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公開番号2024055350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162195
出願日2022-10-07
発明の名称モータ巻線の締結構造およびモータ
出願人山洋電気株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類H02K 3/50 20060101AFI20240411BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】巻線とバスバーに締結しやすいモータ巻線の締結構造を提供する。
【解決手段】モータ巻線の締結構造は、巻線4をバスバー10に接続するモータ巻線の締結構造であって、巻線4は、バスバー10に導電性の圧入部品20を介して接続されており、圧入部品20は、巻線4を把持した状態で、バスバー10の圧入孔13に圧入されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
巻線をバスバーに接続するモータ巻線の締結構造であって、
前記巻線は、前記バスバーに導電性の圧入部品を介して接続されており、
前記圧入部品は、前記巻線を把持した状態で、前記バスバーの圧入孔に圧入されていることを特徴とする、モータ巻線の締結構造。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記圧入部品には、圧入方向に沿って延びる少なくとも1つのスリットが設けられている、請求項1に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項3】
前記圧入部品の圧入方向の先端側にテーパ部が設けられている、請求項1に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項4】
前記圧入部品は、前記テーパ部から圧入方向と反対側に延びる本体部を有し、
前記本体部が前記圧入孔に圧入されていない状態であっても、前記本体部が圧入されている状態であっても、前記テーパ部の圧入方向側の端部の外径(r1)は、前記圧入孔の内径(R)よりも小さく、
前記圧入部品の本体部の外径(r2)は、
前記本体部が前記圧入孔に圧入されていない状態では、前記圧入孔の前記内径(R)よりも大きく、
前記本体部が前記圧入孔に圧入されている状態では、前記圧入孔の前記内径(R)と同じかそれよりも小さくなる、請求項3に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項5】
前記圧入部品の圧入方向と反対方向の先端側に固定部が設けられている、請求項1に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項6】
前記固定部の外径(r3)は、前記圧入孔の内径(R)よりも大きい、請求項5に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項7】
前記圧入部品は、前記巻線を把持するための圧入孔を有し、
前記圧入孔の内周面には、凹凸部が設けられている、請求項1に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項8】
前記本体部の外周面に外側凹凸部が設けられている、請求項4に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項9】
前記固定部の外周縁に少なくとも1つの切り欠きが設けられている、請求項5に記載のモータ巻線の締結構造。
【請求項10】
前記巻線が巻きつけられた固定子または回転子を備えるモータにおいて、
請求項1から9のいずれか一項に記載のモータ巻線の締結構造を有する、モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ巻線の締結構造およびモータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1などに、巻線とバスバーが接続されたモータが開示されている。巻線端末の導線をバスバーに締結する手法として、はんだ、圧着、溶接などが用いられる。これら手法のうち、はんだによる接続は、導線をバスバーに巻き付け等行い密着させ、はんだ付けを行うことで導通を確保している。またはんだによる接続は他の締結方法に比べ特殊な工具や設備が不要であるため、広く用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-57986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の工法では、導線の径が太くなるにつれ導線の剛性が上がるため、曲げ加工が困難になりバスバーへの接続が難しく、特にモータの出力が大きくなるにつれ,導線径は太くなるため、大容量モータの結線作業の効率が低下するという課題があった。
【0005】
そこで本発明は、巻線とバスバーを締結しやすいモータ巻線の締結構造およびそれを用いたモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によれば、
導線をバスバーに接続するモータ巻線の締結構造であって、
前記導線は、前記バスバーに導電性の圧入部品を介して接続されており、
前記圧入部品は、前記導線を把持した状態で、前記バスバーの圧入孔に圧入されていることを特徴とする、モータ巻線の締結構造が提供される。
【0007】
本発明の一側面によれば、
前記巻線が巻きつけられた固定子または回転子を備えるモータにおいて、
上記のモータ巻線の締結構造を有する、モータが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、導線とバスバーに締結しやすいモータ巻線の締結構造およびそれを用いたモータが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るモータのステータ(固定子の一例)を示す図である。
バスバーと絶縁体を拡大して示す図である。
バスバーの第二部の先端部分を示す拡大図である。
スリーブを示す斜視図である。
スリーブの外径とバスバーの圧入孔の寸法関係を示した図である。
スリーブの外径とバスバーの圧入孔の寸法関係を示した図である。
スリーブの外径とバスバーの圧入孔の寸法関係を示した図である。
スリーブの外径とバスバーの圧入孔の寸法関係を示した図である。
本発明のモータ巻線の締結構造における圧入部品の変形例を示す図である。
本発明のモータ巻線の締結構造における圧入部品の変形例を示す図である。
本発明のモータ巻線の締結構造における圧入部品の変形例を示す図である。
本発明のモータ巻線の締結構造における圧入部品の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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