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公開番号2024056241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022162985
出願日2022-10-11
発明の名称充放電状態表示装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H02J 13/00 20060101AFI20240416BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ユーザがDR要請から意図的に離脱することを検知可能とする。
【解決手段】DR要請に基づいてバッテリの充放電を実行している際には、携帯端末の表示部620に、第1モード表示を表示する。第1モード表示は、終了ボタンSb含み、終了ボタンSbが操作されたとき、通信部は、サーバへ、バッテリの充放電を停止する旨を通知する。ユーザが終了ボタンSbを操作したとき、携帯端末はサーバへ通知を行うので、サーバは、ユーザがDR要請から意図的に離脱することを検知できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電力系統に電気的に接続可能なバッテリを搭載した電動車両の充放電状態を表示する表示部と、前記バッテリの充放電計画を作成するサーバと通信を行う通信部と、を備えた充放電状態表示装置であって、
前記表示部は、
前記サーバによって作成された充放電計画に基づいて前記バッテリの充放電を実行している際に表示される第1モード表示と、
前記電動車両のユーザが操作して前記バッテリの充放電を実行している際に表示される第2モード表示と、を表示するとともに、
前記第1モード表示は、前記バッテリの充放電を終了する旨を表示する終了操作部を含み、
前記通信部は、
前記終了操作部が操作されたとき、前記サーバへ、前記バッテリの充放電を停止する旨を通知する、充放電状態表示装置。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記表示部および前記通信部は、前記ユーザが保有する携帯端末に設けられる、請求項1に記載の充放電状態表示装置。
【請求項3】
前記第2モード表示は、前記終了操作部を含まない、請求項1または請求項2に記載の充放電状態表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充放電状態表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電力系統から供給される電力の需給バランスを保つため、複数の分散型エネルギーリソース(DER:Distributed Energy Resources)をひとつの発電所のように統合・制御する仮想発電所(VPP:Virtual Power Plant)が注目されている。たとえば、電気事業者の要請を満たすため、アグリゲータのサーバから、EMS(Energy Management System)ネットワークを介して、需要家のエネルギー管理システム(たとえば、HEMS:Home Energy Management System)へデマンドレスポンス(DR:Demand Response)の要請を行い、電動車両に搭載されたバッテリの充放電を行うことにより、車載バッテリをDERとして活用することが想定される。
【0003】
特開2012-85383号公報(特許文献1)には、家屋における電力需要の履歴、電動車両に搭載されたバッテリの状態、現在時刻、等の各種情報に基づいて、バッテリの充放電スケジュールを作成し、そのスケジュールに従ってバッテリの充放電を行うスマートグリッド制御モードと、ユーザの手動操作によりバッテリの充電を行う充電専用モードとを有する、充放電システムが開示されている。特許文献1の充放電システムは、バッテリの充放電状態がスマードグリッド制御モードであるか否かの旨と、充放電装置とバッテリ間の送電方向とを含む表示を行う、表示器を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-85383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された充放電システムでは、需要家(ユーザ)は、バッテリの充放電状態が、充放電スケジュールによる充放電であることを認識可能である。しかし、充放電スケジュールによる充放電中に、充放電プラグ(充放電ケーブル)が電動車両から取り外されてしまうと、充放電スケジュールによる充放電が停止する。充放電スケジュール(充放電計画)をサーバで作成している場合、サーバは、ユーザが充放電計画から意図的に離脱したのか、あるいは、たとえば、通信障害等による一時的な充放電の停止であるか判別できない。このため、充放電計画を再計画することが難しくなる。
【0006】
本開示の目的は、ユーザが充放電計画から意図的に離脱することを検知可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の充放電状態表示装置は、電力系統に電気的に接続可能なバッテリを搭載した電動車両の充放電状態を表示する表示部と、バッテリの充放電計画を作成するサーバと通信を行う通信部と、を備える。充放電状態表示装置の表示部は、サーバによって作成された充放電計画に基づいてバッテリの充放電を実行している際に表示される第1モード表示と、電動車両のユーザが操作してバッテリの充放電を実行している際に表示される第2モード表示と、を表示する。第1モード表示は、バッテリの充放電を終了する旨を表示する終了操作部を含む。充電状態表示装置の通信部は、終了操作部が操作されたとき、サーバへ、バッテリの充放電を停止する旨を通知する。
【0008】
この構成によれば、サーバによって作成された充放電計画に基づいてバッテリの充放電を実行している際には、表示部に、第1モード表示が表示される。第1モード表示は、バッテリの充放電を終了する旨を表示する終了操作部を含み、終了操作部が操作されたとき、通信部は、充放電計画を作成するサーバへ、バッテリの充放電を停止する旨を通知する。ユーザが終了操作部を操作したとき、充放電状態表示装置は、充放電計画を作成するサーバへ通知を行うので、サーバは、ユーザが充放電計画から意図的に離脱することを検知できる。
【0009】
好ましくは、表示部および通信部は、ユーザが保有する携帯端末に設けてもよい。
【0010】
ユーザが保有する携帯端末に、第1モード表示、および、第2モード表示を表示するので、ユーザの利便性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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