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公開番号2024041255
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145959
出願日2022-09-14
発明の名称電力装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02M 3/00 20060101AFI20240319BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】従来技術と比較してユーザの利便性を向上できる電力装置を提供する。
【解決手段】バッテリ交換機1(電力装置)は、外部電源と接続される外部電源接続部と、筐体2と、筐体の内部に配置される蓄電部と接続される内部接続部と、外部電源接続部と内部接続部とを接続する電力伝達経路上に設けられる電力変換部73と、筐体2の上面を開閉可能にするアッパーカバー8と、アッパーカバー8が閉じているか否かを検知可能な開閉検知部83と、を備える。電力変換部73は、筐体2の内部において上方に位置する第二の領域32に設けられる。開閉検知部83は、アッパーカバー8の回動軸80の近傍に配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
外部電源と電気的に接続される外部電源接続部と、
筐体と、
前記筐体の内部に配置される蓄電部と接続される内部接続部と、
前記外部電源接続部と前記内部接続部とを電気的に接続する電力伝達経路上に設けられる電力変換部と、
を備え、
前記内部接続部は、前記筐体の内部において第一の領域に設けられており、
前記電力変換部は、前記筐体の内部において前記第一の領域よりも上方に位置する第二の領域に設けられることを特徴とする電力装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記筐体は、前記筐体の上方を向く面を開閉可能に設けられる開閉部を有することを特徴とする請求項1に記載の電力装置。
【請求項3】
前記開閉部は、水平方向に延びる回動軸に対して回動可能に設けられることを特徴とする請求項2に記載の電力装置。
【請求項4】
前記開閉部は、
前記開閉部を閉じた閉状態において、前記筐体の前記上方を向く面に配置され、上下方向を面直方向とする主部と、
前記閉状態において、前記主部と一体的に設けられ、かつ水平方向を面直方向とする延出部と、
を有することを特徴とする請求項3に記載の電力装置。
【請求項5】
前記回動軸は、前記主部に対して前記延出部が設けられる位置と反対側の位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載の電力装置。
【請求項6】
前記開閉部が閉じているか否かを検知可能な検知部をさらに備えることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の電力装置。
【請求項7】
前記開閉部は、水平方向に延びる回動軸に対して回動可能に設けられており、
前記検知部は、前記筐体の内部であって、かつ前記回動軸の近傍に配置されることを特徴とする請求項6に記載の電力装置。
【請求項8】
前記筐体の内部のうち前記開閉部の近傍に設けられ、水平方向に沿って延在する骨組み部をさらに備えることを特徴とする請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の電力装置。
【請求項9】
前記骨組み部は、前記開閉部を閉じた状態において、前記開閉部の先端部よりも前記回動軸側の位置に設けられることを特徴とする請求項8に記載の電力装置。
【請求項10】
前記開閉部を閉じた状態で前記開閉部と互いに係合する一対の係合部材をさらに備え、
一対の前記係合部材のうち一方は、前記開閉部に設けられており、
一対の前記係合部材のうち他方は、前記骨組み部に設けられることを特徴とする請求項9に記載の電力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の電源機器が収容される電力装置が知られている。これらの電力装置では、蓋を開いて、内側の電源機器のメンテナンス等を行う構成が開示されている。
【0003】
例えば特許文献1には、バッテリの充電が可能な電力装置の構成が開示されている。電力装置の下段には、複数のバッテリを着脱可能に収容するスロットが設けられている。電力装置の上段には、バッテリの充放電などを制御する制御装置等が収容されている。特許文献1に記載の技術によれば、各スロットには、バッテリが挿入される挿入口よりも内側に、バッテリの挿脱に応じてスロットに対して回動する扉が設けられている。これにより、バッテリの挿脱を容易に行うことができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/075430号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述のような電力装置において、制御装置等の電源機器が収容される上段には、電源機器等のメンテナンスを行うために下段とは別の蓋(アッパーカバー)が設けられる。アッパーカバーでは、ユーザの利便性を高める為に、例えば天板の一端にヒンジを設け、他端にラッチと係合するストライカなどの固定部を設ける場合がある。従来のアッパーカバーにおいては、ユーザの手前側の先端部(前端部)にストライカ及びラッチが設けられるので、電源機器等を引き出す際に、引き出される電源機器とラッチとが干渉するおそれがあり、メンテナンス性を低下させるおそれがあった。さらに天板の強度を確保するためにアッパーカバーの重量が増加し、ユーザの利便性が低下するおそれがあった。
【0006】
また、アッパーカバーには通常アッパーカバーの開閉を検知するためのスイッチが設けられる。しかしながら例えば外的荷重等により天板が反ると、筐体と天板との間に隙間が生じ、アッパーカバーが閉じているにもかかわらずアッパーカバーが開いているとの誤検知が生じるおそれがあった。したがって、従来技術にあっては、電力装置において、ユーザの利便性を向上する点において改善の余地があった。
【0007】
そこで、本発明は、従来技術と比較してユーザの利便性を向上できる電力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る電力装置(例えば、実施形態におけるバッテリ交換機1)は、外部電源(例えば、実施形態における外部電源500)と電気的に接続される外部電源接続部(例えば、実施形態における外部電源接続部4)と、筐体(例えば、実施形態における筐体2)と、前記筐体の内部に配置される蓄電部(例えば、実施形態におけるバッテリ3)と接続される内部接続部(例えば、実施形態における内部接続部5)と、前記外部電源接続部と前記内部接続部とを電気的に接続する電力伝達経路(例えば、実施形態における電力伝達経路6)上に設けられる電力変換部(例えば、実施形態における電力変換部73)と、を備え、前記内部接続部は、前記筐体の内部において第一の領域(例えば、実施形態における第一の領域31)に設けられており、前記電力変換部は、前記筐体の内部において前記第一の領域よりも上方に位置する第二の領域(例えば、実施形態における第二の領域32)に設けられることを特徴としている。
【0009】
また、請求項2に記載の発明に係る電力装置は、前記筐体は、前記筐体の上方を向く面を開閉可能に設けられる開閉部(例えば、実施形態におけるアッパーカバー8)を有することを特徴としている。
【0010】
また、請求項3に記載の発明に係る電力装置は、前記開閉部は、水平方向に延びる回動軸(例えば、実施形態における回動軸80)に対して回動可能に設けられることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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