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公開番号2024054462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160678
出願日2022-10-05
発明の名称顕微鏡装置、光源装置
出願人株式会社エビデント
代理人インフォート弁理士法人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 21/06 20060101AFI20240410BHJP(光学)
要約【課題】容易に光の色温度を調整する。
【解決手段】顕微鏡装置は、色温度調整ユニット10を備える。色温度調整ユニット10は、光の入射側から順に、光を直線偏光に変換する偏光子1と、偏光子1に対して所定の向きに固定された、直線偏光の少なくとも所定波長の光を円偏光に変換する1/4λ板2と、偏光子1に対して回転自在に配置された、所定の偏光成分を取り出す偏光子3と、を備える。1/4λ板2の435nmの光に対する位相量と635nmの光に対する位相量の差は30度以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
色温度調整ユニットを備え、
前記色温度調整ユニットは、光の入射側から順に、
前記光を直線偏光に変換する第1偏光子と、
前記第1偏光子に対して所定の向きに固定された、直線偏光の少なくとも所定波長の光を円偏光に変換する1/4波長板と、
前記第1偏光子に対して回転自在に配置された、所定の偏光成分を取り出す第2偏光子と、を備え、
前記1/4波長板の435nmの光に対する位相量と635nmの光に対する位相量の差が30度以上である
ことを特徴とする顕微鏡装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の顕微鏡装置において、
前記1/4波長板は、互いに遅軸が直交するように配置された分散の異なる2種類の複屈折材料を含む
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項3】
請求項1に記載の顕微鏡装置において、
前記色温度調整ユニットは、さらに、前記第2偏光子の出射側に配置された、直線偏光を解消する偏光解消素子を備える
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項4】
請求項3に記載の顕微鏡装置において、
前記偏光解消素子は、前記第2偏光子に対して所定の向きに固定された、直線偏光の少なくとも所定波長の光を円偏光に変換する第2の1/4波長板を含む
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項5】
請求項2に記載の顕微鏡装置において、
前記色温度調整ユニットは、さらに、前記第2偏光子の出射側に配置された、直線偏光を解消する偏光解消素子を備える
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項6】
請求項5に記載の顕微鏡装置において、
前記偏光解消素子は、前記第2偏光子に対して所定の向きに固定された、直線偏光の少なくとも所定波長の光を円偏光に変換する第2の1/4波長板を含む
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項7】
請求項1に記載の顕微鏡装置において、
前記色温度調整ユニットは、さらに、前記第1偏光子に対して前記第2偏光子が回転することで異なる値を指す色変換能力に関するインジケータを備える
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項8】
請求項2に記載の顕微鏡装置において、
前記色温度調整ユニットは、さらに、前記第1偏光子に対して前記第2偏光子が回転することで異なる値を指す色変換能力に関するインジケータを備える
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項9】
請求項3に記載の顕微鏡装置において、
前記色温度調整ユニットは、さらに、前記第1偏光子に対して前記第2偏光子が回転することで異なる値を指す色変換能力に関するインジケータを備える
ことを特徴とする顕微鏡装置。
【請求項10】
請求項4に記載の顕微鏡装置において、
前記色温度調整ユニットは、さらに、前記第1偏光子に対して前記第2偏光子が回転することで異なる値を指す色変換能力に関するインジケータを備える
ことを特徴とする顕微鏡装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、顕微鏡装置、光源装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
顕微鏡の光源としては、従来、ハロゲンランプが主流であったが、近年では、ハロゲンランプからLEDへの切り替えが進んでいる。その一方で、ハロゲンランプとLEDでは色温度が異なるため、ハロゲンランプからLEDへ切り替えた利用者から、以前の色温度で観察を行いたいという要望が寄せられることがある。
【0003】
しかしながら、LEDの色温度は固定であるのに対して、ハロゲンランプの色温度は印加電圧によって変化する。具体的には、ハロゲンランプでは、最大出力時には青っぽく見えるのに対して比較的出力を抑えた状態では黄色っぽく見える。つまり、ハロゲンランプの利用者は、普段の使い方によってそれぞれ見えている色味が異なっている。このため、供給者側がLEDに予め所定の色変換フィルタを組み合わせて提供しても、利用者がハロゲンランプを使用していた時の色味が再現されるとは限らない。
【0004】
このような技術的な課題に関連する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1には、波長域間の光量バランスを変更することで、照明光の色温度を調整する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-084775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では反射素子が用いられているが、反射素子を含む構成は装置が大型化しやすく、既存の顕微鏡装置への組み込みが困難となる場合がある。そのため、色温度を調整する新たな技術が求められている。
【0007】
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、容易に光の色温度を調整可能な新たな技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る顕微鏡装置は、色温度調整ユニットを備える。色温度調整ユニットは、光の入射側から順に、前記光を直線偏光に変換する第1偏光子と、前記第1偏光子に対して所定の向きに固定された、直線偏光の少なくとも所定波長の光を円偏光に変換する1/4波長板と、前記第1偏光子に対して回転自在に配置された、所定の偏光成分を取り出す第2偏光子と、を備え、前記1/4波長板の435nmの光に対する位相量と635nmの光に対する位相量の差が30度以上である。
【0009】
本発明の一態様に係る光源装置は、白色光を出射する半導体光源と、色温度調整ユニットと、を備える。色温度調整ユニットは、光の入射側から順に、前記光を直線偏光に変換する第1偏光子と、前記第1偏光子に対して所定の向きに固定された、直線偏光の少なくとも所定波長の光を円偏光に変換する1/4波長板と、前記第1偏光子に対して回転自在に配置された、所定の偏光成分を取り出す第2偏光子と、を備え、前記1/4波長板の435nmの光に対する位相量と635nmの光に対する位相量の差が30度以上である。
【発明の効果】
【0010】
上記の態様によれば、容易に光の色温度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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