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公開番号2024048848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154977
出願日2022-09-28
発明の名称光導波検出素子、映像レーザーモジュール及びXRグラス
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 6/12 20060101AFI20240402BHJP(光学)
要約【課題】映像のための光源モジュールとアイトラッキングモジュールとを一体化することが可能な光導波検出素子を提供することである。
【解決手段】本発明の光導波検出素子100は、基板10と、基板10上に形成された光導波路層20と、フォトディテクター30と、を備え、光導波路層20は、波長が380nm~800nmの可視光が伝搬する第1光導波路21と波長が801nm~2000nmの近赤外光が伝搬する第2光導波路22とフォトディテクター30の受光面に光を伝搬する第3光導波路23と、を有し、可視光が出射する第1光導波路21の可視光出射口21Aと、近赤外光が出射する第2光導波路22の近赤外光出射口22Aと、近赤外光が反射して戻ってくる第3光導波路23の反射光入射口23Aとは光導波路層20の一端面20Aに配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板上に形成された光導波路層と、
フォトディテクターと、を備え、
前記光導波路層は、
波長が380nm~800nmの可視光が伝搬する第1光導波路と
波長が801nm~2000nmの近赤外光が伝搬する第2光導波路と
前記フォトディテクターの受光面に光を伝搬する第3光導波路と、を有し、
前記可視光が出射する前記第1光導波路の可視光出射口と、前記近赤外光が出射する前記第2光導波路の近赤外光出射口と、前記近赤外光が反射して戻ってくる第3光導波路の反射光入射口とが前記光導波路層の一端面に配置する、光導波検出素子。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記可視光出射口と前記近赤外光出射口の中心距離が0mm~5mmである、請求項1記載の光導波検出素子。
【請求項3】
前記近赤外光出射口と前記反射光入射口の中心距離が0mm~5mmである、請求項2記載の光導波検出素子。
【請求項4】
前記近赤外光出射口と前記反射光入射口とが共通する、請求項3記載の光導波検出素子。
【請求項5】
前記フォトディテクターが前記光導波路層内に形成されている、請求項1記載の光導波検出素子。
【請求項6】
前記光導波路層はニオブ酸リチウムを含む材料で形成されている、請求項1に記載の光導波検出素子。
【請求項7】
前記基板はサファイア基板である、請求項1に記載の光導波検出素子。
【請求項8】
前記フォトディテクターは、第1強磁性層と、スペーサ層と、第2強磁性層が積層された磁気抵抗効果機能を有するスピンフォトディテクターである、請求項1に記載の光導波検出素子。
【請求項9】
前記フォトディテクターの受光感度が、前記可視光に対する感度よりも前記近赤外光に対する感度の方が高い、請求項1に記載の光導波検出素子。
【請求項10】
請求項1~9のいずれかに記載の光導波検出素子と、可視光を出力する可視光レーザー光源と、近赤外光を出力する近赤外光レーザー光源と、を備える、映像レーザーモジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光導波検出素子、映像レーザーモジュール及びXRグラスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
AR(Augmented Reality:拡張現実)グラス、VR(Virtual Reality:仮想現実)グラス等のXRグラスは小型のウェアラブルデバイスとして期待されている。ARグラス、VRグラスのようなウェアラブルデバイスにおいては通常の眼鏡型のサイズに各機能が収まるように小型化されることが普及に対するカギとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2020/0081530号明細書
米国特許出願公開第2020/1050428号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来提案されているARグラス、VRグラス等のXRグラスでは、映像のための光源モジュールと、アイトラッキングモジュールとが別体であるため、小型化が進んでいなかった。また、映像のための光源モジュールとアイトラッキングモジュールとが別体であると、光軸合わせが非常に複雑である。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、映像のための光源モジュールとアイトラッキングモジュールとを一体化することが可能な光導波検出素子、映像レーザーモジュール及びXRグラスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
【0007】
本発明の態様1に係る光導波検出素子は、基板と、前記基板上に形成された光導波路層と、フォトディテクターと、を備え、前記光導波路層は、波長が380nm~800nmの可視光が伝搬する第1光導波路と波長が801nm~2000nmの近赤外光が伝搬する第2光導波路と前記フォトディテクターの受光面に光を伝搬する第3光導波路と、を有し、前記可視光が出射する前記第1光導波路の可視光出射口と、前記近赤外光が出射する前記第2光導波路の近赤外光出射口と、前記近赤外光が反射して戻ってくる第3光導波路の反射光入射口とが前記光導波路層の一端面に配置する。
【0008】
本発明の態様2に係る映像レーザーモジュールは、態様1の光導波検出素子と、可視光を出力する可視光レーザー光源と、近赤外光を出力する近赤外光レーザー光源と、を備える。
【0009】
本発明の態様3に係るXRグラスは、態様2の映像レーザーモジュールがグラスに搭載されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の光導波検出素子によれば、映像のための光源モジュールとアイトラッキングモジュールとを一体化することが可能な光導波検出素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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