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公開番号2024052385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022159068
出願日2022-09-30
発明の名称機能水利用機器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類C02F 1/50 20230101AFI20240404BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】 着水部に衝突した機能水に含まれる有効成分の濃度の低下を抑えることができる機能水利用機器を提供する。
【解決手段】 機能水利用機器1は、機能水W1を生成する生成部11と、機能水W1を吐水方向D1に吐出する吐水部12と、吐水部12から吐出された機能水W1が衝突する着水部13と、を備える。着水部13のうち、吐水方向D1において吐水部12に最も近い箇所を近接着水部130とする。吐水方向D1と近接着水部130とのなす角度である吐水角度θ1は鋭角である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
機能水を生成する生成部と、
前記機能水を吐水方向に吐出する吐水部と、
前記吐水部から吐出された前記機能水が衝突する着水部と、を備え、
前記着水部のうち、前記吐水方向において前記吐水部に最も近い箇所を近接着水部とし、
前記吐水方向と前記近接着水部とのなす角度である吐水角度は鋭角である
機能水利用機器。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記着水部は、前記吐水部に対して所定方向に位置し、
前記吐水方向は、前記吐水部から吐出されて、前記所定方向における前記着水部の中心に衝突する前記機能水が進む方向である
請求項1の機能水利用機器。
【請求項3】
前記着水部は、前記吐水部に対して所定方向に位置し、
前記着水部から流れてきた前記機能水を排水する排水口を更に備え、
前記所定方向における前記吐水部と前記近接着水部との距離は、前記所定方向における前記吐水部と前記排水口との距離の半分より短い
請求項1の機能水利用機器。
【請求項4】
前記着水部は、前記吐水部に対して所定方向に位置し、
前記所定方向における前記吐水部と前記近接着水部との距離は、前記所定方向における前記着水部の長さより短い
請求項1の機能水利用機器。
【請求項5】
前記吐水部は、
前記吐水方向に交差する方向に前記機能水が流れる第1流路と、
前記第1流路を流れてきた前記機能水が衝突する面部と、
前記面部に衝突した後の前記機能水を前記吐水方向に吐出する第2流路と、を備え、
前記面部は、前記機能水を拡散させるように構成されている
請求項1の機能水利用機器。
【請求項6】
前記面部の輪郭は曲線を含む
請求項5の機能水利用機器。
【請求項7】
前記面部は、円錐形状である
請求項5の機能水利用機器。
【請求項8】
前記吐水部は、前記機能水を吐出する吐水口を有し、
前記着水部から見た前記吐水口は、前記着水部に沿う幅方向の寸法が前記幅方向に垂直な奥行方向の寸法よりも大きい形状である
請求項1の機能水利用機器。
【請求項9】
前記吐水部を複数備える
請求項1の機能水利用機器。
【請求項10】
前記複数の吐水部のそれぞれに対する前記機能水の供給、停止を個別に切り替える流路切替部を更に備える
請求項9の機能水利用機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、機能水利用機器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、機能水噴霧手段が、小便器の除菌のために、液滴化された機能水(霧状の機能水)を小便器のボウル部の表面に噴霧する。この場合、機能水を霧状とすることで、機能水がボウル部の表面に滞留(付着)しやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-227005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、機能水噴霧手段(吐出部)から噴霧された機能水が小便器のボウル部の表面(着水部)に衝突すると、機能水に含まれる有効成分の濃度が大きく低下してしまうことがある。有効成分の濃度が大きく低下すると、機能水によって期待される効果を十分に得ることができない可能性があった。
【0005】
本開示の目的は、着水部に衝突した機能水に含まれる有効成分の濃度の低下を抑えることができる機能水利用機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る機能水利用機器は、機能水を生成する生成部と、前記機能水を吐水方向に吐出する吐水部と、前記吐水部から吐出された前記機能水が衝突する着水部と、を備える。前記着水部のうち、前記吐水方向において前記吐水部に最も近い箇所を近接着水部とする。前記吐水方向と前記近接着水部とのなす角度である吐水角度は鋭角である。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、着水部に衝突した機能水に含まれる有効成分の濃度の低下を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る機能水利用機器を示す概略図である。
図2は、同上の機能水利用機器の一例として、小便器を示す斜視図である。
図3は、同上の小便器の概略を示す断面図である。
図4は、同上の機能水利用機器の生成部を示すブロック図である。
図5は、同上の機能水利用機器の一例として、流し台を示す斜視図である。
図6は、同上の流し台の概略を示す断面図である。
図7Aは、同上の流し台の吐水部を示す側面断面図である。図7Bは、吐水部を示す前面断面図である。
図8は、同上の流し台の吐水部を示す下面図である。
図9は、同上の流し台の吐水部を示す前面断面図である。
図10Aは、同上の機能水利用機器の吐水部の変形例を示す断面図である。図10Bは、吐水部の一部を示す斜視図である。
図11は、同上の機能水利用機器の吐水部の変形例を示す断面図である。
図12は、同上の機能水利用機器を示すブロック図である。
図13は、同上の機能水利用機器の一例として、小便器を示す斜視図である。
図14は、同上の小便器を示すブロック図である。
図15は、同上の小便器の制御例を示す図である。
図16は、同上の機能水利用機器の一例として、浴室を示す斜視図である。
図17は、同上の機能水利用機器の一例として、大便器を示す斜視図である。
図18A及び図18Bは、同上の大便器の吐水部の直線移動を示す断面図である。
図19は、同上の大便器の吐水部の変形例を示す断面図である。
図20は、同上の機能水利用機器の吐水部の変形例を示す斜視図である。
図21Aは、同上の機能水利用機器の吐水部の変形例を示す斜視図である。図21Bは、吐水部の吐水口の回転位置を示す平面図である。
図22は、同上の機能水利用機器を示すブロック図である。
図23は、同上の機能水利用機器の一例として、排水口を示す断面図である。
図24は、同上の排水口の一部省略した概略を示す平面図である。
図25は、同上の機能水利用機器の変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態は、一般に機能水利用機器に関する。より詳細に、実施形態は、吐水部から吐出された機能水が着水部に衝突する機能水利用機器に関する。
【0010】
以下、実施形態に係る機能水利用機器について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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