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公開番号2024039990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144777
出願日2022-09-12
発明の名称車載用の電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240315BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ボルトを使わず簡単に、相手側コネクタの複数のグランド端子を一括して車体にアース接続する。
【解決手段】筐体1内に収容され、相手側コネクタのグランド端子にそれぞれ接続される複数の端子18を一体に有し、それら複数の端子18を、コネクタハウジング2内の多数のコネクタ端子7のうちの一部として配置したジョイントバスバ10と、筐体1に支持されて車体にアース接続される導電部材と、を備え、ジョイントバスバ10は、導電部材と接続される板状の接続片12を有し、導電部材は、接続片12に弾性接触する弾性接続部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
相手側コネクタが嵌合するコネクタハウジングを外部に向けて有する筐体と、
前記筐体内に収容され、前記相手側コネクタのグランド端子にそれぞれ接続される複数の端子を一体に有し、当該複数の端子を、前記コネクタハウジング内の多数のコネクタ端子のうちの一部として配置したジョイントバスバと、
前記筐体に支持されて車体にアース接続される導電部材と、
を備え、
前記ジョイントバスバは、前記導電部材と接続される板状の接続片を有し、
前記導電部材は、前記接続片に弾性接触する弾性接続部を有する、
車載用の電気接続箱。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記導電部材に、前記弾性接続部として、前記ジョイントバスバの接続片が差し込まれることで当該接続片を挟持する一対の挟持片が設けられている、
請求項1に記載の車載用の電気接続箱。
【請求項3】
前記ジョイントバスバの接続片に凹部が設けられ、
前記導電部材の一対の挟持片の少なくとも一方に、前記接続片の凹部と係合することで、前記接続片の前記一対の挟持片からの抜けを阻止する突起が設けられている、
請求項2に記載の車載用の電気接続箱。
【請求項4】
前記筐体に、前記導電部材を前記筐体の外部から内部に挿入する挿入孔が設けられ、
前記導電部材の前記筐体の内部に挿入される部分の端部に、前記弾性接続部として、前記導電部材が前記筐体の外部から内部に挿入された際に、前記ジョイントバスバの接続片に嵌合する音叉端子が設けられている、
請求項1に記載の車載用の電気接続箱。
【請求項5】
前記筐体の内部に、前記導電部材を前記挿入孔を通して前記筐体の外部から内部に挿入する際に、前記導電部材の挿入端に設けられた前記音叉端子を、前記ジョイントバスバの接続片に嵌合する位置に誘導するガイド部が設けられている、
請求項4に記載の車載用の電気接続箱。
【請求項6】
前記導電部材の前記筐体の外部に位置する部分の端部に、車体に締結されたアースブラケットと弾性接触するバネ部が設けられている、
請求項4に記載の車載用の電気接続箱。
【請求項7】
前記筐体の内部に回路基板が設けられ、該回路基板の接地回路に第2の導電部材の基端が接続され、
前記第2の導電部材の先端に、前記ジョイントバスバの接続片に嵌合する音叉端子が設けられている、
請求項4に記載の車載用の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載用の電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車載用の電気接続箱には、モータ、ランプ、センサなどの各種の負荷に繋がるワイヤハーネスがコネクタ接続されている。各負荷のアース接続は、各負荷ごとに負荷側の位置で行う場合もあるが、例えば電気接続箱に収容されたECU側において集約的に行う場合もある。ECU側において集約的にアース接続を行う場合は、1個のコネクタに各負荷に繋がる複数のグランド端子が配置されることになり、それらのグランド端子を、ECU内の回路基板を介してアース接続することが広く行われている。
【0003】
回路基板のアース接続は、例えば、特許文献1に示すように、回路基板を、車体に固定される導電部材にボルトで締結し、回路基板上の接地回路をボルト及び導電部材を介してボディアースすることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5958761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ボディアースがボルト締結により行われると、作業性が悪く、組み立て工数が多くなり、コストアップになるという問題がある。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単にコネクタの複数のグランド端子を一括して車体にアース接続することのできる電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記を特徴としている。
【0008】
相手側コネクタが嵌合するコネクタハウジングを外部に向けて有する筐体と、
前記筐体内に収容され、前記相手側コネクタのグランド端子にそれぞれ接続される複数の端子を一体に有し、当該複数の端子を、前記コネクタハウジング内の多数のコネクタ端子のうちの一部として配置したジョイントバスバと、
前記筐体に支持されて車体にアース接続される導電部材と、
を備え、
前記ジョイントバスバは、前記導電部材と接続される板状の接続片を有し、
前記導電部材は、前記接続片に弾性接触する弾性接続部を有する、
車載用の電気接続箱。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ボルトを使わず簡単に、コネクタの複数のグランド端子をまとめて車体にアース接続することができる。したがって、作業性の向上と組み立て工数の削減が図れて、コストダウンを実現することができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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