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公開番号2024046991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152396
出願日2022-09-26
発明の名称シールドコネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240329BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】
止水のため部品点数を削減することができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】
シールドコネクタ1は、軸線方向に延びる電線11に接続される端子12を保持するハウジング2と、ハウジング2を収容するシールドシェル3と、電線11を挿通させる挿通孔54を形成しハウジング2に取り付けられ電線11とハウジング2の間の止水を行うシール材5とを備え、シール材5は、弾性部材により形成され電線11とハウジング2の間の止水を行う弾性部51と、弾性部51と一体に形成され弾性部材より剛性の高い材料により設けられ、板状を呈し弾性部51の両端にそれぞれ設けられ弾性部51を保持する保持部521を有するホルダ部52と、を備えて構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
軸線方向に延びる電線に接続される端子を保持するハウジングと、
前記ハウジングを収容するシールドシェルと、
前記電線を挿通させる挿通孔を形成し、前記ハウジングに取り付けられ、前記電線と前記ハウジングの間の止水を行うシール材と、を備え、
前記シール材は、
弾性部材により形成され、前記電線と前記ハウジングの間の止水を行う弾性部と、
前記弾性部と一体に形成され、前記弾性部材より剛性の高い材料により設けられ、板状を呈し前記弾性部の前記軸線方向の両端にそれぞれ設けられ前記弾性部を保持する保持部を有するホルダ部と、を備える、
シールドコネクタ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記ホルダ部は、前記挿通孔と同心状に形成され前記電線から離間した位置で前記電線の外周を覆う筒部を有し、
前記弾性部は、前記筒部の内周面と前記電線の外周面の間に形成され前記電線の外周面に当接する第一シール部と、前記筒部の外周面と前記ハウジングの内面との間に形成され前記ハウジングの内面に当接する第二シール部と、を有する、
請求項1に記載のシールドコネクタ。
【請求項3】
前記シール材は、複数の前記電線に対しそれぞれ前記挿通孔を形成し、
前記ホルダ部は、複数の前記挿通孔に対しそれぞれ前記筒部を形成している、
請求項2に記載のシールドコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとして、例えば、特許文献1に記載されるように、電線に取り付けられた端子をハウジングで保持し、取付対象物に対し取り付けて用いられるコネクタが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-044802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなコネクタにおいては、電線の外周にリング状のシール材(防水栓)が装着され、電線とハウジングの間の止水が行われる。ところが、止水のための部品数が多くなるという点で改善の余地がある。例えば、止水部材としてシール材が用いられるが、シール材を保持するための部材として、ホルダが必要となる。ホルダは、シール材において電線の軸方向の前後の位置に設置され、変形しやすいシール材を保持している。このため、止水のために必要な部品が多くなってしまい、部品数を削減しつつ止水が適切に行えるようなコネクタの開発が望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、止水のため部品点数を削減することができるシールドコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るシールドコネクタは、軸線方向に延びる電線に接続される端子を保持するハウジングと、ハウジングを収容するシールドシェルと、電線を挿通させる挿通孔を形成しハウジングに取り付けられ電線とハウジングの間の止水を行うシール材とを備え、シール材は、弾性部材により形成され電線とハウジングの間の止水を行う弾性部と、弾性部と一体に形成され、弾性部材より剛性の高い材料により設けられ、板状を呈し弾性部の軸線方向の両端にそれぞれ設けられ弾性部を保持する保持部を有するホルダ部と、を備えて構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るシールドコネクタによれば、止水のため部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るシールドコネクタの斜視図である。
図2は、実施形態に係るシールドコネクタの斜視図である。
図3は、実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るシールドコネクタのシール材の斜視図である。
図5は、実施形態に係るシールドコネクタのシール材の斜視図である。
図6は、図4のVI-VIにおけるシール材の断面図である。
図7は、図4のシール材における弾性部の斜視図である。
図8は、図4のシール材における弾性部の平面図である。
図9は、比較例における止水性の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、シールドコネクタに関する。図1及び図2は、実施形態に係るシールドコネクタの斜視図であり、図3は、実施形態に係るシールドコネクタを示す分解斜視図である。図4及び図5は、実施形態に係るシールドコネクタのシール材の斜視図である。図6は、図4のVI-VIにおけるシール材の断面図である。図7は、図4のシール材における弾性部の斜視図であり、図8は、図4のシール材における弾性部の平面図である。図9は、比較例における止水性の説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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