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公開番号2024039704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144269
出願日2022-09-12
発明の名称電子制御装置
出願人日立Astemo株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 9/00 20060101AFI20240315BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】特殊なシールド部材を用いることなく、基板に実装された電子部品等から発せられる電磁波を遮蔽可能な電子制御装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る電子制御装置E1は、コイル部材61の中心軸線Z上に、カバー部材3と一体化されてなる遮蔽部材7が設けられている。このため、コイル部材61が樹脂製のカバー部材3側に配置されていても、カバー部材3に設けられた遮蔽部材7によって、コイル部材61から発せられた磁束Mを遮蔽することができる。これにより、前記従来のように特殊なシールド部材を用いることなく、コイル部材61の磁束Mを遮蔽することが可能となり、電子制御装置E1の製造コストの増大化を抑制することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板固定部を有する金属製のベース部材と、
電子回路が形成され、前記基板固定部に固定される基板と、
前記ベース部材に被せられ、前記ベース部材に固定された前記基板を覆う樹脂製のカバー部材と、
前記基板の前記カバー部材によって覆われる面に実装されたコイル部材と、
前記コイル部材の中心軸線上に前記カバー部材と一体に設けられた金属製の遮蔽部材と、
を備えたことを特徴とする電子制御装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記遮蔽部材は、前記カバー部材の前記コイル部材と対向する側の面に露出するかたちで設けられている、
ことを特徴とする電子制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記遮蔽部材は、前記カバー部材の前記コイル部材とは反対側の面に設けられたラベルである、
ことを特徴とする電子制御装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の電子制御装置であって、
前記基板は、前記コイル部材の近傍を挿通する金属製のスクリュによって前記ベース部材に固定されている、
ことを特徴とする電子制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の電子制御装置であって、
前記基板は、前記コイル部材の近傍において前記スクリュに隣接して配置され、かつ前記基板の前記カバー部材と対向する面に突出するように設けられた金属製の位置決めピンを介して、前記ベース部材との位置決めがなされている、
ことを特徴とする電子制御装置。
【請求項6】
請求項2又は3に記載の電子制御装置であって、
前記基板の前記カバー部材と対向する面であって、前記コイル部材の近傍に、電解コンデンサが配置されている、
ことを特徴とする電子制御装置。
【請求項7】
請求項2に記載の電子制御装置であって、
前記コイル部材の前記カバー部材と対向する端部に放熱材が塗布され、前記放熱材が前記遮蔽部材に接触するように構成されている、
ことを特徴とする電子制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電子制御装置としては、例えば、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
【0003】
この特許文献1に記載された電子制御装置では、プリント基板に実装された外部コネクタが光学的に結合する端子部や当該端子部に光学的に結合された光電変換素子を取り囲むように、シールド部材が配置されている。すなわち、シールド部材によって、電磁波ノイズが遮蔽されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-197435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来の電子制御装置では、特殊なシールド部材を設ける必要があった。このため、かかる特殊なシールド部材の分、電子制御装置の製造コストの増大を招来するおそれがある点で、改善の余地が残されていた。
【0006】
そこで、本発明は、前記従来の電子制御装置の技術的課題に鑑みて案出されたものであり、特殊なシールド部材を用いることなく、基板に実装された電子部品等から発せられる電磁波を遮蔽可能な電子制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、その一態様として、コイル部材の中心軸線上に、樹脂製のカバー部材と一体化されてなる遮蔽部材が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特殊なシールド部材を用いることなく、回路基板に実装された電子部品等から発せられる磁束を遮蔽することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る電子制御装置の分解斜視図である。
本発明の第1実施形態の要部を示す断面図である。
本発明の第2実施形態の要部を示す断面図である。
本発明の第3実施形態の要部を示す断面図である。
本発明の第4実施形態の要部を示す断面図である。
本発明の第5実施形態の要部を示す断面図である。
本発明に係る電子制御装置の他の技術的思想を示す断面図である。
本発明に係る電子制御装置の他の技術的思想を示す断面図である。
本発明に係る電子制御装置の他の技術的思想を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る電子制御装置の実施形態を、図面に基づいて詳述する。なお、下記の実施形態では、本発明に係る電子制御装置を、車載されるトランスミッション用のECUに適用した例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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