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公開番号2024058943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166372
出願日2022-10-17
発明の名称電動工具用給電システム、電動工具システム、及び電動工具用給電装置
出願人パナソニック株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H02J 7/02 20160101AFI20240422BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】作業性の向上を図ることができる電動工具用給電システムを提供する。
【解決手段】電動工具用給電システム10は、手持ち可能な電動工具21に対して給電を行う。電動工具用給電システム10は、第1蓄電池111と、給電回路112と、第2蓄電池211と、給電機能付き工具保持部12と、を備える。給電回路112は、商用電源300からの交流電力を直流電力に変換して第1蓄電池111に供給する。第2蓄電池211は、電動工具21に内蔵されている、又は電動工具21に装着可能な電池パック22に内蔵されている。給電機能付き工具保持部12は、電池付き電動工具2を保持可能であり、電池付き電動工具2を保持しながら、第1蓄電池111の電力を第2蓄電池211に供給する。電池付き電動工具2は、第2蓄電池211が内蔵された電動工具21、又は第2蓄電池211が内蔵された電池パック22が装着されている電動工具21、である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
手持ち可能な電動工具に対して給電を行う電動工具用給電システムであって、
第1蓄電池と、
商用電源からの交流電力を直流電力に変換して前記第1蓄電池に供給する給電回路と、
前記電動工具に内蔵された又は前記電動工具に装着可能な電池パックに内蔵された第2蓄電池と、
前記第2蓄電池が内蔵された前記電動工具、又は前記第2蓄電池が内蔵された前記電池パックが装着されている前記電動工具、である電池付き電動工具を保持可能であり、前記電池付き電動工具を保持しながら、前記第1蓄電池の電力を前記第2蓄電池に供給する給電機能付き工具保持部と、を備える、
電動工具用給電システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記給電機能付き工具保持部を複数備える、
請求項1に記載の電動工具用給電システム。
【請求項3】
前記第1蓄電池、前記給電回路、並びに前記第1蓄電池及び前記給電回路を収納する第1筐体、を含む蓄電部、を備え、
前記給電機能付き工具保持部は、前記電池付き電動工具を保持可能な第2筐体を含み
前記第1筐体及び複数の前記第2筐体のうち少なくとも1つは、持ち運び可能である、
請求項1又は2に記載の電動工具用給電システム。
【請求項4】
前記第1筐体に設けられ、前記第1蓄電池と電気的に接続された給電端子と、
前記第2筐体に設けられ、前記給電端子と接続ケーブルを介して電気的に接続され得る入力端子と、
前記第2筐体に設けられ、前記入力端子と電気的に接続された出力端子と、
前記電動工具又は前記電池パックに設けられ、前記第2蓄電池と電気的に接続された受電端子と、を更に備え、
前記出力端子と前記受電端子とは、物理的な結合によって電気的に接続され得る、
請求項3に記載の電動工具用給電システム。
【請求項5】
前記給電機能付き工具保持部は、前記出力端子と前記受電端子とが物理的に結合した状態で、前記第1蓄電池の電力の前記第2蓄電池への供給である給電、を行う給電部を備え、
前記電池付き電動工具は、前記出力端子と前記受電端子とが物理的に分離した状態で、前記第2蓄電池の電力に基づく動作を行う、
請求項4に記載の電動工具用給電システム。
【請求項6】
前記給電の可否、及び前記給電に基づく前記第2蓄電池の充電状態、の少なくとも一方に関する報知を行う報知部を更に備える、
請求項5に記載の電動工具用給電システム。
【請求項7】
前記第1蓄電池は、前記第2蓄電池と比べて容量がより大きい、
請求項1に記載の電動工具用給電システム。
【請求項8】
前記第2蓄電池は、前記第1蓄電池と比べて充電速度がより速い、
請求項1に記載の電動工具用給電システム。
【請求項9】
前記第2蓄電池は、全固体電池である、
請求項8に記載の電動工具用給電システム。
【請求項10】
請求項1に記載の電動工具用給電システムと、
前記第2蓄電池が内蔵された前記電動工具、又は前記第2蓄電池が内蔵された前記電池パックが装着されている前記電動工具、である電池付き電動工具と、を備える、
電動工具システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動工具用給電システム、電動工具システム、及び電動工具用給電装置に関し、より詳細には、手持ち可能な電動工具に対して給電を行う電動工具用給電システム、電動工具システム、及び電動工具用給電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来使用の充電池と形状的に同様な電源中継器本体によって、携行可能な大容量の蓄電池からの電力を電動工具に供給する、電動工具用電源供給アダプタ装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-145276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電動工具用電源供給アダプタ装置では、大容量の蓄電池が電動工具に常時(手持ちでの作業時も充電時も)接続されているため、作業性が低下する場合があった。
【0005】
本開示の目的は、作業性の向上を図ることができる電動工具用給電システム、電動工具システム、及び電動工具用給電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電動工具用給電システムは、手持ち可能な電動工具に対して給電を行う。前記電動工具用給電システムは、第1蓄電池と、給電回路と、第2蓄電池と、給電機能付き工具保持部と、を備える。前記給電回路は、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して前記第1蓄電池に供給する。前記第2蓄電池は、前記電動工具に内蔵されている、又は前記電動工具に装着可能な電池パックに内蔵されている。前記給電機能付き工具保持部は、電池付き電動工具を保持可能であり、前記電池付き電動工具を保持しながら、前記第1蓄電池の電力を前記第2蓄電池に供給する。前記電池付き電動工具は、前記第2蓄電池が内蔵された前記電動工具、又は前記第2蓄電池が内蔵された前記電池パックが装着されている前記電動工具、である。
【0007】
本開示の一態様に係る電動工具システムは、前記電動工具用給電システムと、電池付き電動工具と、を備える。前記電池付き電動工具は、前記第2蓄電池が内蔵された前記電動工具、又は前記第2蓄電池が内蔵された前記電池パックが装着されている前記電動工具、である。
【0008】
本開示の一態様に係る電動工具用給電装置は、手持ち可能な電動工具に対して給電を行う。前記電動工具用給電装置は、第1蓄電池と、給電回路と、給電機能付き工具保持部と、を備える。前記給電回路は、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して前記第1蓄電池に供給する。前記給電機能付き工具保持部は、電池付き電動工具を保持可能であり、前記電池付き電動工具を保持しながら、前記第1蓄電池の電力を第2蓄電池に供給する。前記電池付き電動工具は、前記第2蓄電池が内蔵された前記電動工具、又は前記第2蓄電池が内蔵された電池パックが装着されている前記電動工具、である。
【発明の効果】
【0009】
本開示の電動工具用給電システム、電動工具システム、及び電動工具用給電装置は、作業性の向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る電動工具用給電システムを備える電動工具システムのブロック図である。
図2は、同上の電動工具用給電システムを構成する電動工具用給電装置の概観図である。
図3Aは、同上の電動工具用給電システムを構成する第1蓄電池への給電手順を説明するための図であり、図3Bは、同上の電動工具用給電システムを構成する第2蓄電池への給電手順を説明するための図である。
図4は、同上の電動工具用給電システムを構成する給電機能付き工具保持部による第1報知処理を説明するフローチャートである。
図5は、同上の電動工具用給電システムを構成する電池付き電動工具による第2報知処理を説明するフローチャートである。
図6は、同上の電動工具用給電システムの変形例を示すブロック図である。
図7Aは、同上の変形例を構成する電動工具用給電装置の概観図であり、図7Bは、同上の変形例を構成する第2蓄電池への給電手順を説明するための図である。
図8は、同上の変形例を構成する給電機能付き工具保持部による報知処理を説明するフローチャートである。
図9は、同上の報知処理を構成する第2ランプ点灯制御処理を説明するフローチャートである。
図10は、同上の変形例を構成する電池付き電動工具による指示処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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