可能な受電側コネクタと、前記受電側コネクタと前記車載充電器とを接続する通電ケーブルと、車体の左側部および右側部それぞれにおいて前記走行装置の上端よりも高い位置に位置する部位に設けられ、前記受電側コネクタが脱着可能な充電口部と、が備えられている。
【0007】
本構成によると、充電スタンドなどの電源が車体の左横側方に位置する状況でしか車体を駐車できない場合、受電側コネクタを左側部の充電口部に取り付けることにより、受電側コネクタを右側部の充電口部に取り付けるよりも電源に近い受電側コネクタに電源からの充電ケーブルを接続してバッテリーに充電することができる。電源が車体の右横側方に位置する状況でしか車体を駐車できない場合、受電側コネクタを右側部の充電口部に取り付けることにより、受電側コネクタを左側部の充電口部に取り付けるよりも電源に近い受電側コネクタに電源からの充電ケーブルを接続してバッテリーに充電することができる。
また、電源が車体の左横側方および右横側方のいずれに位置する状況でも駐車することができる場合であっても、車体の左側部および右側部のうち、電源側の左側部あるいは右側部の充電口部に受電側コネクタを取付けることにより、電源側とは反対側の右側部あるいは左側部の充電口部に受電側コネクタを取り付けるよりも電源に近い受電側コネクタに電源からの充電ケーブルを接続してバッテリーに充電することができる。
つまり、電源が車体の左横側方および右横側方のいずれに位置する状況で駐車しても、電源に近い受電側コネクタに充電ケーブルを接続することができるので充電を行い易い。
【0008】
受電側コネクタを左側部の充電口部と右側部の充電口部とに付け替えるので、受電側コネクタおよび通電ケーブルの必要数を少なく済ませることができるので安価に対策することができる。左側部および右側部の充電口部が走行装置の上端よりも高い位置に位置するので、湿地や水溜まりを走行しても充電口部の浸水などを回避し易くて充電口部や、受電口部に取付けてある受電側コネクタが故障し難くい。
【0009】
本発明においては、
前記走行装置は、前車輪および後車輪を有し、前記充電口部が設けられている前記部位は、前記左側部および前記右側部のうち、前記前車輪の上方に位置する箇所に位置していると好適である。
【0010】
本構成によると、充電口部を運転部の近くにするので、走行車体を電源の近くに駐車する際、充電口部が位置する部位を運転部から確認し易くて電源に対する充電口部の位置調節を行い易い。
(【0011】以降は省略されています)

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