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公開番号2024036926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141487
出願日2022-09-06
発明の名称吸気構造
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F02M 35/10 20060101AFI20240311BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】吸気構造において、吸気を複数の気筒に均等に流入させ易くする。
【解決手段】吸気構造Sは、所定の方向において並べて配置されている複数の気筒に向けて吸気を通す吸気ダクト1と、複数の気筒のうち所定の方向における一方側の最も端部側の気筒と他方側の最も端部側の気筒との間の中心に対して一方側にオフセットした位置に設けられており、吸気ダクトから流出した吸気が流入する流入口21、及び、吸気が複数の気筒に向かって流出する複数の流出口を有する吸気マニホールド2と、を備え、吸気ダクトは、第1領域11と、第1領域と流入口とを接続し、吸気を一方側から中心の方へ向かうように流す流路部分を含む第2領域12と、を有し、第2領域が流入口に接続される接続部における一方側の位置において、吸気マニホールドに流れる吸気の障壁となる壁部3が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の方向において並べて配置されている複数の気筒に向けて吸気を通す吸気ダクトと、
前記複数の気筒のうち前記所定の方向における一方側の最も端部側の前記気筒と他方側の最も端部側の前記気筒との間の中心に対して前記一方側にオフセットした位置に設けられており、前記吸気ダクトから流出した前記吸気が流入する流入口、及び、前記流入口から流入した前記吸気が前記複数の気筒に向かって流出する複数の流出口を有する吸気マニホールドと、
を備え、
前記吸気ダクトは、
前記吸気が流れる流路を有する第1領域と、
前記第1領域と前記流入口とを接続し、前記吸気を前記一方側から前記中心の方へ向かうように流す流路部分を含む第2領域と、
を有し、
前記第2領域が前記流入口に接続される接続部における前記一方側の位置において、前記吸気マニホールドに流れる前記吸気の障壁となる壁部が設けられている吸気構造。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記吸気ダクトと前記吸気マニホールドとは別体であり、
前記吸気マニホールドが、前記壁部を有する、
請求項1に記載の吸気構造。
【請求項3】
前記吸気ダクトに接続されており、前記複数の気筒から流出した排気ガスを前記吸気ダクト内に供給するEGRダクトをさらに有し、
前記EGRダクトは、前記吸気ダクトの側面のうち、前記所定の方向における前記一方側の位置に接続されている、
請求項1に記載の吸気構造。
【請求項4】
前記EGRダクトは、前記吸気の流れ方向とは逆向きに傾斜した方向に前記排気ガスを供給する排気ガス流路を有する、
請求項3に記載の吸気構造。
【請求項5】
前記吸気ダクトは、前記第1領域の前記第2領域側とは反対側の端部に接続された第3領域をさらに有し、
前記第3領域の流路の延在方向は、前記第1領域の流路の延在方向と交差している、
請求項4に記載の吸気構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に設けられている吸気構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両には吸気構造が設けられている。特許文献1には、上流端が、吸気マニホールドの四つのシリンダの列設方向における端部に設けられている吸気マニホールドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-188983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示す吸気マニホールドの場合、吸気マニホールドの吸気の流入口が複数の気筒の列設方向における端部に設けられているため、吸気が流入口に近い一方側の気筒に流入し易く、流入口から遠い他方側の気筒に流入しづらくなることで、吸気が各気筒に均等に流入しづらいという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、吸気を複数の気筒に均等に流入させ易い吸気構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様においては、所定の方向において並べて配置されている複数の気筒に向けて吸気を通す吸気ダクトと、前記複数の気筒のうち前記所定の方向における一方側の最も端部側の前記気筒と他方側の最も端部側の前記気筒との間の中心に対して前記一方側にオフセットした位置に設けられており、前記吸気ダクトから流出した前記吸気が流入する流入口、及び、前記流入口から流入した前記吸気が前記複数の気筒に向かって流出する複数の流出口を有する吸気マニホールドと、を備え、前記吸気ダクトは、前記吸気が流れる流路を有する第1領域と、前記第1領域と前記流入口とを接続し、前記吸気を前記一方側から前記中心の方へ向かうように流す流路部分を含む第2領域と、を有し、前記第2領域が前記流入口に接続される接続部における前記一方側の位置において、前記吸気マニホールドに流れる前記吸気の障壁となる壁部が設けられている吸気構造を提供する。
【0007】
また、前記吸気ダクトと前記吸気マニホールドとは別体であり、前記吸気マニホールドが、前記壁部を有していてもよい。
【0008】
また、前記吸気ダクトに接続されており、前記複数の気筒から流出した排気ガスを前記吸気ダクト内に供給するEGRダクトをさらに有し、前記EGRダクトは、前記吸気ダクトの側面のうち、前記所定の方向における前記一方側の位置に接続されていてもよい。
【0009】
また、前記EGRダクトは、前記吸気の流れ方向とは逆向きに傾斜した方向に前記排気ガスを供給する排気ガス流路を有していてもよい。
【0010】
また、前記吸気ダクトは、前記第1領域の前記第2領域側とは反対側の端部に接続された第3領域をさらに有し、前記第3領域の流路の延在方向は、前記第1領域の流路の延在方向と交差していてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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