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公開番号2024041272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145986
出願日2022-09-14
発明の名称電力管理装置
出願人三浦工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 3/38 20060101AFI20240319BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】再生可能エネルギーを利用して発電しつつ、水素を安定して生成すること。
【解決手段】電力管理装置10は、自然環境と自然環境において再生エネルギーを利用して発電する発電装置9が発電した発電量との関係を示す相関データを記憶する記憶部11と、相関データに基づいて、予想される自然環境で発電装置9が発電する発電量を示す予想発電量を算出する予想発電量算出部12と、水素生成装置7が予想発電量で生成可能な水素の量を示す水素発生量を算出する水素発生量算出部13と、水素消費装置8が過去に使用した水素の量に基づいて、水素消費装置8が必要な水素の量を示す水素必要量を算出する水素必要量算出部14と、水素生成装置6が過去に生成した水素を貯蔵する貯蔵装置7の水素貯蔵量を取得する水素貯蔵量取得部15と、水素発生量と水素必要量と水素貯蔵量とに基づいて、水素生成装置6の運転条件を決定する決定部16と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
自然環境と前記自然環境において再生エネルギーを利用して発電する発電装置が発電した発電量との関係を示す相関データを記憶する記憶部と、
前記相関データに基づいて、予想される自然環境で前記発電装置が発電する発電量を示す予想発電量を算出する予想発電量算出部と、
水素生成装置が前記予想発電量で生成可能な水素の量を示す水素発生量を算出する水素発生量算出部と、
水素消費装置が過去に使用した水素の量に基づいて、前記水素消費装置が必要な水素の量を示す水素必要量を算出する水素必要量算出部と、
前記水素生成装置が過去に生成した水素を貯蔵する貯蔵装置の水素貯蔵量を取得する水素貯蔵量取得部と、
前記水素発生量と前記水素必要量と前記水素貯蔵量とに基づいて、前記水素生成装置の運転条件を決定する決定部と、を備える、
電力管理装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記水素発生量は、所定期間において前記水素生成装置が生成可能な水素の量であり、
前記水素必要量は、前記所定期間において前記水素消費装置が必要な水素の量であり、
前記水素発生量と前記水素貯蔵量との和が前記水素必要量を上回る場合、前記決定部は、前記発電装置が発生した電力に基づいて前記水素生成装置が運転するように、前記運転条件を決定する、
請求項1に記載の電力管理装置。
【請求項3】
前記水素発生量は、所定期間において前記水素生成装置が生成可能な水素の量であり、
前記水素必要量は、前記所定期間において前記水素消費装置が必要な水素の量であり、
前記水素発生量と前記水素貯蔵量との和が前記水素必要量以下である場合、前記決定部は、前記発電装置が発生した電力と電力系統からの電力とに基づいて前記水素生成装置が運転するように、前記運転条件を決定する、
請求項1に記載の電力管理装置。
【請求項4】
前記水素貯蔵量が閾値以下である場合、前記決定部は、前記発電装置が発生した電力と電力系統からの電力とに基づいて前記水素生成装置が運転するように、前記運転条件を決定する、
請求項1に記載の電力管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力管理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
カーボンニュートラルの実現のために、再生可能エネルギーを利用して発電する技術が知られている。また、燃料として化石燃料の代わりに水素を使用することが様々な技術分野において検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-162673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば太陽光発電で発生した電力を利用して水素を生成し、生成された水素をボイラの燃料として使用することにより、二酸化炭素の排出量が格段に抑制される。しかし、太陽光発電の発電量は、天候によって変動する可能性がある。そのため、太陽光発電で発生した電力だけを利用して水素を生成した場合、水素が不足する可能性がある。水素が不足すると、ボイラを安定して稼働させることが困難になる可能性がある。
【0005】
本開示は、再生可能エネルギーを利用して発電しつつ、水素を安定して生成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従えば、自然環境と自然環境において再生エネルギーを利用して発電する発電装置が発電した発電量との関係を示す相関データを記憶する記憶部と、相関データに基づいて、予想される自然環境で発電装置が発電する発電量を示す予想発電量を算出する予想発電量算出部と、水素生成装置が予想発電量で生成可能な水素の量を示す水素発生量を算出する水素発生量算出部と、水素消費装置が過去に使用した水素の量に基づいて、水素消費装置が必要な水素の量を示す水素必要量を算出する水素必要量算出部と、水素生成装置が過去に生成した水素を貯蔵する貯蔵装置の水素貯蔵量を取得する水素貯蔵量取得部と、水素発生量と水素必要量と前記水素貯蔵量とに基づいて、水素生成装置の運転条件を決定する決定部と、を備える、電力管理装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、再生可能エネルギーを利用して発電しつつ、水素を安定して生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電力管理システムを示す図である。
図2は、実施形態に係る電力管理装置を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る電力管理方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[電力管理システム]
図1は、実施形態に係る電力管理システム1を示す図である。電力管理システム1は、アグリゲータ2と、複数の需要家3(3A,3B)と、電力系統4と、通信ネットワーク5と、発電装置9とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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