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公開番号2024055441
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162371
出願日2022-10-07
発明の名称接合構造
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04F 13/08 20060101AFI20240411BHJP(建築物)
要約【課題】一方の建築板の一端部の上側凸部が、他方の建築板の他端部の上側凹部において適切な位置に配置されていることを容易に確認可能な接合構造を提供すること。
【解決手段】接合部における、一の建築板1-1の一端部の上側凸部11と、他の建築板1-2の他端部の上側凹部37とによって、接合部に溝371が形成され、一端部の上側凸部11の下面に対向する他端部の下側凸部36の上面の部分には、固定部材Sを配置させるための固定部材用溝365が形成されている接合構造である。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
隣接する建築板の端部同士が接合される接合構造であって、
前記建築板の端部は、上側凸部と下側凹部とを有する一端部と、上側凹部と下側凸部とを有する他端部とを含み、
一の前記建築板の前記一端部の上側凸部が、他の前記建築板の前記他端部の上側凹部に嵌合するとともに、他の前記建築板の前記他端部の下側凸部が一の前記建築板の前記一端部の下側凹部に嵌合し、前記一端部の上側凸部の下面と前記他端部の下側凸部の上面とが当接して相じゃくりされて接合部が構成され、
前記接合部における、一の前記建築板の前記一端部の上側凸部と、他の前記建築板の前記他端部の前記上側凹部とによって、前記接合部に溝が形成され、
前記一端部の上側凸部の下面に対向する前記他端部の下側凸部の上面の部分には、固定部材を配置させるための固定部材用溝が形成されている接合構造。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記固定部材用溝の全体は、前記一端部の上側凸部によって覆われて隠される位置に配置されている請求項1に記載の接合構造。
【請求項3】
前記一端部の下側凹部を形成する前記一端部の端面は、下側へ向かうにつれて前記建築板の中央部から離れるように傾斜する一端部側傾斜面を有し、
前記他端部の下側凸部の先端を形成する前記他端部の端面は、下側へ向かうにつれて前記建築板の中央部に近付くように傾斜する他端部側傾斜面を有し、
前記一端部側傾斜面と前記他端部側傾斜面とは、一の前記建築板の前記一端部の上側凸部の下面と、他の前記建築板の前記他端部の下側凸部の上面と、が当接して相じゃくりされたときに、当接し合う請求項1に記載の接合構造。
【請求項4】
前記固定部材としてはフィニッシュネイラーにより打ち込まれるフィニッシュネイルが用いられ、
前記固定部材用溝には、前記フィニッシュネイルの頭部が配置される請求項1又は請求項2に記載の接合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、接合構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
隣接する建築板の端部同士が接合される接合構造としては、例えば、相じゃくりされて接合される接合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-213881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の構成では、一方の建築板の一端部の上側凸部と他方の建築板の他端部の上側凹部とが嵌合し合うことにより一方の建築板と他方の建築板とが接合される。これに対して、一方の建築板の一端部の上側凸部が、他方の建築板の他端部の上側凹部に完全に嵌合せずに、部分的に嵌合させて隙間(溝)を形成させる場合が考えられる。このような場合には、一方の建築板の一端部の上側凸部が、他方の建築板の他端部の上側凹部において適切な位置に配置されているか否かを、確認することが容易ではなかった。
【0005】
本開示は、一方の建築板の一端部の上側凸部が、他方の建築板の他端部の上側凹部において適切な位置に配置されていることを容易に確認可能な接合構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、隣接する建築板の端部同士が接合される接合構造であって、前記建築板の端部は、上側凸部と下側凹部とを有する一端部と、上側凹部と下側凸部とを有する他端部とを含み、一の前記建築板の前記一端部の上側凸部が、他の前記建築板の前記他端部の上側凹部に嵌合するとともに、他の前記建築板の前記他端部の下側凸部が一の前記建築板の前記一端部の下側凹部に嵌合し、前記一端部の上側凸部の下面と前記他端部の下側凸部の上面とが当接して相じゃくりされて接合部が構成され、前記接合部における、一の前記建築板の前記一端部の上側凸部と、他の前記建築板の前記他端部の前記上側凹部とによって、前記接合部に溝が形成され、前記一端部の上側凸部の下面に対向する前記他端部の下側凸部の上面の部分には、固定部材を配置させるための固定部材用溝が形成されている接合構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の接合構造により接合される建築板を示す側面図である。
第1実施形態の接合構造により接合される建築板の一端部を示す側面図である。
第1実施形態の接合構造により接合される建築板の他端部を示す側面図である。
第1実施形態の接合構造により接合される一の建築板の一端部を、他の建築板の他端部に嵌合させた様子を示す側面図である。
第1実施形態の接合構造により接合される一の建築板の一端部が、他の建築板の他端部に対して適切な位置に嵌合させられていない様子を示す側面図である。
第2実施形態の接合構造により接合される建築板に形成される固定部材用溝を示す説明図である。
第3実施形態の接合構造により接合される建築板に形成される固定部材用溝を示す説明図である。
第4実施形態の接合構造により接合される建築板に形成される固定部材用溝を示す説明図である。
本実施形態の変形例の接合構造により接合される一の建築板の一端部を、他の建築板の他端部に嵌合させた様子を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態における接合構造は、隣接する建築板1の端部同士、即ち、一端部と他端部とが相じゃくりされて接合されて実(さね)の部分である接合部が構成される接合構造である。以下の説明においては、図1における建築板1の下面から上面へ向かう方向を上方向と定義し、その反対を下方向と定義する。
【0009】
本実施形態における建築板1は、室内の壁や床や天井に配置されてフィニッシュネイル(仕上釘)等により壁や床に固定され、壁や床の意匠性を高めるために用いられるインテリアパネルである。建築板1は、MDF(ミディアム デンシティ ファイバーボード)や、杢板や、ポリプロピレンやポリエチレン等からなる硬質樹脂板等により構成され、建築板1の厚さは、例えば5.5mm程度である。
【0010】
建築板1の上面の略全面には、シート2が張り付けられている。より具体的には、シート2は、建築板1の上面の全面であって、建築板1の一端部においては、後述の上側凸部11の上面から一端部側上部傾斜面111の全面を覆い、後述の固定部材用溝365に対向する上側凸部11の下面113の部分に至るまで設けられており、また、建築板1の他端部においては、後述の下側凸部36の他端部の上面363の端縁に至るまで、設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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